後半、ノートライに押さえられ完敗。 10月20日(土)13:00。ヤマハスタジアムはメインスタンド・バックスタンドともにヤマハカラーの水色一色。完全アウェーの中、ヴォルテクスのキックオフで試合は開始されました。 試合を優位に進めるためにも、なんとしてでも奪いたい先制点。しかし、この試合も先制点を奪われてしまいます。 前半5分、ヤマハ発動機ジュビロは12番の外国人選手を起点に右に左に展開、ヴォルテクスも必死に食い止めますが、一瞬のギャップをつかれトライを奪われます。ゴール失敗、0−5。 反撃に出たいヴォルテクスは前半14分、FWがテンポよくラックからボールを出すと、バックスに展開。WTB早田選手がラインブレイクし抜け出すと、内側にサポートについていたCTB島選手にボールが渡ります。今季初スタメンの島選手がそのまま走り切り、トライ!ゴールは惜しくも外れ、5−5。
ヴォルテクスはゴール前までは攻めるものの、肝心なところでのミスが目立ち得点に繋げられず。逆に22分・26分にヤマハにトライを奪われ、5−19と突き放されます。 前半終了間際、攻め込んでいたヴォルテクスは敵陣で獲得したペナルティでPGを選択。これをSOスウィーニー選手が落ち着いて決め、8−19で前半を折り返します。
後半に入り、風上に立ったヴォルテクスはキックを有効に使い敵陣まで攻め込むものの、スクラム・ラインアウトのセットプレーが安定せず、簡単にターンオーバーされてしまいます。アタックでリズムに乗れないヴォルテクスは徐々にディフェンスにも綻びが出始めます。後半3分・15分・20分とヤマハの外国人選手に突破されトライを許すと、26分・35分にも外国人選手を止めることが出来ずトライを奪われ、8−52でノーサイドとなりました。
後半は反撃の糸口さえ掴めず、ノートライに終わり、7連敗と暗い暗いトンネルに迷い込んでしまったヴォルテクス。このトンネルから抜け出すために必要なものは?どう立て直すのか?ヴォルテクスの真価が問われます。 次節はレベルファイブスタジアムでNTTドコモレッドハリケーンズと対戦します。是が非でも勝ちたい、いや、勝たなければいけない試合。10月27日(土)は是非、レベルファイブに足を運んでいただき、選手を鼓舞し会場を盛り上げる応援をよろしくお願いします。 念願の初白星を勝ち取るため、チーム一丸となって挑みます。