1月9日(月・祝)トップチャレンジ1 (対NTTドコモレッドハリケーンズ) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス NTTドコモレッドハリケーンズ
12   39

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 0 0 0 0 0 12
後半 2 1 0 0 12
NTTドコモレッドハリケーンズ 前半 3 1 0 0 17 39
後半 3 2 1 0 22



九州電力キューデンヴォルテクス出場選手
1 徳永 一斗 → 小蛛@和幸
2 佐藤 孝樹 → 大山 貴弘
3 廣畑 光太朗 → 小野田 寛文
4 浦川 伸太郎 → 浦 真人
5 園中 良寛
6 中村 元気 → 小原 渉
7 高井 迪郎
8 井上 敬浩
9 児玉 大輔 → 中尾 康太郎
10 松下 真七郎 → 松下 彰吾
11 磯田 泰成
12 中 憲章 → 島 拓也
13 下釜 優次
14 早田 健二
15 加藤 誠央

激しいタックルで見せ場を作るも、NTTドコモに敗れ入替戦出場が決定

2017年1月9日(月・祝)トップチャレンジ1第2節のNTTドコモレッドハリケーンズ戦が福岡市のレベルファイブスタジアムで開催されました。

トップチャレンジ1(※トップチャレンジ1についてはこちら)第1節を劇的な勝利で飾り、トップリーグ自動昇格に向け幸先の良いスタートを切ったヴォルテクス。

第2節の相手は、前節で日野自動車レッドドルフィンズ相手に圧倒的な攻撃力を見せつけ大勝した各国代表クラスの外国人選手やスーパーラグビーのサンウルブズでプレーする選手が在籍するNTTドコモレッドハリケーンズ。
昨季、トップリーグ入替戦で敗れ下部リーグに降格しましたがトップリーグレベルの強豪チームです。

ホームのレベルファイブスタジアムでこのチームを迎え撃つヴォルテクス。
ロッカールームの準備、ウォーミングアップともに各人が集中力を上げていきます。

そして14時。ヴォルテクスボールのキックオフで試合は始まりました。










キックオフ直後、反則からヴォルテクス陣深くに攻め込まれますが、前節でも見せたハードタックルが次々と決まり、ボールを奪い返しピンチを脱します。

しかし、スクラムの反則からヴォルテクス陣5mの相手ボールラインアウトモールを止めきれず9分にトライを奪われ、0対5と先制点を許します。










ヴォルテクスは果敢にアタックをしかけますが、相手の激しいタックルとブレイクダウンのボール争奪戦でドコモの外国人選手にプレッシャーを受け、継続して攻め続けることが出来ません。

18分・20分には、ドコモ陣深くに入りこみラインアウトモールでトライを狙いにいきますが、トライまで結びつけることができません。

そして22分には、中盤付近のヴォルテクスボールのスクラムからBKに展開したボールがうまくつながらずにヴォルテクスのBKライン背後にこぼれます。
それを相手選手に拾われゴールポスト真下にトライをされ0対12とリードを広げられます。










その後もトライチャンスを伺うヴォルテクス。
ブレイクダウンでドコモのプレッシャーを受け続け得意の連続攻撃を披露するまで至りませんが、そんな中でもヴォルテクスは負けてはいません。

ボール争奪で体を激しく当て続け、ドコモにもプレッシャーをかけ、ボールを取られては取り返します。

そして30分にはヴォルテクス陣で反則を犯すと、先制トライと同じ位置のラインアウトからトライを奪われ0対17とリードを広げられます。

ヴォルテクスにも焦りの色が見え始めたところで、前半は0対17で終了しました。

前半を終えコンタクトでの手応えを感じているヴォルテクス。
後半に必ずチャンスが巡ってくると中鶴主将・高井副将を中心にハーフタイム中のロッカールームで熱い会話が飛び交います。






後半開始早々に、入社2年目にしてヴォルテクス初スタメンの松下(真)選手がハイボールの競り合いで相手と激しく交錯し退場することになりますが、小原選手と松下(彰)選手が投入されるとアタックのリズムも良くなり前半と比べてもドコモ陣内に攻め込む機会が多くなります。

そして待望のトライは後半11分。
ドコモ陣に入った左スクラムから中鶴主将・高井副将が力強くボールを前に運んだあと、逆目に展開し大外の磯田選手にパスがまわり中央付近にトライ。
惜しくもゴールは入りませんが5対17になります。

その直後、追加点が欲しいヴォルテクスでしたが、この日再三蹴りこまれているハイボールの捕球が出来ず簡単にトライを返されてしまい5対22となります。






20分にはドコモ陣ラインアウトから右に展開し、途中出場の小原選手が前節の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦での逆転トライを彷彿させるパスが加藤選手に渡りトライ。
12対22と点差を縮め、ヴォルテクスサポーターの「GOGOキューデン!」の大声援も最高潮に達します。







その後は、防戦一方となる時間帯が続き、何度も凌ぎきるヴォルテクスでしたが、25分に1PG、35分にはモール、39分には自陣から攻めたボールを奪われトライを許し、12対39で試合終了となりました。

コンタクトシュチュエーションでは相手を圧倒するシーンも多々見られるほど激しく体を当て良い感触をつかめていただけに、反則により自滅した試合内容には悔いが残りました。





この第2節の結果、ヴォルテクスは勝ち点0で、NTTドコモレッドハリケーンズが勝ち点5を獲得したため、
 1位 NTTドコモ :勝ち点10
 2位 三菱重工相模原:勝ち点 6
 3位 ヴォルテクス :勝ち点 4
 4位 日野自動車  :勝ち点 0
となり、ヴォルテクスの自動昇格の可能性は消滅してしまいました。

しかし、次節の日野自動車レッドドルフィンズ戦に必ず勝利し、入替戦に向けて勢いをつけたいところです。

寒い中レベルファイブスタジアムに観戦にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
トップリーグ自動昇格は果たせませんでしたが、残り2試合精一杯戦い抜きますので、引き続き熱い声援をよろしくお願いします。

〜ブレイクダウン・タックルで存在感を示し続ける浦川選手のコメント〜

ロックの浦川です。
先日、寒い中での応援ありがとうございました。

初戦の三菱重工相模原ダイナボアーズに勝利し、チームに勢いがついた状態での二戦目NTTドコモとの対戦、NTTドコモに勝てばトップリーグ自動昇格も視野に入る大事な一戦、チームの雰囲気は「いける」「やれる」「通用する」。 臆した人間は誰もおらず試合に臨みましたが序盤から自分たちのミス・ペナルティで得点を許し、後半持ち返すも残念な結果となりました。

今回の結果により入替戦決定となりますが、まずは3戦目の日野自動車戦に向け気持ちを切り替え、再度勢いをつけるために、隙を造らず最善の準備を行い入替戦に臨みたいと思います。
最後に、ファンの皆さまへ。
いつも応援ありがとうございます。
ヴォルテクスはあの大声援があることで、きつくても、苦しくても、痛くても立ち上り最後まで走ることができます。

入れ替え戦も含め今シーズンはあと2戦。今までにないくらいの大声援でヴォルテクスを鼓舞してください。引き続きよろしくお願いします。



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