1月6日(日)NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦(レベルファイブスタジアム) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス NTTコミュニケーションズ
シャイニングアークス
27   28

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 2 1 0 0 12 27
後半 2 1 1 0 15
NTTコミュニケーションズ
シャイニングアークス
前半 0 0 1 0 3 28
後半 3 2 2 0 25






No. 氏名(身長/体重/年齢) ポジション No. 氏名(身長/体重/年齢)
1 池田圭治(178/107/25) FW 1 山口泰生(178/105/31)
2 佐藤孝樹(170/96/28) 2 濱田宇功(180/101/27)
3 廣畑光太朗(177/112/24) 3 斉藤展士(185/115/33)
4 進藤猛(185/101/31) 4 八藤後裕太(184/99/26)
5 浦真人(190/107/29) 5 馬屋原誠(196/102/37)
6 松本允(170/92/29) 6 栗原大介(181/95/22)
7 端迫雅俊(183/101/32) 7 小林訓也(185/105/28)
8 マシュー・ルアマヌ(196/129/24) 8 トッド・クレバー(193/102/29)
9 小森光太郎(165/69/24) HB 9 岡健二(166/71/30)
10 齊藤玄樹(170/75/28) 10 君島良夫(176/80/28)
11 早田健二(176/82/25) TB 11 小泉将(174/80/23)
12 ドウェイン・スウィーニー(180/95/28) 12 山下大悟(181/89/32)
13 黒木孝太(174/82/29) 13 溝口裕哉(182/85/23)
14 吉永将宏(170/77/32) 14 小川優輔(178/80/23)
15 荒牧佑輔(177/84/24) FB 15 ブラッキン・カラウリアヘンリー(180/95/24)
16 大山貴弘(174/103/27) Re. 16 白隆尚(177/104/23)
17 小野田寛文(181/112/28) 17 秋葉俊和(180/100/31)
18 トム・マクベリー(186/106/32) 18 杉浦直人(186/101/26)
19 吉上耕平(185/100/37) 19 小峰徹也(184/90/26)
20 ジェームス・プライス(166/80/27) 20 鶴田諒(174/81/24)
21 ベン・ジェイコブス(186/96/30) 21 マット・サンダーズ(178/89/24)
22 島拓也(182/96/26) 22 沼尻大輝(178/85/25)

九州電力キューデンヴォルテクス入替/交替
種類 時間 背番号
入替 後半 9分 8 → 18
入替 後半 13分 9 → 20
入替 後半 20分 7 → 19
入替 後半 25分 1 → 17
入替 後半 29分 13 → 22
入替 後半 35分 12 → 21

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス入替/交替
種類 時間 背番号
入替 後半 0分 9 → 20
入替 後半 11分 1 → 17
入替 後半 11分 13 → 21
入替 後半 27分 6 → 19

前半得点経過  前半Kick off : 九州電力キューデンヴォルテクス
前半 チーム 選手 種類 得点
14分 九州電力 早田健二 T 5-0
15分 九州電力 齊藤玄樹 Gx 5-0
22分 NTTコム 君島良夫 PG 5-3
37分 九州電力 荒牧佑輔 T 10-3
38分 九州電力 齊藤玄樹 G 12-3

後半得点経過  後半Kick off : NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
後半 チーム 選手 種類 得点
12分 NTTコム 君島良夫 PG 12-6
15分 NTTコム ブラッキン・カラウリアヘンリー T 12-11
17分 NTTコム 君島良夫 G 12-13
19分 九州電力 早田健二 T 17-13
20分 九州電力 齊藤玄樹 Gx 17-13
24分 九州電力 ドウェイン・スウィーニー T 22-13
25分 九州電力 齊藤玄樹 G 24-13
28分 NTTコム ブラッキン・カラウリアヘンリー T 24-18
29分 NTTコム 君島良夫 Gx 24-18
34分 九州電力 齊藤玄樹 PG 27-18
37分 NTTコム 君島良夫 PG 27-21
39分 NTTコム トッド・クレバー T 27-26
40分 NTTコム 君島良夫 G 27-28


トップリーグ最終節は逆転に次ぐ逆転で大接戦に!


