1月28日(土)トップリーグ入替戦 (対近鉄ライナーズ) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス 近鉄ライナーズ
0   47

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 0 0 0 0 0 0
後半 0 0 0 0 0
近鉄ライナーズ 前半 4 3 0 0 26 47
後半 3 3 0 0 21



九州電力キューデンヴォルテクス出場選手
1 徳永 一斗 → 池田 圭治
2 佐藤 孝樹 → 大山 貴弘
3 小野田 寛文 → 小柳 和幸
4 浦川 伸太郎 → 浦 真人
5 園中 良寛
6 中村 元気
7 高井 迪郎
8 井上 敬浩 → 小原 渉
9 児玉 大輔 → 中尾 康太郎
10 松下 彰吾
11 磯田 泰成
12 中 憲章
13 下釜 優次 → 島 拓也
14 早田 健二 → 荒牧 佑輔
15 加藤 誠央

近鉄ライナーズに敗戦し、トップリーグ昇格ならず。トップチャレンジリーグ参戦が決定

2017年1月28日(土)トップリーグ入替戦の近鉄ライナーズ戦が大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開催されました。

トップチャレンジ1を1勝2敗の4位という悔しい結果で終えたヴォルテクス。
入替戦に向け気持ちを切り替え、1日1日を無駄にせず2週間のトレーニングに取り組みました。

相手は、トップリーグ13位の近鉄ライナーズ。
強力FWと決定力ある外国人BKを武器にトップリーグを13位で終えたことが信じられないチームです。

トップチャレンジ1の最終節は、この花園で力を発揮できず大敗したヴォルテクス。
昨季のトップリーグ入替戦では、僅か1点差で昇格に手が届きませんでしたが、この試合も1点でも相手を上回ることができれば、4季ぶりのトップリーグ昇格を掴み取ることができます。







澄み切った空と1月とは思えないほど温かい気温の中、風上に陣を取ったヴォルテクスボールのキックオフで試合は始まりました。





前半から近鉄ライナーズの強力なコンタクトプレーに、ディフェンスの時間が多くなるヴォルテクスでしたが、トップチャレンジ1で見せたタックルで何度も激しく体をぶつけます。

そして2度ゴールラインを越えられますが、TMO(テレビジョンマッチオフィシャル:映像による確認)により、トライが認められずピンチを脱します。





しかし、13分にはスクラムを押し込まれ、近場を執拗に攻められた後にワイド展開されたアタックを止めきれず、最初のトライを許し0対7となります。




その後、ヴォルテクスBKのラインブレイクでゴール前まで攻め込みますが、パスがつながらずトライまでつなげることができません。

そして、24・32・39分と前半で4トライを奪われ0対26で大きくリードを許して前半を終了します。




後半早々、ベテランFWの小柳選手と浦選手を投入し近鉄ライナーズ強力FWに対抗しますが、数少ないチャンスに得点を取り切ることができません。














逆に12・19・27分に3トライを許し0対47と大量リードを許します。

32分には自陣ゴール前から磯田選手が独走トライかと思われましたが、近鉄ライナーズの粘り強いディフェンスにトライまで結びつけることができないまま、ヴォルテクスは無得点で試合終了となりました。

トップリーグチームとの力の差を痛感した試合となりました。













応援にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
来季は新たに創設される「ジャパンラグビー トップチャレンジリーグ(参加チームなど詳細は『ジャパンラグビー トップチャレンジリーグ 2017-2018シーズン、参加8チーム決定』へ)」でトップリーグ再昇格を目指すことになります。

今シーズン、ヴォルテクスを応援いただいたファンの皆さま、ラグビー協会はじめ地域関係者の皆さま、選手・スタッフを練習に快く送り出してくれた職場の皆さま、 選手・スタッフをサポートしてくれた家族の皆さま、1年間本当にありがとうございました。
チームは数週間のオフに入りますが、この悔しさを必ず来季につなげて新たなステージで頑張っていきますので、引き続き九州電力キューデンヴォルテクスの御支援・御声援をよろしくお願いします。

〜1年間チームの先頭に立ち続けた中鶴主将のコメント〜

ヴォルテクスファンの皆さま、今季も多くのご支援ご声援、ありがとうございました。
そして、トップリーグ昇格を果たせず、申し訳ございませんでした。

トップリーグ入替戦は、結果のとおり、力不足を思い知らされる試合でした。
「外国人選手がいないから」ということではなく、選手個人のスキルや体力、トップリーグで戦う意識や覚悟といったメンタルの部分、様々な部分がトップリーグチームである近鉄さんに比べ、まだまだ未熟であったと思います。
ここぞ!という場面で、ミスを繰り返し、チャンスを生かすことができませんでした。
原因は、リーダーである私の甘さにあると思います。日頃からゲームに近い雰囲気・激しさ・厳しさを作りあげることができず、アンダープレッシャーでのプレー選択・判断が不十分であった、無意識に体が動くまで意識的に取り組むことができなかったということです。 特に、入替戦では顕著に出てしまいました。

今季は、敗戦した試合後でも多くのラグビー関係者から、「いいチームだね」と言っていただきました。 私自身、どんないいチームであっても、求められるのは結果・成果であり、強いチームがより応援されるものと認識しています。 ただ、人の心を揺さぶるプレーをする仲間たちを尊敬し、そのチームの一員であり、キャプテンであるということを誇りに思います。
だからこそ、このチームで勝ちたかった。そういう思いが強くあります。
来季はこの悔しさを胸に、トップリーグ昇格向けて、精進してまいります。
そして、九電のラグビーをより多くの人に見ていただき、感動してもらいたいです。
今後とも変わらぬご支援ご声援よろしくお願いいたします。



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