身体を張ったディフェンスでチャンスを作るもミスで自滅・・・
12月8日(日)12:00、鹿児島の鴨池陸上競技場。鹿児島のシンボル「桜島」を横に見ながら、クボタスピアーズのキックオフで試合が開始されました。
前節で今季初勝利を飾り、勢いのあるヴォルテクス。試合を優位に進めるためにも欲しい先制点でしたが、前半5分、ヴォルテクスのキックをキャッチしたクボタの外国人選手を止めることができず、トライを奪われます。0-5。
早い時間帯にトライが欲しいヴォルテクスは、クボタの攻撃に体を張って必死に食い止めます。何度も何度も攻められては前に出るディフェンスでクボタのアタックをはね返し、反撃のチャンスを窺います。
前半11分。自陣ゴール前でヴォルテクスボールのペナルティとなり、ボールを持ったNo.8ルアマヌ選手がクイックで仕掛けます。193cm130kgの大きい体がスピードに乗りクボタに襲い掛かります。タックルに来るクボタの選手をなぎ倒し、ハーフウェイライン付近まで前進したところで右に展開します。最後は、FB加藤選手がステップとハンドオフで2人を抜き去りトライを奪います。ゴールも成功し7-5。
その後も攻め続けるヴォルテクスでしたが、クボタのディフェンスラインを突破することができません。
再びゲームが動いたのは前半30分。クボタの連続攻撃を止めていたヴォルテクスでしたが、自陣でクボタボールのペナルティとなり、ここでクボタはペナルティゴールを選択します。ゴールが決まり7-8と逆転を許します。
前半35分、自陣ゴール前のクボタボールのラインアウトからモールを押し込まれ、トライを奪われます。ゴールも決まって7-15となり前半を折り返します。
ヴォルテクスのキックオフで後半開始。 後半5分、クボタボールのペナルティゴールで追加点を奪われます。7-18。
早く追加点が欲しいヴォルテクスでしたが後半20分、自陣ゴール前のスクラムからトライを奪われます。ゴールも決まって7-25。
後半37分、敵陣22m付近のクボタボールのラインアウトで、クボタのミスからボールを奪います。そこから、ヴォルテクスが速いテンポでボールを動かし、最後は途中出場のFL井上選手がインゴールに飛び込みトライを奪います。ゴールも決まって14-25。
前節で勝利した勢いそのままに臨んだクボタ戦でしたが、悔しい敗戦となりました。 最後になりましたが、鴨池陸上競技場に足を運んでいただき、選手に熱い声援を送っていただいた皆さま、本当にありがとうございました。 次節は西京極陸上競技場(京都)で近鉄ライナーズと対戦します。今季2勝目を挙げるためチーム一丸となって挑みますので、引き続きご声援の程よろしくお願いいたします。
この日、社内で募集したチームテントの手伝いに社員の皆さんが来てくれました。参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
それと、スタンドの応援団に地元のラグビースクールの子供たちが参加してくれました。ラグビー部のOBが指導するスクールの子供たちで、応援団と共に、選手に熱い声援を送り続けてくれました! 本当にありがとうございました!