1月6日(日)14:05レベルファイブスタジアム、青空が広がる快晴。8月31日にトップリーグが開幕し、長かったようであっという間だった4カ月間の戦い。とうとう最終節の日を迎えました。バックスタンド半分をエンジ1色に染めたヴォルテクスファンに恩返しするためにも、なんとしてでも勝って終わりたい最終戦。ヴォルテクスのキックオフで熱い戦いの火蓋が切って落とされました。




先制点を取るためにも相手陣内でプレッシャーをかけたいヴォルテクスでしたが、試合開始直後からNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに攻め込まれ、ヴォルテクスは自陣ゴール前に釘付けに。それでも体を張ったディフェンスでトライを阻止し、開始直後から5〜6分続いた攻撃をなんとか凌ぎます。SO齊藤選手・FB荒牧選手の有効なキックで自陣を脱出すると、徐々にヴォルテクスペースに。ゲームが動いたのは前半14分、敵陣22mまで攻め込んだヴォルテクスはラックから出たボールを受けたSO齊藤選手が相手ディフェンスラインの裏に絶妙なキックを蹴ると、走り込んできたWTB早田選手がインゴールに押さえ込んでトライ! ゴールは外したものの、待望の先制点を奪います! 5−0。 前半22分にPGを決められ5−3となりますが、その後は一進一退の攻防が続きます。
再びゲームが動いたのは前半37分、ラックの密集からこぼれたボールにSH小森選手が反応し、敵陣に大きく蹴り込みます。敵陣22m付近を転々とするボールに走り込んできたのはWTB吉永選手。セービングでボールを獲得すると、相手選手に掴まれながらも後ろから走り込んできたFB荒牧選手に繋いでトライ! ゴール成功し、12−3とリードして前半を折り返します。





後半に入り、序盤は両チームともエリア獲得を狙いキックの応酬に。後半、先に得点した方に流れが傾くのでは・・・そう思われた後半12分、NTTコムはヴォルテクス陣内で得たペナルティでPGを選択。これを決められ12−6に。1トライ1ゴールで逆転圏内に詰め寄られると、3分後の後半15分、流れに乗ったNTTコムのアタックを止めることが出来ず、右隅にトライを許します。難しい角度のゴールキックも決められ、この試合初めてリードを奪われます。12−13。
しかし、ヴォルテクスもすかさず反撃に出ます。後半19分、FW・BK一体となってアタックを仕掛け敵陣に入ると、ラックからのボールをBKに展開。FB荒牧選手からのラストパスを受けたWTB早田選手が相手ディフェンスを振り切って左隅に飛び込みトライ!ゴールは惜しくも外したものの、逆転に成功します。17−13。
続く後半24分にはラックの密集からこぼれ出たボールをCTBスウィーニー選手が拾うと、60mを走り切りトライ! ゴールも成功し24−13と突き放します。





後半28分にトライを奪われ24−18と6点差まで詰め寄られますが、34分にはSO齊藤選手がPGを決め27−18と点差を広げ、「勝利」を大きく手繰り寄せます。残り5分、勝利を信じるヴォルテクスファンから「ゴー!ゴー!キューデン!」と力のこもった熱い声援が選手の背中を後押しします。
しかし、後半37分にNTTコムにPGを決められ27−21と6点差、1トライ1ゴールで逆転される嫌な展開に。
残り2分、この6点差を守りきれるか・・・ここからNTTコムの意地の攻撃が始まります。自陣から果敢に攻めてくるNTTコム、体を張って食い止めるヴォルテクス、電光掲示板の時間は刻一刻とノーサイドに近づいていきます。残り30秒、これまでしっかり止めていたヴォルテクスディフェンスに一瞬の綻びが・・・その隙を見逃さなかったNTTコム。ディフェンスラインを突破されると、最後は外国人選手に走り切られトライを奪われてしまいます。
27−26、1点差・・・ゴールキックが入れば逆転・・相手キッカーが蹴ったボールは無情にもポールの間を通過。アシスタントレフリーの2本の旗が上がると、NTTコム側スタンドからは歓喜の声が、ヴォルテクススタンドからは大きなため息が聞こえると同時にノーサイドのホイッスルがスタンドに鳴り響きました。





最終節を「勝利」という形で恩返ししたかっただけに、1点差での敗戦という非常に悔しい、悔し過ぎる結果となってしまいました。 会場までお越しいただき、80分間選手に熱い声援を送り続け、チームを後押ししていただきましたファンの皆さま、本当にありがとうございました!
この試合をもって、ヴォルテクスの2012-13シーズンが終了しました。結果は2勝11敗(12位)と決して満足できるものではないですが、来シーズンもトップリーグの舞台で戦うことができることとなりました。これも、いつもいつも応援していただいているファンの皆さまのおかげと心より感謝しております。ありがとうございました。
来シーズンは更に進化したヴォルテクスのスコアラグビーをお見せできるよう選手・スタッフ一同、精進していく所存です。今後とも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
今シーズン1年間、本当にありがとうございました。




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