スクラムやラインアウトで圧倒し第6節を制す
CCW広島総合グランドラグビー場で、トップキュウシュウ予選リーグの最終戦となるマツダブルーズーマーズ戦が14時キックオフで行われました。 前人未到、日本人だけでのトップリーグ昇格を目標に掲げる今シーズン。 決勝リーグに向けて試合に勝つことだけでなく、レベルの高い試合内容も求められる一戦となりました。
雨が降り続ける中、ヴォルテクスボールのキックオフで試合が始まります。 前半、ヴォルテクスは敵陣ゴール前まで攻め込みチャンスを作りますが、マツダの身体を張ったディフェンスでトライを奪えません。 その後も、ミスからピンチとなりペナルティゴールを決められ先制を許します。 しかし、相手のキックをチャージしたCTB中鶴選手がそのままトライを奪い、前半を7-6で折り返します。
前半の悪い流れを断ち切りたいヴォルテクスは後半、スクラムやラインアウトでマツダを圧倒して5トライを奪い、40-9でノーサイドとなりました。 ミスで試合を優位に進められない場面もありましたが、この天候の中でもトライを許さなかったことは決勝リーグに向けて良い結果だと言えます。 次節から、トップチャレンジに向けた決勝リーグがスタートします。 引き続き、皆さんの熱いご声援をよろしくお願いします!
日頃より応援ありがとうございます。CTBの中鶴です。 マツダに勝利し、全勝でトップキュウシュウ予選リーグを一位で通過することができました。 雨というコンディションの中で、自分たちのやるべきプレーを選択し、しっかりと遂行できた試合だったのではないかと思います。 しかしながら、ボールキャリアへのサポートの精度が低く、ペナルティを重ねた場面が多くありました。それにより、攻撃の流れを作りきれなかったことが今回の反省点です。 ペネトレーターである外国人選手がいないチームにとって、攻撃を継続していくことは非常に重要です。また、これからは一つのペナルティが勝敗を分けるような厳しい試合があると思います。 精度の高いプレーを一つ一つ積み重ねて、勝利へと結びつけていきたいです。 今のチームは結果に満足せず、試合で出た課題を全員で意識的に取り組もうとする雰囲気があります。 試合を追うごとに強くなっていきますので、今後も成長し続けるヴォルテクスに注目です! トップキュウシュウ予選リーグを振り返ると、ラストワンプレーで逆転した中国電力戦をはじめ、苦しい試合展開を強いられました。 全勝で終えることができたのは、応援して下さっている皆さんの前では負けられないという気持ちがあったからだと思います。皆さんの声援が選手の力になります。これからも応援よろしくお願い致します。 また、選手がぶつかり合っている2〜3mのところから観戦できますので、是非グラウンドへ足を運んで頂いて、ラグビーを体感してください!