マツダブルーズーマーズ相手に危なげない勝利!
11月14日(土)トップキュウシュウ決勝リーグ第1節のマツダブルーズーマーズ戦が九州電力香椎競技場で開催されました。 トップキュウシュウリーグを2位通過したヴォルテクス。相手は2週間前にリーグ最終戦で苦戦したマツダブルーズーマーズ。 トップキュウシュウリーグの上位2チームが出場資格を得るトップチャレンジに進むためにも、この試合は絶対に負けられません。 小雨の降る中、ヴォルテクスボールのキックオフで試合が始まりました。 開始6分、3試合ぶりにスタメン出場した新人の磯田選手がハーフライン付近でボールを受け取ると個人技で相手を抜き去りゴール左隅に先制トライ。 試合開始早々、幸先よく5対0とリードします。
このままリードを広げたいヴォルテクスでしたが前日からの雨の影響もあり、追加点を取ることができず逆に12分にマツダにペナルティゴールを許し5対3となります。 その後、自陣深くまで攻め込まれるシーンもありましたが、必死のディフェンスで守り切ります。 そして21分、敵陣ゴール前チャンスのラインアウトからFWが力強く押し込み、最後は今村選手がトライし10対3。 続いて35分、敵陣スクラムからのアタックで下釜選手が前に出てラックにしたボールを小森選手が素早くさばき、小原選手がスピードに乗ってDFラインを切り裂き中央にトライ。17対3とリードを広げます。 その後もマツダ陣深くに攻め込みますが、追加点を奪えず前半を終えました。
後半開始からはマツダの攻めにゴールラインを背にした時間帯が続きます。 ヴォルテクスは何度もしのぎましたがエリアを挽回できず、12分にマツダFWに執拗にモールで押し込まれトライを奪われ17対8となります。 しかし、その後はマツダ陣内深くに攻め込み、18分に相手選手をうまく引き付けた松下(彰)選手から磯田選手に渡り、自身この日2本目のトライで24対8。
25分にはマツダ選手が故意の反則によるシンビン(10分間の一時退場)で数的優位になった際に、3トライを追加し43対8と大きくリードを広げます。 27分:ゴール前ラックから出たボールを小原選手がトライ 31対8 32分:ゴール前密集サイドを今村選手がトライ 36対8 34分:磯田選手の独走にサポートした加藤選手がトライ 43対8 なお、後半32分には長年ヴォルテクスの司令塔として活躍してきた齊藤選手が、大怪我から1年ぶりに復帰を果たし安定したプレーを見せれくれました。 最後はマツダに1トライを許しますが、43対15でノーサイド。 2週間前の対戦時から成長した姿を見せることができました。
お足元の悪い中、応援にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。 次戦はトップキュウシュウ決勝リーグ第2節 中国電力戦が九州電力香椎競技場で開催されます。 こちらもリーグ戦で苦戦した相手です。トップチャレンジ出場に向けて、絶対に負けられない一戦となります。 精一杯戦いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
〜復帰戦として短時間の出場ながらも、貫禄のあるプレーでアタックラインを動かした齊藤選手のコメント〜 いつも暖かいご声援ありがとうございます。SOの齊藤です。 今回、約一年ぶりに実戦復帰することができました。 長いリハビリ期間中、たくさんの方々からのサポートや激励の言葉をいただきました。 本当にありがとうございました。 マツダ戦を終えて、チームも私自身もまた新たな良い一歩を踏み出せたのではないかと感じてします。 この先の戦いが厳しいものであることは間違いありませんが、大きな目標にむけてのチャレンジを楽しみたいと思います。 これからもヴォルテクスへの熱いご声援をよろしくお願いします。