11月30日(土)NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦(レベルファイブスタジアム) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
38   36

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 2 2 1 0 17 38
後半 3 3 0 0 21
NTTコミュニケーションズ
シャイニングアークス
前半 2 2 1 0 17 36
後半 3 2 0 0 19






No. 氏名(身長/体重/年齢) ポジション No. 氏名(身長/体重/年齢)
1 池田圭治 (178/115/26) FW 1 山口泰生 (178/105/32)
2 佐藤孝樹 (172/105/29) 2 濱田宇功 (180/102/28)
3 廣畑光太朗 (177/112/25) 3 斉藤展士 (185/115/34)
4 進藤猛 (185/101/32) 4 木曽一 (195/108/35)
5 浦真人 (190/107/29) 5 アイザック・ロス (201/111/29)
6 トム・マクベリー (186/106/33) 6 鶴谷昌隆 (186/98/23)
7 小原渉 (180/95/24) 7 小林訓也 (185/105/29)
8 マシュー・ルアマヌ (196/130/25) 8 栗原大介 (182/98/23)
9 小森光太郎 (165/72/25) HB 9 鶴田諒 (174/83/24)
10 齊藤玄樹 (171/74/29) 10 君島良夫 (176/80/29)
11 末藤雅宣 (183/95/29) TB 11 小泉将 (174/80/24)
12 中憲章 (181/90/24) 12 山下大悟 (181/90/33)
13 黒木孝太 (175/85/30) 13 溝口裕哉 (183/90/24)
14 早田健二 (176/82/26) 14 小川優輔 (176/83/24)
15 加藤誠央 (176/85/23) FB 15 沼尻大輝 (178/85/26)
16 大山貴弘 (174/103/28) Re. 16 白隆尚 (176/102/24)
17 小野田寛文 (181/112/29) 17 秋葉俊和 (180/110/31)
18 吉浦利浩 (191/98/29) 18 小野慎介 (181/109/24)
19 井上敬浩 (184/100/26) 19 石神勝 (190/102/32)
20 児玉大輔 (166/73/22) 20 笠原歩 (172/85/30)
21 島拓也 (182/97/26) 21 岡健二 (166/71/31)
22 荒牧佑輔 (177/84/24) 22 佐藤晴紀 (184/92/27)
23 今村光希 (184/125/24) 23 アレサナ・ツイランギ (185/121/32)

九州電力キューデンヴォルテクス入替/交替
種類 時間 背番号
入替 後半 25分 1 → 17
入替 後半 25分 3 → 23
入替 後半 28分 4 → 18
入替 後半 36分 2 → 16
入替 後半 36分 14 → 22

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス入替/交替
種類 時間 背番号
交替 後半 6分 7 → 20
入替 後半 18分 11 → 23
入替 後半 25分 1 → 17
入替 後半 30分 4 → 19
入替 後半 36分 3 → 18

前半得点経過  前半Kick off : NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
前半 チーム 選手 種類 得点
5分 九州電力 齊藤玄樹 PG 3-0
10分 NTTコム 君島良夫 PG 3-3
17分 九州電力 黒木孝太 T 8-3
19分 九州電力 齊藤玄樹 G 10-3
22分 NTTコム 小泉将 T 10-8
23分 NTTコム 君島良夫 G 10-10
29分 九州電力 加藤誠央 T 15-10
30分 九州電力 齊藤玄樹 G 17-10
36分 NTTコム 山下大悟 T 17-15
37分 NTTコム 君島良夫 G 17-17

後半得点経過  後半Kick off : 九州電力キューデンヴォルテクス
後半 チーム 選手 種類 得点
3分 NTTコム 君島良夫 T 17-22
4分 NTTコム 君島良夫 Gx 17-22
15分 九州電力 マシュー・ルアマヌ T 22-22
16分 九州電力 齊藤玄樹 G 24-22
24分 NTTコム アイザック・ロス T 24-27
25分 NTTコム 君島良夫 G 24-29
28分 九州電力 末藤雅宣 T 29-29
29分 九州電力 齊藤玄樹 G 31-29
35分 NTTコム 秋葉俊和 T 31-34
36分 NTTコム 君島良夫 G 31-36
38分 九州電力 荒牧佑輔 T 36-36
40分 九州電力 齊藤玄樹 G 38-36

耐えて、攻めて、今季初勝利!

11月30日(土)12:00レベルファイブスタジアム。少し肌寒い、ラグビーには絶好のコンディションの中、キックオフのホイッスルと同時に熱い戦いの火蓋が切って落とされました。



前半はNTTコミュニケーションズシャイニングアークスのキックオフで試合開始。1stステージを全敗で折り返し、勝つためにはどうしても欲しい先制点。ヴォルテクスはキックを有効に使いながら徐々に敵陣へ。ゲームが動いたのは前半5分、敵陣10m付近でNTTコムのペナルティからSO齊藤選手がペナルティゴールを選択。ゴールが成功し先制点を取ります。3−0。
しかし前半10分、NTTコムにペナルティゴールを許し同点となります。3−3。

ここから意地のぶつかり合い。トライ合戦が幕を開けます。強力FWを擁するNTTコムはラックサイドを執拗に攻めてきますが、ヴォルテクスも体を張って必死に食い止めます。何度も何度も攻められては前に出るディフェンスでNTTコムのアタックをはね返し、反撃のチャンスをうかがいます。
再びゲームが動いたのは前半17分、敵陣22mセンター付近のマイボールスクラムから連続攻撃を仕掛け、最後は右から左に大きく展開しCTB黒木選手がインゴールに飛び込みます。ゴールも決まって10−3。





続いてNTTコムの攻撃。前半22分、自陣10m付近のNTTコムボールスクラムから、鮮やかなサインプレーでヴォルテクスのディフェンスが簡単に突破されトライを奪われます。ゴールも成功して10−10。

次はヴォルテクス。前半29分、NTTコムのキックをキャッチしたSH小森選手が個人技でディフェンスを突破しチャンスを作ります。そこから素早く展開し、最後はFB加藤選手が華麗なステップで3人を抜き去りトライを奪います。ゴールも決まって17−10。

このままリードして前半を折り返したいヴォルテクスでしたが、簡単には思うように試合をさせてくれません。
前半36分、NTTコムの連続攻撃を必死に食い止めますがジリジリ自陣に攻め込まれます。自陣ゴール前、NTTコムボールのラインアウトを起点にトライを許します。ゴールも決まって17−17で前半を折り返します。





ヴォルテクスのキックオフで後半開始。
後半3分、NTTコムの連続攻撃からトライを許します。ゴールは失敗し17−22。
この試合、初めてNTTコムに連続トライを許し悪い流れを予感させる中、その不安をパワーで捻じ伏せる男、No.8ルアマヌ選手が動きます。後半15分、敵陣ゴール前でヴォルテクスボールのペナルティとなり、ボールはルアマヌ選手の足元に。NTTコムのディフェンスに穴を見つけると、ボールを拾い上げ突破を図ります。2人にタックルされながらも、ルアマヌ選手がパワーでトライを奪います。ゴールも決まって24−22。





2点リードとなったヴォルテクスでしたが後半24分、NTTコムボールのスクラムからトライを奪われます。ゴールも決まって24−29。
後半28分、NTTコムのミスボールからヴォルテクスが左に展開し、トライを奪い返します。ゴールも決まって31−29。

一進一退で目が離せない試合展開で残り10分。次のトライをどっちが獲るか? 獲った方に流れが傾くのでは? そんな雰囲気になった後半35分、ヴォルテクスのペナルティからNTTコムがトライを奪います。ゴールも決まって31−36。嫌な時間帯で逆転されてしまいます。





しかし後半38分、ヴォルテクスに最後のチャンスが巡ってきます。NTTコムのキックを、途中交代のFB荒牧選手がキャッチしカウンター攻撃を仕掛けます。左隅のラックから右サイドに大きく展開し、少しずつ前進します。右隅にできたラックから今度は左サイドに展開し、最後はFB荒牧選手がインゴールに飛び込みトライを奪います。
得点は36−36の同点に。左隅からの難しい角度のゴールキック。齊藤選手の蹴ったボールは綺麗な放物線を描いてポストの間を通り抜けゴール成功。38−36と逆転に成功し、試合終了のホーンが。そして、ノーサイドのホイッスルがレベルファイブに鳴り響きます。無邪気に飛び跳ね、抱き合って喜ぶ選手たち、ヴォルテクスファンの居るスタンドからは歓喜の声が! 選手、スタッフ、応援団、そしてヴォルテクスファン、一体となって勝ち取った今季初勝利!
「1勝の重み」「1勝の価値」「1勝の喜び」を感じた試合になりました。




会場までお越しいただき、80分間選手に熱い声援を送り続け、チームを後押ししていただきましたファンの皆さま、本当にありがとうございました!  やっと福岡の地でファンの皆さまに「初勝利」を届けることができました。
しかし、ヴォルテクスの戦いはまだまだ続きます。次節は鴨池陸上競技場(鹿児島)にてクボタスピアーズと対戦します。ヴォルテクスはこの勢いのまま全力で挑みます。引き続き変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。




この日、出場メンバー以外の選手が試合会場に設営しているチームテントの運営を手伝いました。慣れない作業に戸惑う選手たちでしたが、来場いただくファンの皆さまに楽しく観戦いただくために、各自の役割を全うしました。

選手は、試合に出て活躍することを目標に日々努力していますが、メンバーに選ばれなければ別でやるべきことがあります。今後もヴォルテクスは、応援いただくファンの皆さまをなによりも大切にするチームを目指し成長を続けます。


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