5月20日(土)、春季オープン戦の初戦となるセコムラガッツ戦が九電香椎競技場で開催されました。 今シーズン初戦のヴォルテクス。相手は2年前から練習試合の打診を受けていたセコムラガッツ。ヴォルテクスよりも早くTLを経験し、2005年にはトップリーグ入替戦で対戦。 その後、チーム強化の中止を経て低迷した期間がありながらも、昨季から会社の「シンボリックチーム」として再度強化していくことが決まったチームです。 ヴォルテクスは川嵜新監督の下、トレーニング開始し約2ヵ月半。ウエイトトレーニングとフィットネストレーニングで鍛えられ、例年になく良いコンディションの選手たち。 日差しが強いホームの香椎Gで14時にセコムラガッツボールのキックオフで試合が開始されました。
開始早々、自陣からBKに展開し、フルバックの吉田選手が力強くラインブレイクしハーフライン付近まで持ち込んだボールを、児玉選手が裏に転がしゴール前のマイボールラインアウトとなります。 そのボールをこの日スタンドオフに入った中鶴主将がゴール目前まで激しく突進し、次の攻撃で児玉選手からボールをもらった小原選手がゴールポスト真下にトライ。 開始1分に幸先良くトライを決めます。
その後、ヴォルテクスは激しいタックルを重ねるもセコムラガッツに4・16分とトライを許し逆転されます。
しかし、24分に齊藤選手がトライを取り返すと、28分には自陣からパスをつないで松永選手がトライ。 33分には末藤選手のラインブレイクから齊藤選手がトライ。 38分にも自陣から齊藤選手が走りきってトライ。 40分には連続攻撃から島選手がトライし5連続トライ。 前半6本のトライを児玉選手が全てゴールキックを成功させ、42対12と大きくリードして前半を終了しました。
後半開始から大山・山下・中村・本村選手が入れ替わり、3分には平田選手のラインブレイクから連続攻撃でセコム陣深くまで攻め込み途中出場の大山選手がトライ。 10分にはラインアウトから島選手が裏に出たところをサポートした池田選手がトライ。 14分にも連続攻撃から島選手がトライし59対12となります。
その後、スコアが動かない時間が続きますが、34分に吉田選手が相手4人を吹き飛ばす力強いランニングにサポートした大山選手がトライ。 40分にはラインアウトのこぼれ球を拾った中村選手がゴールラインまでそのまま走りきりトライ。 69対12で初戦を勝利しました。
5月27日(土)の九電スポーツフェスタを挟んで、次戦は6月3日(土)にコカ・コーラレッドスパークスとさわやかGで対戦します。 引き続き皆さまのご声援をよろしくお願いします。
〜慣れないポジションでも有効なアタックを見せた末藤選手のコメント〜 センターで出場した末藤です。 センターをするのは、8年ぶりで、九電では初めてでした。 試合もコンタクトやランニングなどで、センターを楽しむことが出来ました。ただパスに課題が残りましたので、今後、センターで出場する場合は改善したいと思います。 新体制の初戦を勝つことが出来て、良いスタートが切れたと思います。 今年のチームはオープン戦、トップチャレンジリーグ全勝でトップリーグ昇格を目標としています。 次のオープン戦のコカコーラに勝てばチームの勢いは更に増すと思うので、試合までに良い練習をし続けたいと思います。