6月18日(土)に春季オープン戦3戦目となる「第44回九州電力・リコー定期戦(FBS杯)」リコーブラックラムズ戦が九電香椎競技場で開催されました。 東芝ブレイブルーパス戦が中止となり、3週間ぶりのゲームとなったヴォルテクス。 春季オープン戦期間としては久しぶりの試合ということもあり怪我明けの選手も数名がメンバー入りしました。 強い日差しが照り付ける中、試合は14時にヴォルテクスボールのキックオフで試合開始。
序盤は敵陣で試合を進めたいヴォルテクスですが、エリアを取るキックボールの競り合いに負け自陣のディフェンスとなります。 前に出て止めますが、外国人選手に数人が引き付けられた所をうまく大外に展開されノーホイッスルトライを奪われます。 その後のキックオフで敵陣に入り込みたいヴォルテクスでしたが、ダイレクトキックでセンタースクラムとなり、そのスクラムでもペナルティを取られ、 すぐに自陣深い位置でのディフェンスとなります。 ここはしのぎますが、9分にはキックパス、12分にはモールでトライを許し、試合開始早々に21対0と差を広げられてしまいました。
15分にも自陣深くに入られゴールライン越えられますが守り切り、逆に反則で得たボールをセンターライン付近までつないで戻しますが、 不用意なキックで相手にボールを渡し再度攻め込まれます。 前半24分にようやくこの試合で初めて敵陣22mに入りますが、リコーブラックラムズの強いディフェンスに前に出られずターンオーバーされます。 その後も何度か攻め込みますが、トライに結び付けることができません。 そして、30分と40分にトライを奪われ0対35で前半を終えます。
風上となった後半は1本でも多くトライを取り返したいヴォルテクスでしたが、後半開始早々のキックオフボールをキャッチミスし、 前半に続き後半もノーホイッスルトライを取られてしまいます。 その後は中鶴主将の個人技で1トライを返し、途中出場の吉田選手がパワフルなアタックを見せるのが精一杯で7対62で試合終了。
試合後は、FBS杯の閉会式を開催し、株式会社福岡放送様と両チームで交流を図りました。
株式会社福岡放送の足立様はじめ関係者の皆さま方、リコーブラックラムズの皆さま方、ありがとうございました。
〜久しぶりの試合出場で力強いランニングを披露した吉田選手のコメント〜 WTBの吉田です。 いつも応援していただきありがとうございます。 春季オープン戦3戦目となるリコー戦、惨敗でした。 これまでの2試合の課題を修正し挑んだ試合でしたが、攻守ともに自分たちがしたいラグビーをすることができませんでした。 TLのチームでこれから勝たないといけない相手との差を痛感させられる試合となりました。 今回の試合でまた出てきた課題を修正し、春の最終戦であるコーラ戦で再チャレンジしたと思います。 これからも熱いご声援よろしくお願いします。