9月17日(土)、トップキュウシュウリーグ第3節、JR九州サンダース戦が福岡市のレベルファイブスタジアムで開催されました。 この日のメインゲームにコカ・コーラレッドスパークス 対 宗像サニックスブルースのトップリーグ九州ダービーが開催されるということで、 第1試合目としてトップキュウシュウリーグもレベルファイブスタジアムで開催されることとなりました。 福岡を本拠地とするヴォルテクスは、昨季の入替戦以来のレベルファイブスタジアムでの試合ということで、選手・スタッフともに興奮が高まっています。
試合開始直前に激しく降りだす雨。 コイントスに勝ったヴォルテクスボールのキックオフで試合が開始されました。
スクラムで優位に立つヴォルテクスは、試合開始早々敵陣深くに入り込みますが、攻めこみながらもトライすることができません。 再度、攻めこんでもミスをして自陣深くに攻め込まれ、前半9分には相手の10・13番に突破され、最初のトライをJR九州サンダースに許し0対7とリードされます。
そして17分、中鶴主将がDFラインの間をうまく突破し、外側にサポートした下釜選手にパスをつなぎトライ。 難しいコンバージョンゴールを松下(彰)選手が決め7対7の同点となります。 その後、攻めてもトライに結びつけられないヴォルテクスでしたが、前半終了間際の39分に、スクラムからパスを受けた小森選手が空いてるスペースを巧みにつき、サポートに走った磯田選手にパスをつないで中央にトライ。 14対7とリードして前半を終了します。
ハーフタイムで後半に向けての意思統一を図ったヴォルテクス。 後半開始直後、テンポの良いアタックで敵陣深くに入り込みますが、またしてもミスからトライできません。 後半の初得点は後半10分。 ターンオーバーしたボールを受けた松下(彰)選手が空いたスペースにキックし、そのままインゴールで押さえトライ。ゴールも決まり21対7。
雨脚が強くなり、トライを重ねられない時間が続きますが、34分に磯田選手がこの日2トライ目を上げると、37分には中村選手が中央にトライし35対7で試合終了となりました。
次戦、第4節は9月24日(土)に中国電力戦が九電香椎競技場で開催されます。 昨季、中国電力と対戦した2試合は、8点差・11点差で辛うじて勝利していますが、今季の夏季オープン戦では敗れています。 「敵は己の中にあり」強い気持ちを持って自分達のプレーを全て出し切ることに注力したいヴォルテクス。 当日の九電香椎競技場では楽しいイベント盛りだくさんでお待ちしております。 ⇒中国電力戦のイベントについて 皆さまの熱い声援をよろしくお願いします。
〜今季公式戦初登場、頼れる副将 高井選手のコメント〜 いつも熱い応援ありがとうございます。 第3節、久しぶりのレベルファイブスタジアムの試合という事でチーム全員の気持ちが高まる中迎えました。 しかし前半、レフリングが合わず、JRさんの勢いにものまれ、なかなか自分たちのペースをつかめませんでした。 途中出場の私にできることはチームに勢いをもたらすこと、目線を他に向けるのでなく我々に向けることだと思いグラウンドに立ちました。 最後はヴォルテクスのラグビーが少し見えたと思いますが反省点は多いです。 逆に考えるとまだまだ成長ができるという事。チーム全員がそう考える事が大切だと思います。 私自身9ヶ月振りの実戦ではありましたが、いい緊張感で試合に臨む事ができました。 復帰までサポートしていただいたスタッフの方々、生意気でわがままな私についてきてくれるチームメイト、 いつも気持ちよく練習に送り出していただける職場の方々、家族、友人、ファンの方々、全ての方々に感謝します。 本当にありがとうございます。 次節、試合開始とともに、ヴォルテクスのラグビーを魅せたいと思います。 引き続き熱い応援よろしくお願いします。