1月20日(土) 宗像サニックスブルース戦 ミクニワールドスタジアム北九州(福岡) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス 宗像サニックスブルース
21   40

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 1 1 0 0 7 21
後半 2 2 0 0 14
宗像サニックスブルース 前半 5 5 0 0 35 40
後半 1 0 0 0 5


後半に追い上げるも前半の失点が響きトップリーグ再昇格ならず

2018年1月20日(土)トップリーグ(TL)入替戦の宗像サニックスブルース戦が福岡県のミクニワールドスタジアム北九州で開催されました。

トップチャレンジリーグ(TCL)の2ndステージ最終戦から4週間。
ヴォルテクスはこのTL入替戦に向けて4週間を無駄にせず、TLチームと戦う準備を行ってきました。

1週間前に決まった、この日の相手はトップリーグ13位の宗像サニックスブルース。
TLレギュラーシーズンは、数試合の接戦を落とし1勝という結果でしたが、TL順位決定戦(13〜16位)では、対戦相手を寄せ付けず全勝の13位でヴォルテクスと対戦することになりました。

TL入替戦に出場するTLチームで、最も強いチームと対戦することになったヴォルテクス。
しかしTL入替戦は一発勝負。1点差でも相手を上回ることができればTLに昇格することができます。

今季最終戦。勝っても負けてもシーズン終了。必然的にウォーミングアップにも熱がこもる選手たち。




1試合目のコカ・コーラレッドスパークス対三菱重工相模原ダイナボアーズの白熱した試合の余韻が残るミクニワールドスタジアム北九州。
宗像サニックスブルースボールで運命のTL入替戦が開催されました。





前半2分。サニックスのスピードあるバックスにギャップをつかれ中央にトライを許し0対7となります。

開始早々トライを許しますが、反撃に転じます。
サニックスのカウンター攻撃を止めたボールを小原選手が奪い取ると、児玉選手が空いてるスペースにボールを蹴り込みサニックス陣深くでヴォルテクスボールのスクラムとなります。

バックスに展開した後、高井副将がゴールラインを超えますがグラウンディングできずトライが認められません。
その後も2・3度とサニックス陣深くに攻め込みますが、ペナルティを犯すと自陣深くまで侵入され16分に2トライ目を許し0対14となります。







アタックの手応えを感じていたヴォルテクス。待望の1stトライは19分に生まれます。
一人一人が力強く突進し連続攻撃で前に出続けた後、ラックサイドのギャップを児玉選手がうまく突きサポートについた小原選手にパスをつなぎトライ!
荒牧選手も確実にゴールキックを決め7対14と差を縮めます。








しかし22分・33分・39分と連続攻撃からサニックスに3連続トライを許し7対35と大量リードされハーフタイムに入ります。








何度も複数のサニックス選手に抱えあげられターンオーバーを許し、攻め込んでもなかなかトライを奪えなかった前半。後半はとにかく先にトライを取って点差を縮め、早い時間に逆転の射程圏内に持って行きたいヴォルテクス。

勝負の後半は、加藤選手をスタートから投入しヴォルテクスボールでキックオフです。










後半は、両チームともに早い時間から選手を入れ替え、一進一退の攻防が続きますが、スコアが動かないまま20分以上が経過します。

後半24分にサニックスに後半の初トライを許し差を広げられますが、29分には連続攻撃から途中出場の山田選手がトライし14対40。

34分には荒牧選手が自陣からステップで相手をかわしてチャンスメイクしたところを磯田選手にキックパスを送りトライ。
荒牧選手が全てのゴールキックを決め21対40となります。










その後も、自陣から展開しサニックス陣深くまで攻め込み会場を沸かせますが、トライが奪えずノーサイド。

後半、特にきつい時間帯でも最後まで諦めずに攻め続けたヴォルテクスの選手たち。
悔しさで涙を見せる選手もいました。

試合会場に応援にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。










今季創設されたTCLで、TL自動昇格のHonda HEATだけでなく、日野自動車レッドドルフィンズはTL入替戦を勝利しTL昇格、三菱重工相模原ダイナボアーズは同点でTL昇格を逃すなど、ヴォルテクスにとっては特に悔しい結果となりました。

今シーズン、川嵜監督の新体制の下、厳しいトレーニングを積んできた選手たち。
来季もTCLでトップリーグ再昇格を目指すことになりました。

今シーズン、ヴォルテクスを応援いただいたファンの皆さま、ラグビー協会はじめ地域関係者の皆さま、選手・スタッフを練習に快く送り出してくれた職場の皆さま、 選手・スタッフをサポートしてくれた家族の皆さま。
皆様の支えがあってヴォルテクスはラグビーに真摯に向き合うことができました。
本当にありがとうございました。

この悔しさを必ず来季につなげて頑張っていきますので、引き続き九州電力キューデンヴォルテクスの御声援をよろしくお願いします。



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