12月10日(日)トップチャレンジリーグ2ndステージ第1節、Honda HEAT戦が三重県のスポーツの杜鈴鹿で開催されました。 1stステージの結果により、ヴォルテクスは2ndステージを勝ち点0からスタート。(Honda HEATは3、日野自動車レッドドルフィンズは2、三菱重工相模原ダイナボアーズは1) 2ndステージを1位通過しTL自動昇格を勝ち取るためには、全てに勝利し、相手と3トライ差以上を付けるボーナスポイントを獲得しなければいけない厳しい状況のヴォルテクス。 この日の対戦相手は、1stステージを全勝で1位通過したHonda HEAT。 昨年度トップリーグから降格しましたが、日本代表選手や外国人選手を多数補強するなど、チーム力はトップリーグ在籍中より確実に上がっています。 1stステージでの対戦は10月22日。敗れはしたものの、スクラムで劣勢に追い込まれる中、粘り強い戦いで後半30分過ぎまでは2トライ差で喰らいついた相手です。 10月に対戦した時は台風上陸前の大雨の中での試合開催でしたが、この日は打って変わって、風も吹かない環境での試合となりました。 コイントスに勝った中鶴主将はボールを選択。 1試合目には日野自動車レッドドルフィンズが三菱重工相模原ダイナボアーズに勝利したグラウンドで、ヴォルテクスボールで試合がはじまりました。
試合開始早々、自陣で展開したあとHonda陣に蹴りこんだボールをHondaのスピードある外国人選手に簡単にラインブレイクされゴール下にトライを許してしまいます。 そして9分には2トライ目、17分にはペナルティゴール、21分には3トライ目を許し0対24とリードを広げられた24分。 小原選手が相手キックをチャージしこぼれ球をキックで転がし自ら抑えてトライ。荒牧選手のゴールキックは外れますが、5対24と差を縮めます。
小原選手のトライで流れが変わったかと思いきや、防戦一方の状況は変わりません。 前半だけでも6トライを許し、5対45でハーフタイムに突入しました。
ハーフタイムでは、まずディフェンスを整備し、そこからリズムを掴んでいこうと意思統一を図ったヴォルテクス。 後半スタートから中尾選手、後半11分には大山・山田・木付選手が交替出場しましたが、Hondaに行った流れを止めることができません。
攻撃の圧力を決して緩めようとしないHondaに後半だけでも7トライを献上し、ヴォルテクスは1トライも返せず5対92で敗れました。
手も足も出なかったヴォルテクス。 自分達の力が出せなかったのか、そもそもHonda HEATの足元にも及ばない力しかなかったのか。 選手・スタッフ共に悔しさを噛み締めながら試合会場を後にしました。 この日の敗戦でTL自動昇格が極めて難しくなったヴォルテクス。 17日にはこの日勝利した日野自動車レッドドルフィンズ、24日には三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦します。 大敗したのは事実。しかし、ここで立て直さなければ同じ失敗を繰り返すことになります。 ヴォルテクスは必ず立て直します。前を向いて日野自動車レッドドルフィンズ戦に向かいます。 17日に最高のパフォーマンスを発揮できるようチーム一丸となって頑張っていきますので、引き続き熱い声援をよろしくお願いいたします。