2017年1月15日(日)トップチャレンジ1第3節の日野自動車レッドドルフィンズ戦が大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開催されました。 トップチャレンジ1を1勝1敗で迎えた3節目。 この日の相手は2敗で勝ち点0の日野自動車レッドドルフィンズ。 今季、トープイーストリーグを2位通過し、トップチャレンジ2で中部電力・中国電力に圧勝したチームです。 前節でトップリーグ自動昇格の可能性は消滅しましたが、この試合に勝ってトップチャレンジ1を2位通過したいヴォルテクス。 今年一番の寒気という予報も、幸い花園ラグビー場に雪は降らず、前半は風下のヴォルテクスボールキックオフで試合は始まりました。
試合開始早々、下釜選手のハードタックルが炸裂しこの試合もディフェンスから活路を見出そうとするヴォルテクス。 日野自動車陣でのスクラムから井上選手が速攻をしかけますが、パスがつながらずボールを相手に拾われヴォルテクス陣深くに攻め込まれます。 BKが必死に戻ってトライを防ぎますが、9分にはヴォルテクス陣の22mラインアウトから日野自動車のFWにモールを押し込まれた後、モールサイドをつかれトライ。0対7と先制点を許します。
20分にはヴォルテクス陣での日野ボールスクラムからBK攻撃を止めきれず左隅にトライを許し0対14とリードを広げられます。
風下の前半こそ長い時間ボールを保持したいヴォルテクスでしたが、日野自動車陣に入ってはミスをするなど、動きに精彩を欠きます。 前半終了間際にはペナルティゴールを狙われますが、運良く外れ0対14で前半を終了します。
風上の後半は、キックで日野自動車陣に入る機会を増やし、まず1本目のトライを取って波に乗りたいヴォルテクスでしたが、7分には再度モールでトライを許し0対21となります。
点差がひらいてから、怪我から復帰した今季初出場の平田選手やベテランの浦選手を投入しますが、最後まで見せ場を作ることが出来ないまま逆に2トライを追加され0対31で試合は終了しました。
この試合に勝ち、入替戦に向け調子を上げたかったヴォルテクスでしたが、勝ち点を取れず、逆に日野自動車に勝ち点5を与えたため、トップチャレンジ1の順位は1勝2敗の最下位となり、1/28(土)のトップリーグ入替戦の相手がトップリーグ13位の近鉄ライナーズに決定しました。 東大阪市花園ラグビー場で13時から開始されます。 今季最後の試合は、勝てばトップリーグ昇格、引き分けか負ければトップチャレンジリーグ(新設)を決める重要な一戦です。 皆さまの熱い声援をお願いします!
〜長期リハビリから待望の復帰を果たした平田選手のコメント〜 日頃からヴォルテクスを応援いただきありがとうございます。 FLの平田です。 トップチャレンジ1第3節、入替え戦に向けて勝って勢いをつけたかったのですが0-31という、結果となりました。 チーム全員がこの試合を勝ちにいったことは間違いありませんが、少し緩みや綻びがあったことも事実です。 この敗戦から、緩み綻びをチーム全員が気づいてくれることで、今回の結果は入替戦に向けて意味があるものに変わると思っています。 寒さが厳しくなってきましたので、1月28日花園ラグビー場へは暖かい服装でお越しください。 会場での声援が選手の力になりますので、是非会場で力を貸してください。 引き続き、皆さまの熱いご声援をよろしくお願いします。 入替戦必ず勝ちます。