6月17日(土)、春季オープン戦4戦目となるマツダブルーズーマーズ戦が九電香椎競技場で開催されました。 当試合は、コカ・コーラレッドスパークス戦から、リコーブラックラムズ、マツダブルーズーマーズと3週連続の試合となり、春季オープン戦の最終戦でもあります。 「春シーズンで一番の試合をしよう」と選手に伝えた川嵜監督の言葉にもあるように、3戦の反省を生かし春シーズンの集大成にしたいヴォルテクス。 コイントスに勝った中鶴主将は風上を取り、マツダブルーズーマーズボールで試合が開始されました。
先制点はマツダブルーズーマーズ。 5分に外国人選手に突破を許しトライを奪われます。 しかし、ヴォルテクスも反撃に転じます。 マイボールスクラムで得たフリーキックを、bWで出場した木付選手がマツダ陣形が整わないうちにクイックスタートし、前に出たところを、BKに展開し加藤選手が5人を抜き去りトライ。7対5と逆転します。
27分・30分には連続攻撃からマツダにトライを許し7対17となりますが、33分にはまたしても加藤選手が個人技でトライを取り14対17となります。 その後、前半終了間際にマツダにトライを奪われ、14対22とリードされて前半を折り返します。
リードされ迎えた後半は、開始からヴォルテクスのギアが上がります。 6分に連続攻撃から鋭く縦を突いた末藤選手がトライ。 18分には同じく連続攻撃から縦を突いた磯田選手がトライ。 23分には吉田選手が力強くトライ。 25分には児玉選手がトライと4連続トライを奪い、40対22と大きくリードを広げます。
その後、マツダに2トライを許し40対34と点差を縮められますが、終了間際の自陣深い位置でターンオーバーしたボールをBKに展開し、吉田選手が走りきりトライ。 45対34で試合は終了しました。
春シーズンの4試合。怪我選手を省く全選手にバランス良く出場機会を与え、選手の経験値を高めることができたヴォルテクス。充実した春シーズンとなりました。 マツダブルーズーマーズの皆さま、応援にお越しいただいた皆さまありがとうございました。 ヴォルテクスは1週間のオフをはさみ、夏合宿に向け準備を進めていきます。
暑い中、ご声援ありがとうございました。 マツダブルーズーマーズ戦に出場したフッカーの佐藤です。 春季オープン戦を締めくくる重要な試合でしたが、ミスやペナルティーが多く、課題が残る試合となりました。ラグビーは、どちらがよりミスを少なくするか、どちらがよりペナルティーをしないかの勝負でもあると思います。 これから始まる夏合宿や日々の練習で、ミスが少なくなるよう、ペナルティーが無くなるよう、チームとしても個人としても励みたいと思います。 春シーズン応援いただき誠にありがとうございました。今後ともご声援いただきますよう、宜しくお願い致します。