歯車が噛み合わず完敗・・・
試合当日、会場である名古屋市の天候は朝方まで雨が降っていたものの、選手たちが会場へ出発する時間には次第に晴れ間が出てきました。 14時20分、瑞穂公園ラグビー場でトップリーグセカンドステージ第4節、豊田自動織機戦シャトルズがキックオフしました。
風上でスタートしたヴォルテクス。開始早々に相手陣でのペナルティを獲得すると、ラインアウトを選択し、モールからトライを奪います。 コンバージョンは惜しくもポストに当たって外れたものの、5-0とリードし、幸先のいいスタートを切ります。
風上を活かしたゲーム展開に持ち込みたいヴォルテクスですが、前半7分に中盤エリアからキックしたボールをカウンター攻撃され、トライを奪われ5-5の同点となります。 前半13分には、自陣ラインアウトのミスから中央にトライを許すと、25分、31分にもトライを許してしまい、5-22とリードを広げられます。
前半終了間際は相手陣ゴール前まで攻め込むシーンもありましたが、トライまで繋げることができず前半が終了してしまいます。
ハーフタイム、平田監督は、「冷静に自分たちのやるべきプレーをしよう。点差を考えてもまだまだ勝負できる。我慢してフェイズを続けて、一本ずつトライを取っていこう」と選手たちに指示を送ります。 選手たちからも、「難しいプレーは選択せずにシンプルに攻めよう」と前半の反省点を振り返り、後半のグラウンドへと出て行きます。
後半、17点差を追い返したいヴォルテクスですが、相手キックオフのボールをそのままキャッチされると、フェイズを重ねられ、後半開始早々にトライを許してしまいます。続く8分にもトライを奪われ、5-32と点差が更に広がります。 その後、ペナルティからの速攻など、攻めるシーンもありましたが、細かいミスが続きトライに繋げることができません。 後半34分、CTB島選手のトライで2本目のトライを奪いますが、反撃及ばず、結果12ー42でノーサイドとなりました。 第4節を終わって、1勝3敗、勝ち点6のヴォルテクス。年内の試合はこれで終了となりました。
最後になりましたが、瑞穂公園ラグビー場に足を運んでいただき、選手に熱い声援を送っていただいた皆さま、本当にありがとうございました。 第5節は、1月5日、レベルファイブスタジアム(福岡)でリコーブラックラムズと対戦します。 残り3節、厳しい試合が続きますが、全て九州開催での試合となります。是非、会場へ足を運んでいただきヴォルテクスへの熱い応援をよろしくお願いします。