8月25日(土)、夏季オープン戦3戦目となるマツダブルーズーマーズ戦が九州電力香椎競技場で開催されました。 マツダブルーズーマーズは、近年多くの外国人選手を補強し、毎年ヴォルテクスと接戦繰り広げている相手です。 この試合、両チームにとってトップチャレンジリーグ開幕前の最終プレマッチということもあり、緊張感の漂う中、ヴォルテクスボールのキックオフで試合が始まりました。
開始直後、ヴォルテクスにチャンスが訪れます。 敵陣深くに蹴り込んだキックオフボールを粘り強いDFからターンオーバーに成功。 その後敵陣ゴール前でマイボールラインアウトの機会を得ますが、ボールをキープできず、先制のチャンスを失います。
すると前半14分に試合が動きます。 敵陣22m付近でマツダに連続攻撃を仕掛けられたヴォルテクス。 DFの人数は足りていたものの、相手13番に強引に突破され、最後はウイングに繋がれ先制点を許します。0-7。
前半27分、自陣ゴール前、マツダからラインアウトモールを押し込まれると、その後何度もサイド攻撃を仕掛けられます。ヴォルテクスも低く激しいタックルで密集を固めるも、BKへ展開されまたしても13番に突破され、追加点を奪われます。0-12。 その後もタックルしてはすぐに立ち上がり、粘り強いDF続けるヴォルテクスですが、前半34分にも一瞬の隙からビックゲインを許し、得点を奪われ、0-19で前半が終了します。
後半10分、ヴォルテクスが反撃します。 敵陣ゴール前のマイボールスクラムから中選手がポイントを作ると、FW陣が密集サイドを連続してアタックします。 最後はHO大山選手が2人がかりのDFを押し込みゴールポスト真下へトライ。7-19とします。
ここから追い上げたいヴォルテクスでしたが、後半14分に自陣ゴール前で反則を犯すと、相手のクイック攻撃に反応できずゴール右隅のトライを奪われます。7-24。 更に後半20分にも自陣ゴール前中央からスクラムを押し込まれ、最後は相手8番にトライを許します。7-31。
後半27分、これ以上点差を離されたくないヴォクテクスは、敵陣ゴール前で相手ボールのスクラムを押しこみターンオーバーに成功。 そのボールをすぐにNO.8井上選手が拾いサイド攻撃を仕掛けてトライを奪います。14-31。
試合終了間際の後半40分。 プレーが途切れた時点で試合終了という時間帯の中、敵陣22m付近で連続攻撃を仕掛け続けるヴォルテクス。 相手DFの綻びをうかがいながら、粘り強くボールをキープし続けると、FB加藤選手がクロスプレーからビックゲインに成功、次のフェーズをクイックで展開すると最後は走り込んでボールを受けたキャプテン中選手がゴール右端にトライ。 最終スコア19-31で試合終了となりました。
暑い中、会場へ駆けつけてくださったファンの皆さま、ありがとうございました。 いよいよ2週間後トップチャレンジリーグが開幕します。初戦は9月8日(土)16時、コカ・コーラボトラーズジャパン広島ラグビー場にて、中国電力レッドレグリオンズとの対戦です。 残り2週間、ハードワークを続け開幕までしっかりと準備してまいりますので、引き続き熱い応援よろしくお願いします。