10月14日(土)トップチャレンジリーグの1stステージ第4節、マツダブルーズーマーズ戦が九電香椎競技場で開催されました。 9月9日に開幕したトップチャレンジリーグもこの日が4節目。 中部電力・中国電力レッドレグリオンズに完勝し、釜石シーウェイブスRFCに逆転勝利し3連勝のヴォルテクスは、3週間のトレーニング期を挟んでこの日の試合に臨みました。 相手はマツダブルーズーマーズ。昨季のトップキュウシュウリーグでの2度の対戦で、どちらも接戦しており、今季は複数の外国人選手が加入し、力を付けてきています。 その、マツダブルーズーマーズボールで試合は開始されました。
キックオフボールを自陣から攻めるヴォルテクスですが、ターンオーバーされるとマツダ外国人選手のパワフルなアタックを止めきれず、わずか1分でトライを許してしまい、試合開始早々から0対5となります。 直後の5分。ヴォルテクスの反撃です。 ペナルティで得た相手ゴール前ラインアウトからFWがモールを押し込み平田選手がトライ。児玉選手のコンバージョンゴールキックも決まり7対5と逆転に成功します。
しかし、10分にペナルティゴールで7対8と逆転を許すと、15分にはマツダボールのスクラムから簡単にトライを許してしまい、7対15と差を広げられます。
自らの攻撃が継続できず波に乗れていないヴォルテクスでしたが、23分には自陣深くに蹴りこまれたボールを齊藤選手がカウンターを仕掛けます。 小原選手にパスをつなぐと敵を引き付けてフリーの荒牧選手にパスが渡り、ゴール前まで快足を飛ばして最後はタックルを受けながらサポートについた平田選手がトライ。 児玉選手のコンバージョンゴールで14対15と差を縮めます。 そして前半ロスタイムには、自陣から連続攻撃を仕掛け、今季のヴォルテクスらしい連続攻撃でマツダ陣深くにじわりと攻め込み、最後は齊藤選手がトライ。 19対15とリードして前半が終了しました。
リードと言えるほどでもない4点差。後半開始早々からトライを狙うヴォルテクス。 後半2分。マツダのペナルティから得たマツダゴール前のマイボールラインアウトボールをキャッチし、前半の1本目のトライ同様にモールを押し込んで平田選手がこの日3本目のトライ。 左隅からの児玉選手のコンバージョンゴールキックは外れますが、24対15とリードを広げます。 その後も果敢にヴォルテクスは攻めますが、スコアが動かない時間帯が続きます。
後半21分には、長期のリハビリから復帰を果たした早田選手が途中出場し、昨季と変わらないキレキレな動きでヴォルテクスのアタックを勢いづかせます。 待望の追加点は、後半26分。 マツダディフェンスラインのギャップを見逃さなかった荒牧選手がディフェンスラインの裏に出て児玉選手につなぎ、サポートについたこの日途中出場のベテラン浦選手が力強くゴールラインまで走りゴール真下にトライ。 31対15と差を広げます。 その後は、防戦一方となる時間帯が続き、後半ロスタイムにマツダにトライを許し31対20となって試合が終了しました。
雨天も心配される中、たくさんの方に観戦にお越しいただき、ありがとうございました。 TCL開幕から無傷の4連勝となり、TCL1stステージの4位以上と2ndステージ(順位決定戦)の上位グループ入りが確定し、トップリーグ昇格に一歩近づいたヴォルテクス。 勝ち点は累計で18となり、同じく4連勝のHonda HEAT、日野自動車レッドドルフィンズ、三菱重工相模原ダイナボアーズに次いで4位となりました。 次戦は10月22日(日)、同じく4連勝で圧倒的な強さを見せるHonda HEATと三重県の三重交通G スポーツの杜 鈴鹿で戦います。 その後も、三菱重工相模原ダイナボアーズ、日野自動車レッドドルフィンズ、そしてこの3チームとの2ndステージ3連戦と、いよいよヴォルテクスの真価が問われる試合が続いていきます。 ヴォルテクスの今季の目標は「公式戦全勝でトップリーグ昇格」です。 1戦必勝で戦い続けますので、引き続き熱い声援をよろしくお願いいたします。
皆さまこんにちは。bWの井上です。 今回のマツダ戦はホーム香椎競技場での試合という事もあり、たくさんの方々に応援に来て頂き本当にありがとうございました。 快勝とはいかなかったものの、香椎で勝利出来た事は良かったです。 今回の試合で出た課題をクリアして、次のHonda戦に向けてチームで準備したいと思います。 TCL開幕から早くも4試合。1stステージも残り3試合となり、これからの試合はいずれも上位チームとの戦いになります。これまで以上に厳しい試合になりますが、一戦必勝の気持ちで戦い、皆さんに良い報告が出来ればと思います。 最後に、これからの季節、肌寒くなりますのでお身体にはお気を付け下さい。そしてこれからも、ヴォルテクスに熱い応援よろしくお願いします。