7月29日(土)、夏季オープン戦1戦目となる宗像サニックスブルース戦がサニックス玄海グラウンドで開催されました。 春季オープン戦後も、香椎G・夏合宿でハードトレーニングを積んできたヴォルテクス。 怪我で春季オープン戦に出場できず今季初出場となった高井副将・仲西・廣畑・荒牧・正海・松下(彰)・松下(真)の頼りになる7選手がメンバーに名を連ねました。 この時期に自分たちのレベルを見極めるには、昨季トップリーグを7勝して11位となった宗像サニックスブルースさんは絶好の相手です。 強い日差しが照りつける蒸し暑い真夏の空の下、トスに勝った中鶴主将は陣地を選び、サニックスボールのキックオフで試合が始まりました。
前半5分、自陣マイボールスクラムでプレッシャーを受けターンオーバーされたボールを、サニックスに左右に展開され、粘り強いタックルを続けましたが、ゴール目前まで前進されたサニックスFWの突進を止めきれず先制トライを許し、0対5とリードされます。 続く9分、またしてもサニックスに連続攻撃を許し、自陣インゴールにキックで転がされたボールを齊藤選手が真っ先に追いかけますが、ボールがアンラッキーなバウンドをしサニックスに抑えられ連続トライを許し0対10となります。
差を縮めたいヴォルテクスは、時折テンポ良いアタックを見せますが、ノッコンで自らチャンスをつぶしてしまいます。 何度も攻め込まれながらも無失点で切り抜いてきた38分。 自陣でのサニックスボールラインアウトから、オフロードパスをつながれ、ゴール中央にトライを許し0対17で前半を終了しました。
後半は両チームともに多くのメンバーを入れ替えてスタート。 6分には、サニックス陣深くのラインアウトモールから右に展開し、荒牧選手がインゴールにキックで転がしたボールを加藤選手が押さえ待望の初トライ。5対17と点差を縮めます。 連続トライを狙うヴォルテクスでしたが、14分に園中選手がキックチャージしたボールがサニックスに渡り、相手選手の個人技で約50mを走りきられトライを許し5対24とリードを広げられます。
しかし、18分にはヴォルテクスFWがラインアウトモールを押し込み佐藤選手がトライ。 荒牧選手がコンバージョンゴールを決め12対24となります。 その後も一進一退の攻防を繰り広げますが、ヴォルテクスはトライを奪えず12対24で試合は終了しました。
宗像サニックスブルースの皆さま、非常に暑いにも関わらず観戦にお越しいただいた皆さま。ありがとうございました。 試合後に川嵜監督は、ディフェンスや選手の頑張りには一定の評価を与えたものの、「アタックは自滅するプレーが多かった。8月も試合は続くが、同じことを繰り返している時間はない」と選手たちに伝えました。 次戦は8月9日(水)16時50分頃からニュージーランドのオークランド州代表とコカ・コーラレッドスパークスさんのホームグラウンドでもある福岡市東区のさわやかグラウンドで40分1本の試合(※)を行います。 (※)オークランド州代表 vs コカ・コーラレッドスパークス(前半)・キューデンヴォルテクス(後半) 夏季オープン戦は残り3試合。 9月9日(土)のトップチャレンジリーグ開幕戦に向けた準備を進めていきますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
いつも応援ありがとうございます。サニックス戦SOで出場した松下真七郎です。 夏合宿後初の試合でしたが、サニックスさんの激しいプレッシャーと自チームのミスによりATを継続することができず、敗戦となってしまいました。チームとしても個人としても課題の残るの試合となりました。開幕まで約1ヶ月、日々の練習で課題を克服していきたいと思います。これから炎天下での試合が続きますが、ヴォルテクスの応援よろしくお願いします。