10月27日(土) NTTドコモレッドハリケーンズ戦(レベルファイブスタジアム) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス NTTドコモレッドハリケーンズ
19   17

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 2 1 0 0 12 19
後半 1 1 0 0 7
NTTドコモレッドハリケーンズ 前半 0 0 0 0 0 17
後半 2 2 1 0 17






No. 氏名(身長/体重/年齢) ポジション No. 氏名(身長/体重/年齢)
1 池田圭治(178/107/25) FW 1 久富雄一(183/114/34)
2 佐藤孝樹(170/96/28) 2 水山尚範(175/95/30)
3 廣畑光太朗(177/112/24) 3 北島大(175/102/27)
4 進藤猛(185/101/31) 4 ミッチェル・チャップマン(197/110/29)
5 浦真人(190/107/28) 5 土屋鷹一郎(187/95/22)
6 松本允(170/92/28) 6 千布亮輔(182/100/23)
7 吉浦利浩(191/90/28) 7 キムヨンデ(179/98/30)
8 マシュー・ルアマヌ(196/129/24) 8 箕内拓郎(188/106/36)
9 小森光太郎(165/69/23) HB 9 秦一平(152/53/22)
10 齊藤玄樹(170/75/28) 10 伊藤宏明(170/73/36)
11 早田健二(176/82/25) TB 11 渡辺義己(172/81/28)
12 ドウェイン・スウィーニー(180/95/28) 12 金澤良(174/86/31)
13 黒木孝太(174/82/29) 13 清瀬岳大(181/88/27)
14 吉永将宏(170/77/31) 14 平瀬健志(171/81/28)
15 荒牧佑輔(177/84/23) FB 15 ミルズ・ムリアイナ(183/92/32)
16 大山貴弘(174/103/27) Re. 16 緑川昌樹(173/92/24)
17 小野田寛文(181/112/27) 17 許雄(185/115/27)
18 クリス・ジャック(202/112/34) 18 スティーブン・セテファノ(192/110/28)
19 小原渉(180/95/23) 19 吉岡宏樹(187/97/29)
20 ジェームス・プライス(166/80/27) 20 辻埜拓也(168/66/27)
21 ベン・ジェイコブス(186/96/30) 21 宮里尚樹(170/78/32)
22 吉田克也(184/93/26) 22 茂野洸気(170/78/23)

九州電力キューデンヴォルテクス入替/交替
種類 時間 背番号
入替 後半 7分 8 → 18
入替 後半 23分 3 → 17
入替 後半 23分 7 → 19
入替 後半 32分 9 → 20
入替 後半 32分 12 → 21

NTTドコモレッドハリケーンズ入替/交替
種類 時間 背番号
入替 後半 12分 4 → 18
入替 後半 29分 14 → 22
入替 後半 35分 6 → 19

前半得点経過  前半Kick off : NTTドコモレッドハリケーンズ
前半 チーム 選手 種類 得点
6分 九州電力 浦真人 T 5-0
7分 九州電力 齊藤玄樹 G 7-0
37分 九州電力 松本允 T 12-0
38分 九州電力 齊藤玄樹 Gx 12-0

後半得点経過  後半Kick off : 九州電力キューデンヴォルテクス
後半 チーム 選手 種類 得点
1分 NTTドコモ ミルズ・ムリアイナ T 12-5
2分 NTTドコモ 伊藤宏明 G 12-7
19分 九州電力 齊藤玄樹 PGx 12-7
22分 NTTドコモ 渡辺義己 T 12-12
23分 NTTドコモ 伊藤宏明 G 12-14
25分 九州電力 荒牧佑輔 DGx 12-14
32分 NTTドコモ 伊藤宏明 PG 12-17
33分 九州電力 小原渉 T 17-17
34分 九州電力 齊藤玄樹 G 19-17


耐えて・・耐えて・・耐え抜いて、今季初勝利!

10月27日(土)12:00レベルファイブスタジアム。試合開始に合わせるように、降っていた小雨もやみ、気温も高くもなく低くもなく絶好のコンディションの中、キックオフのホイッスルと同時に熱い熱い戦いの火蓋が切って落とされました。




