1月3日(火)トップチャレンジ1 (対 三菱重工相模原ダイナボアーズ) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス 三菱重工相模原ダイナボアーズ
19   12

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 0 0 0 0 0 19
後半 3 2 0 0 19
三菱重工相模原ダイナボアーズ 前半 1 1 0 0 7 12
後半 1 0 0 0 5



九州電力キューデンヴォルテクス出場選手
1 徳永 一斗 → 池田 圭治
2 佐藤 孝樹 → 大山 貴弘
3 廣畑 光太朗 → 小野田 寛文
4 浦川 伸太郎 → 浦 真人
5 園中 良寛
6 中村 元気 → 小原 渉
7 高井 迪郎
8 井上 敬浩
9 児玉 大輔 → 中尾 康太郎
10 荒牧 佑輔 → 松下 彰吾
11 磯田 泰成
12 中 憲章 → 島 拓也
13 下釜 優次
14 早田 健二
15 加藤 誠央

魂のこもった熱いタックルで三菱重工相模原ダイナボアーズを退け、トップチャレンジ1まずは1勝!

2017年1月3日(火)トップチャレンジ1第1節の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦が東京の秩父宮ラグビー場で開催されました。

トップチャレンジ1(※トップチャレンジ1についてはこちら)は、トップリーグ昇格を狙う4チームで総当りの3試合を行い、1位になればトップリーグへ自動昇格、2〜4位だとトップリーグチームとの入替戦にまわります。

トップキュウシュウリーグを制してから約1ヶ月。
トップチャレンジ1の開幕に向けて、年末年始も連休は取らずにヴォルテクスはトレーニングに励みました。

初戦の相手は、多数の外国人選手を全面に押し出してくる三菱重工相模原ダイナボアーズ。
ヴォルテクスがトップキュウシュウリーグに降格した2014年度シーズンからトップチャレンジ1で2度対戦し、ともに敗れている相手です。

前日にラグビー大学選手権の準決勝が開催された東京秩父宮ラグビー場。
コイントスに勝った中鶴主将は迷わずマイボールを選択し、ダイナボアーズは風上を選択。
1月にしては比較的暖かい晴れ渡った空の下、ヴォルテクスボールのキックオフで試合は始まりました。





試合開始早々から、外国人選手にボールを集めプレッシャーをかけてくるダイナボアーズ。
ヴォルテクスは主導権を渡さないために外国人選手の足元に何度も低いタックルを決めます。

しかし、前半11分には自陣深くに入られたスクラムで、FWに4人の外国人選手が出場するダイナボアーズに押し込まれトライを許し0対7となります。






追いつきたいヴォルテクスは、15分に相手ボールのラインアウトを高井選手が奪いBKに展開し、加藤選手・磯田選手・荒牧選手でゴール目前に攻め込みますが、ボールを奪われヴォルテクス陣深くまで攻め込まれてしまいます。
しかし、この日のヴォルテクスは一人一人のタックルが激しく、例え一人では決めれなくても二人目三人目とパワフルな外国人選手に何度も突き刺さります。

そして0対7のまま前半が終了。

ハーフタイムでは選手が意見を出し合い、後半に向けて修正を図ります。





風上に立った後半は、荒牧選手の有効なキックでエリアを稼ぎ、敵陣で試合を進める時間が長くなります。

そして、後半9分。
敵陣でのラインアウトから途中出場の小原選手・井上選手・廣畑選手がパワフルに近場を攻めた後バックスに展開し、磯田選手がディフェンスラインのギャップに走り込みトライ。荒牧選手のゴールも決まり7対7の同点になります。








続いて20分には、ゴール前のラインアウトからFWがモールを形成し少しずつ前に進み、BKの中鶴主将や磯田選手・下釜選手もモールに入ってゴールラインまで押し切り小原選手がトライ。
惜しくもゴールは外れますが、12対7とこの試合はじめてヴォルテクスがリードをします。






その後もチャンスは続きますが、トライには繋げられません。

そして、33分にはヴォルテクス陣に深くに攻め込まれゴールラインを越えられましたが、加藤選手がボールに手をかけグラウンディングさせずにトライを阻止します。

そのスクラムで、ヴォルテクスの反則から再度ゴール目前での必死の守りを繰り広げますが、ヴォルテクスは止めきれずに右隅にトライを許し12対12の同点となります。
残り時間が短く、成功すると逆転されるダイナボアーズのコンバージョンゴールは、数センチ距離が足りずゴールポストのクロスバーに跳ね返されて失敗。






12対12で残り時間は4分。
勝利を信じて、最後の力を振り絞ったヴォルテクスの攻撃が続きます。
途中出場した中尾選手のテンポ良いパスを受けた早田選手が細かいステップでダイナボアーズ陣深くに攻め込むと、小原選手が空いたスペースを鋭く前に出て芸術的なオフロードパスを加藤選手につなぎ、タックルをされながら手を伸ばしてゴールポスト真下に勝負を決める決勝トライ!ゴールも決まり19対12。





残り時間は20秒。相手ボールキックオフを空中で園中選手がキャッチし、後半40分終了を告げるホーンが鳴るまでボールをキープ。最後は松下選手が外に蹴り出し激戦がノーサイド。

19対12でトップチャレンジ1の初戦を勝利することが出来ました。



新年早々、応援にお越しいただいた皆さまありがとうございました。

この試合でヴォルテクスは勝ち点4を獲得しトップチャレンジ1の第1節終了時点で2位となりました。
次節この日の一試合目に大勝したNTTドコモレッドハリケーンズと福岡市のレベルファイブスタジアムで対戦します。
この試合に勝利すれば、トップリーグ自動昇格が大きく近づきます。
次戦も精一杯戦いますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いします。

〜途中出場ながらMVP級の活躍をした小原選手のコメント〜

いつもヴォルテスクを応援いただきありがとうございます。
FLの小原です。

トップチャレンジ1 初戦の相手三菱重工相模原ダイナボアーズとは、3年連続の試合となり、過去2戦負けている強敵ですが、トップリーグ昇格に向け、絶対に負けられない一戦でした。
試合前ミーティングでは、仲間同士「勝つ!勝てる!!」と言い合い試合に臨みました。

試合序盤から相手の強力な外国人選手に何度も差し込まれる場面も多かったですが、チームが80分間粘り強くアタック、ディフェンスした結果、勝利することができました。

今回勝利出来たのは、試合メンバー23人だけでなく、対策の為時間を費やしてくれたVOLTZメンバー(試合メンバー外選手)、スタッフ、そして応援してくれたファンの皆さま全員が繋がり続けた結果だと感じております。

トップリーグ昇格に向け、まだまだ厳しい戦いが続きますが、これからもヴォルテスクは挑戦し続けます!

次節は1/9 NTTドコモ戦
地元福岡レベルファイブスタジアムでの試合です!

ファンの皆さまの声援が選手の力になります。
ぜひ会場で共に戦いましょう!
よろしくお願いします!!

SQUEEZE ONE!!



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