10月23日(日)、トップキュウシュウリーグ第5節、福岡銀行ブルーグルーパーズ戦が九電香椎競技場で開催されました。 9月24日の中国電力戦に敗れてから4週間。それからも、トップリーグ再昇格を目標にヴォルテクスは徹底してトレーニングを積んできました。 ウォーミングアップ前には雨もあがり、絶好のコンディションの中、福岡銀行ボールでキックオフ。
開始1分、ディフェンスのギャップを見つけた松下(彰)選手が大きくゲインし内側に切れ込んできた加藤選手に渡り、サポートした児玉選手につなぎ中央に先制トライ。 続く5分にも、児玉選手が相手陣に上げたハイボールを自らキャッチし大きく左に展開。磯田選手が快足を見せ左端にトライ。 11分にも右サイドのスクラムから正海選手が大きくゲインし、左に展開して磯田選手がトライ。 16分、左中間スクラムを押し込み近場を執拗に攻め、児玉選手が右中間に力強くトライ。 20分にはラインアウトから左右に展開し松永選手が右端にトライ。 開始20分で31対0と大きくリードします。
28分には福岡銀行にペナルティゴールを許し31対3となりますが、スクラムで終始圧倒し、接点でも一人一人が前に出続けます。
35分、右中間の福岡銀行ボールのスクラムを取り返し展開。最後は相手防御を弾き飛ばすプレーを何度も見せていた井上選手がパワフルな突破でトライ。 36対3で前半を終えます。
前半の開始20分で5トライ、その後の20分で1トライとリズムを崩したヴォルテクス。 ハーフタイムでは選手・コーチングスタッフが細かくディスカッションし、プレーの精度を高めます。 そして後半のキックオフ。 後半スタートから交代出場した大山選手が連続攻撃から中央にトライ。
8分には磯田選手のカウンターからBKに展開し加藤選手がトライ。 11分にはキックオフボールをFWで前進後、バックスに展開し、狭いサイドを突いた児玉選手から島選手にパスが繋がりトライ。 18分には敵陣5mスクラムを押し込みスクラムトライ。
23分、ラインアウトから左に展開し、数的優位になったところを正海選手がラインブレイクし、島選手にパスが繋がりトライ。 次に、相手ラインアウトボールを取り返し、BKに展開。島選手がラインブレイクし、正海選手にパスが渡りトライ。 一つ前のトライと逆のパターンでトライを奪います。 ゴールキッカーは加藤選手に変わりますが、正確にゴールキックを決め続けます。 また、途中出場したリザーブ選手も、しっかり動きチームに勢いを与えます。
33分、またも正海選手のラインブレイクからサポートした大山選手がトライ。 35分には、キックオフボールをBKに展開し加藤選手がラインブレイク。 大外を走った磯田選手に渡り相手を振り切ってトライ。ここからこのトライ含め磯田選手が3連続トライ。 102対3と大勝しました。
前節の中国電力戦での鬱憤を晴らすかのように、縦横無尽に走り回ったヴォルテクス。 次節はトップキュウシュウリーグ 予選リーグ最終節 マツダブルーズーマーズ戦です。 予選リーグの1位突破は極めて厳しくなりましたが、11月からのトップキュウシュウ決勝リーグを1位通過してトップチャレンジ1に進むためにも次戦は負けるわけにはいきません。 この勢いを更に強固なものにし、ヴォルテクスは10月29日(土)のマツダブルーズーマーズ戦に臨みます。 引き続き皆さまの熱い応援をよろしくお願いいたします!
〜頼れるリアルロック、待望の復帰を果たした浦選手のコメント〜 いつもヴォルテクスを応援いただきありがとうございます。 いつのまにか最年長になりました、LOの浦です。 今シーズンは怪我続きで思うようにプレーできない時期が続いておりましたが、やっと戦列に復帰でき、福岡銀行戦では試合ができる喜びを改めて感じました。 個人として満足の行くプレーには程遠いですが、これから待っている厳しい戦いに向けいい準備をすることを心がけたいと思います。 チームとしても今シーズンは苦しい状況が続いておりますが、次節のマツダ戦、その先のプレーオフと負けられない戦いが待っています。 チーム一丸となって「トップリーグ再昇格」に向けもうひと絞りしたいと思いますので、これからも変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。