前半はNTTドコモレッドハリケーンズのキックオフで試合開始。開幕から7戦連続で先制点を取られているヴォルテクスとしてはどうしても欲しい先制点。風下に立ったヴォルテクスはキックを有効に使いながら徐々に敵陣へ。ゲームが動いたのは前半6分、敵陣でのラインアウトからFWが近場を攻め、SO齊藤選手・CTBスウィーニー選手がギャップを突き、ルアマヌ選手が2〜3人引きずって前進すると、最後はLO浦選手が飛び込みトライ!
ゴールも成功し、待望の先制点を取ります。7−0。
その後、キックの応酬でエリアの取り合いをするも、風下のヴォルテクスは少しずつエリアを取られ自陣に攻め込まれます。強力FWを擁するドコモはラックサイドを執拗に攻めてきますが、ヴォルテクスも体を張って必死に食い止めます。何度も何度も攻められては前に出るディフェンスでドコモのアタックをはね返し、反撃のチャンスを窺います。
再びゲームが動いたのは後半36分、ドコモのキックからカウンターを仕掛けたのはbWルアマヌ選手。ディフェンスのギャップを突破すると、加速したルアマヌ選手は止まらない止まらない。3〜4人がかりでやっと止めたドコモディフェンス。ラックからテンポ良く出たボールを齊藤選手からCTB黒木選手につなぎライン際を走ると、内側にサポートについていたキャプテン松本選手につなぎ、左隅にトライ! 惜しくもゴールは外したものの、12−0と12点差をつけて前半を折り返します。





ヴォルテクスのキックオフで後半開始。風上に立ちヴォルテクス有利になるかと思われた後半1分、キックオフ直後から攻め込まれると、相手のパスミスで転がったボールに反応し飛び込んだ齊藤選手。しかし、ボールは同時に走り込んできたオールブラックス100キャップホルダーのドコモFBムリアイナ選手の懐へ。そのまま走られトライを奪われます。ゴールも成功、12−7。
1トライ差に追い上げられたヴォルテクスは追加点を奪いに敵陣奥深くに攻め込み、テンポ良くアタックを仕掛けると、ドコモディフェンスの人数が少なくなったところでバックスラインに展開。ラストパスを受けたWTB吉永選手がライン際を走り切り、タックルを受けながらもインゴールに飛び込みトライ…と思われましたが、グラウンディングしていないとの判定に。会場に大きなため息が響き渡ります。





その後、一進一退の攻防が続き、次のトライをどっちが獲るか? 獲った方に流れが傾くのでは? そんな雰囲気になった後半22分、ハーフウェイライン付近で出来たラックから仕掛けてきたドコモ。SHとWTBがブラインドサイドを攻め、ヴォルテクスディフェンスラインを突破。ドコモ11番にスピードとキレのあるステップで走られトライを許します。ゴールも成功し、12−14。嫌な時間帯で逆転されてしまいます。
32分にはドコモにPGを決められさらに追加点を奪われます。12−17。
ヴォルテクスはこの流れを変えるために後半途中からLOジャック選手、FL小原選手、PR小野田選手、SHプライス選手、CTBジェイコブス選手を次々に投入します。
すると後半33分、敵陣ゴール前で得たラインアウトでヴォルテクスFWはモールを形成。モールはじわりじわりとゴールラインに。ヴォルテクス応援団の「ゴー!ゴー!キューデン!」の声援が力強く響き渡り選手を後押しします。残り1メートル…というところでモールが崩れラック状態に。最後尾にいた途中出場のFL小原選手がすかさずブラインドにボールを持ち出すと、タックルにきたドコモディフェンス2人を押し退けトライ!
17−17の同点に。左隅からの難しい角度のゴールキック。齊藤選手の蹴ったボールは綺麗な放物線を描いてポストの間を通り抜けゴール成功。19−17と逆転に成功します。
残り5分、攻めるドコモ、鋭いタックルで凌ぐヴォルテクス、固唾を飲んで見守る両チームのファン。残り4分…3分…刻一刻とノーサイドの時間に近づいていきます。
そしてヴォルテクスが待ちに待った試合終了を知らせるホーンの音が。FB荒牧選手がボールを外に蹴り出し、ノーサイドのホイッスルがレベルファイブに鳴り響きます。
無邪気に飛び跳ね、抱き合って喜ぶ選手たち、ヴォルテクスファンの居るスタンドからは歓喜の声が! 選手、スタッフ、応援団、そしてヴォルテクスファン、一体となって勝ち取った初勝利!
苦しい苦しい連敗ロードからやっと脱出したヴォルテクス。「1勝の重み」「1勝の価値」「1勝の喜び」を感じた試合になりました。





会場までお越しいただき、80分間選手に熱い声援を送り続け、チームを後押ししていただきましたファンの皆さま、本当にありがとうございました!
やっと福岡の地でファンの皆さまに「初勝利」を届けることができました。
しかし、ヴォルテクスの戦いはまだまだ続きます。次節はKKWING(熊本)にてNECグリーンロケッツと対戦します。昨季ベスト4のNECに、ヴォルテクスはこの勢いのまま全力で挑みます。引き続き変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。





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