マツダブルーズーマーズを下して予選リーグ2位が確定!
10月31日(土)トップキュウシュウリーグ 最終節(第7節) マツダブルーズーマーズ戦が博多の森陸上競技場で開催されました。 1敗同士で並ぶ両チーム。勝ち点はヴォルテクスの24に対しマツダは25と、1点及びません。2位通過で順位決定戦に進むためには、この試合でマツダに勝たなければならないヴォルテクス。 マツダボールのキックオフで試合が始まりました。 開始早々、マツダの鋭い出足に受け身となったヴォルテクスは、キックオフボールをターンオーバーされたりラインアウトモールで簡単にトライを取られるなど、チームとしての動きがピリッとしません。 早く目を覚まし本来のスタイルを取戻したいヴォルテクスはマツダ陣で連続攻撃をしかけ2度ゴールラインを越えますが、グラウンディングできずトライを取ることができません。 しかしそんな時にこそ頼りになるのが抜群の攻撃力を誇る加藤選手。敵陣で2・3人に囲まれながらも体を回転させながら前進しトライ。5対5の同点となります。
このまま連続トライがほしいヴォルテクスでしたが外国人選手のアタックを止めきれずに、逆にトライを奪われてしまいます。 リードされる嫌な展開が続きますが、またしても加藤選手。下釜選手のチャンスメイクに素早く反応、加速して走りこみ中央にトライ。12対12の同点とします。 続いて前半37分、連続攻撃で相手を崩し最後は小森選手から狭いスペースに走り込んだ平田主将にボールが渡りトライ。 前半終了間際にして17対12とこの試合初めてのリードを奪い、前半を折り返しました。
後半開始早々にもマツダ陣深くに攻めこんだヴォルテクスはペナルティゴールを松下(彰)選手が決め8点差としますが、その直後のキックオフでマツダの外国人2選手の個人技でトライを許し20対19と1点差となります。 リードを広げられない焦りもある中、後半10分ラインアウトからのアタックで一人一人が前に出続け、この日ゲームキャプテンを務めた中鶴主将が4人のタックラーを振り切り右中間にトライ。 松下(彰)選手のゴールも決まり再び8点差となりました。
それからはディフェンスの時間帯が多くなり、反則の繰り返しによるシンビンで一人少ない状況になりましたが残り14人で守り切り、後半終了間際には末藤選手のトライを追加し32対19でノーサイド。 勝ち点5を挙げた結果、予選リーグを2位で終了、11月14日からの順位決定戦に臨むことになりました。
応援にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。 順位決定戦もマツダ・中国電力・サニックスと厳しい試合が続きますが、トップリーグ再昇格に向けて精一杯戦っていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
〜この日2トライ、抜群のアタック力を誇る加藤選手のコメント〜 いつも応援ありがとうございます。 3年目になりました、フルバックの加藤です。 トップキュウシュウ予選リーグの最終戦は、勝つ事は出来たものの、自分自身多くの課題が見つかった試合となりました。 順位決定戦まで2週間あるので、個人スキルの精度を高めていきたいです。 そして、トップリーグチームを倒すために、日頃の練習ではゲームライクを意識し取り組む姿勢から突き詰めていきたいです。 引き続き応援よろしくお願いします。