8月9日(水)、夏季オープン戦2戦目となるニュージーランドの強豪チーム オークランド代表戦がコカ・コーラさわやかグラウンドで開催されました。 この試合は、「Dream Rugby 福岡」が、2019ラグビーワールドカップを盛り上げよう、またニュージーランドオールブラックスの事前キャンプ地として福岡に来てもらうことを目的に、今年で姉妹都市締結31年目を迎えた福岡市とオークランドのラグビー交流の一環でマッチメイクされました。 オークランド代表はスーパーラグビー経験者や各年代の代表クラスに選出されているレベルの高い選手がたくさん在籍し、先日開催された宗像サニックスブルース戦でも密集の激しさや個々の突破力ででトップリーグチームを打ち破った強豪チームです。 もちろん相手は全員が外国人選手。トップリーグやトップチャレンジリーグには一試合で7人以上も選手登録するチームが珍しくない今、ヴォルテクスにとっては申し分ない相手です。 前半はコカ・コーラレッドスパークスが対戦し、後半はヴォルテクスが対戦する変則マッチとなりました。 ウォームアップ前から試合直前まで、選手の緊張感はいつも以上。 時折、雨が激しく降る天候の中、オークランド代表ボールのキックオフで試合が始まりました。
夏季オープン戦1戦目では、アタックのミスからリズムを掴めなかったヴォルテクス。 この日のアタックは、選手一人一人が外国人選手に臆することなく100%の激しさと力強さでオークランド代表のデイフェンスの壁をこじ開けようと奮闘します。 また、デイフェンスでも、味方と連携を図り穴を作らず、激しいタックルで相手のミスを誘う絶好のゲーム展開となります。
そして、待望の先制点はヴォルテクス。 右スクラムからのアタックでゴール前に出来たラックのボールを新人の山田選手が持ち込みトライ! 松下(真)選手がコンバージョンゴールを決め7対0とリードします。
20分を過ぎたところで、リザーブ選手を投入してからも、ヴォルテクスペースは変わらず、オークランドゴール前ラインアウトでモールを形成したヴォルテクスはモールを押し込み前進し、モールサイドのディフェンスが手薄になったチャンスを見逃さなかった平田選手が勢いよくサイドを突破し、サポートについた磯田選手にパスをつなぎ連続トライ!松下(真)選手がゴールをきっちり決めて14対0でノーサイドとなりました。
この試合、「必勝」を掲げ試合に臨んだ川嵜監督は、試合後の選手たちに「今日出来たことを失わないこと。一試合ずつ成長していこう」と伝えました。 試合を開催するにあたりご尽力いただいたDream Rugby福岡の田中会長はじめ実行委員の皆さま方、ラグビー協会関係者の皆さま方、オークランド代表の皆さま方、また雨の中観戦にお越しいただいた皆さま方、本当にありがとうございました。 次戦の夏季オープン戦3戦目は8月15日(火)に清水建設ブルーシャークスと九電香椎グラウンドで対戦します。 引き続き応援よろしくお願いいたします。
オークランド戦は平日また雨の中にもかかわらず、グランドでたくさんの応援ありがとうございます。 FLの平田です。 9月から始まるトップチャレンジリーグを前に、オークランド相手に40分間攻め続けるという 目標を掲げ試合に臨み、結果14?0で勝つことができました。 勝ったからこそ見える課題もあり、得た課題を日々の練習で修正していきたいと思います。 個人としては久しぶりの試合で、チームが逞しくなったと感じたと同時に自分自身のパフォーマンスに焦りも感じました。若い世代が台頭してきてますが、まだまだ負ける訳にいきません。 結果が全て。グラウンドでは本気で戦います。 次戦の清水建設も平日ですが、香椎競技場でお待ちしています。 引き続き、皆さまの熱いご声援をよろしくお願いします。