7月2日(土)、春季オープン戦4戦目となるコカ・コーラレッドスパークス戦が福岡市東区香椎浜ふ頭のさわやかスポーツ広場で開催されました。 コカ・コーラレッドスパークスとは昨シーズン最終戦のトップリーグ入替戦で対戦し同点。 同じ福岡市を本拠地に構える良きライバルチームと言うことで、コカ・コーララグビー部創部50周年を記念した両チームのOB戦や小学生タグラグビー大会が行われ、OBや小学生がグラウンド内を熱く盛り上げました。
そして、メインマッチの12時。 OBが作る花道を通って入場するヴォルテクスの選手たち。 強い日差しが照りつける猛暑の中、中鶴主将は風上を選択し、レッドスパークスボールのキックオフで試合が始まりました。 試合開始早々に敵陣深くでトライを取りに連続攻撃を続けますが、さすがはトップリーグチーム。簡単にトライを取らせてはくれません。 その後も風上を生かしキックで敵陣深くに入るヴォルテクス。 ボールを奪われても強いディフェンスでボールを取り返しトライのチャンスをうかがいます。
そして先制点は前半13分。 裏の空いてるスペースに中鶴選手が蹴ったボールをチェイスした島選手の胸にタイミング良くボールが入りそのままトライ。 5対0とリードします。 その後、反則から自陣深くに入られたピンチを守り切れずトライを許し、37分には敵陣でのマイボールラインアウトからのパスアウトをインターセプトされ、 独走トライを許し5対12とリードされてしまいます。 前半終了間際も自陣深くまで攻め込まれますが、何とか守り切り7点ビハインドで前半を折り返します。
後半は風下となるヴォルテクスは、ミスを減らしボールを保持し続けアタックの時間を増やすことでスコアを重ねていきたいところ。 後半の先制点もヴォルテクスに生まれます。 攻撃を何度も継続したヴォルテクスは、小森選手が相手を引き付け、 ラックサイドを走りこんだ池田選手にパスがつながり、そのまま池田選手が力づくで突破し左手を伸ばしてトライ! 12対12と同点に追いつきます。
その後もボールを保持し連続攻撃を仕掛けるヴォルテクス。 ヴォルテクス1の馬力と突破力を誇る加藤選手が相手を簡単に抜き去り右隅にトライ。 17対12とついに逆転に成功します。 その後はルーキーの徳永・齊藤選手、強力なアタックが持ち味の吉田選手やベテランの本多選手が出場しましたが、レッドスパークスに2トライを奪われ、17対26で試合終了となりました。
春シーズンは4戦全敗となりましたが、2月からハードトレーニングに取り組んできた成果が少しずつ形として見え始めており、 このコカ・コーラ戦は敗戦の悔しさの中にも手応えも大きく感じとることができました。 ヴォルテクスは少しだけ休んだ後、夏合宿で更なるチーム力の強化に努めます。 暑い中、観戦にお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
〜春季オープン戦でFL出場を果たし、コーラ戦でも攻守に安定したプレーを見せた松永選手のコメント〜 フッカーの松永です。 いつも熱いご声援ありがとうございます。 春季オープン戦最終戦、最終戦を勝利で締めくくりたかったが、結果は惜敗。 春シーズンやってきたことができた試合でしたが、結果は惜敗。 惜しい試合ではトップリーグに昇格することはできません。 暑い夏、勝利のため絞り出していきます。 今後とも熱いご声援よろしくお願いいたします。