4トライを奪い貴重な勝ち点「1」を獲得! 10月13日(土)12:00、近鉄花園ラグビー場。さわやかな秋晴れの空の下、ヴォルテクスは現在2位と好調の神戸製鋼コベルコスティーラーズと対戦しました。bWに小原選手、WTBにホルゲート選手・吉永選手を起用し攻撃型布陣で臨んだ今節、ヴォルテクスのキックオフで試合が開始されました。 先制点を取って勢いに乗りたいヴォルテクスは、試合開始早々から積極的にアタックを仕掛け敵陣まで攻め込みますが、相手ボールになった途端、神戸製鋼の怒涛の攻撃を受けます。 前半3分にはbWの外国人選手に突破され、続く6分にはスピードあるバックスに走られ、21分には南アフリカ代表のCTBジャック・フーリー選手に突破され、約20分で3トライを奪われます。0−21。
なんとか反撃に出たいヴォルテクスは24分、今回CTBで起用された早田選手がSO齊藤選手のパスに走り込んで相手ディフェンスラインを突破すると、FBとの1対1をステップでかわし、そのまま走り切りトライ! ゴールも成功し7−21。 さぁここからと反撃ムードになった矢先、リスタートボールをFWの居ないサイドに蹴ってきた神戸製鋼。そのボールをキャッチされると、そのまま走られトライ。ゴールも決められ7−28。 トライを取った後にすぐ取り返され、なかなかリズムに乗れないヴォルテクス。その後もインターセプト等で2トライを奪われ、7−42と神戸製鋼の背中はどんどん遠くに…。
しかし、どれだけ離されてもあきらめないