2013/6/8(土)13:00 JR九州サンダース戦(九州電力香椎競技場) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス JR九州サンダース
54   14

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 3 2 0 0 19 54
後半 5 5 0 0 35
JR九州サンダース 前半 0 0 0 0 0 14
後半 2 2 0 0 14



〜トップリーグメンバーを賭けたサバイバル激化!〜

ヴォルテクスは、6月8日(土)、ホームの九州電力香椎競技場に「JR九州サンダース」を迎えて、春シーズン3戦目となるゲームに臨みます。応援スタンドには、今日も多くのファンの皆さまをはじめ、会社の方々、OBや部員の家族に駆け付けていただいております。

トップキュウシュウリーグに所属する「JR九州サンダース」は、一昨年のトップチャレンジシリーズにも出場実績があり、近年、強豪大学で活躍する学生トッププレーヤーが多数加入するなど、着実に強化が図られているチーム。
迎え撃つヴォルテクスの出場選手は、チーム力アップはもちろん、翌週に控えるリコー定期戦、8月から開幕するトップリーグへのメンバー入りに向けて、格好のアピール機会となります。

13時キックオフ。平田監督から奮起を促されたメンバーは、キックオフ直後から、気持ちのこもったタックルやブレイクダウンで激しく身体を当てていきます。
前半9分、自陣22mから得たペナルティを、SH児玉選手が早い仕掛けから、敵陣深くキックを蹴り込みます。蹴り返されたキックをキャッチしてカウンター攻撃したLO川嵜選手からCTB山口選手へオフロードパスでつなぎ、最後はトライハンター、FL平田選手がゴールライン越えてトライ。(ゴール成功7−0)




続く前半16分、敵陣ゴール前で、本日優勢のスクラムを選択。CTB中選手が縦に走り込んで、ゲインラインに食い込み、ボールをピックした突貫小僧LO浦川選手のサイドアタックを起点にBKラインへ展開。ライン参加したFB荒牧選手の絶妙な飛ばしパスを受けたWTB安部選手が左隅に飛び込んでトライを奪います。(ゴール不成功12−0)



ヴォルテクス選手たちの気持ちの入ったプレーが続くものの、ラインアウトをはじめとする細かいミスや、相手の気迫のこもったディフェンスに対して、ハンドリングミスが徐々に目立ち始め、加点が出来ない膠着状態が約20分続きます。
ようやく前半35分、敵陣10mマイボールラインアウトから数回のラックフェーズを重ね、SHからパスを受けたSO久木元選手が、ディフェンスギャップを突き、そのまま抜けて中央へトライ。(ゴール成功17−0)前半終了。



後半から数名の選手が交代。期待される注目選手は、身体を張ったプレーで多くの部員を引っ張る体調万全のキャプテン、ご存知、FL松本選手。ボールキャリアーとしてドライブする推進力、ディフェンスラインを崩して攻撃テンポを変える能力、ブレイクダウンでボールに絡むスキルが、早速、後半から威力を発揮します。



後半3分、新人SH児玉選手による持ち前の強気のプレーから速攻を仕掛けます。敵陣10m付近のペナルティから、WTB安部選手の思い切りの良いランニングからラックを重ね、最後は左タッチライン際をBKラインで攻め、SO久木元選手がライン裏に抜けて、FB荒牧選手がトライ。(難しい角度からSO久木元選手がコンバージョンを決め26−0)
波に乗るヴォルテクスは、フォワードとバックスが一体となった攻撃を披露し、5分FB荒牧選手、11分FL平田選手、14分WTB安部選手、後半に入って連続4トライを挙げて47−0とし、一方的な展開となると思われた中盤、JR九州サンダースの反撃に遭います。

後半18分、連続ペナルティを犯し、自陣ゴール前の相手ラインアウトから、モールを組まれ、ブラインドサイドに回り込んだ相手FWにトライを許します。(ゴール成功47−7)
続く後半23分、ヴォルテクスの連続攻撃が続くなか、SHへポジションチェンジした久木元選手がディフェンスに絡まれターンオーバーで攻守が入れ替わります。ヴォルテクスのタックルが外され、相手ボールの動きを鈍らせることが出来ず、最後はオフロードパスでボールをつながれ、連続トライを許します。(ゴール成功47−14)

このままでは終われないヴォルテクス。アタックとディフェンスの両面にわたって、激しくプレッシャーをかけ続けます。残り15分となって入社2年目、毎朝早朝からウエイトトレーニングを重ねてトップリーグ仕様の身体づくりに励む、FL中村選手を投入。
後半40分、敵陣ゴール前、相手ボールスクラムから猛烈なプッシュをかけてターンオーバーし、連続サイド攻撃から最後はFL中村選手がタックルされながらもインゴールに強引にねじ込み、ボールを押さえてトライ。その後、ノーサイド。(ゴール成功54−14)
中村選手は自らの20歳の誕生日に入部初トライを決め、メンバーからも手荒い祝福を受けていました。元気君、おめでとう!(恩師も喜んでいることでしょう!)



試合終了後、平田監督はメンバーを労い、試合内容の評価・反省、次のリコー定期戦に向けての準備を促していました。
ヴォルテクスのメンバーは、厳しいポジション争いによってお互いに切磋琢磨し、トップリーグの出場メンバーとしてファーストジャージに袖を通すことを目指しています。メンバー間の競争によってチーム力を向上させ、誰がメンバーとなってもヴォルテクスとして相応しいパフォーマンスが発揮できるよう、メンバーにおいてはスタッフと力を合わせて、高いハードルを超えて欲しいと願います。



試合後に開催したグラウンド開放デーの様子はこちら

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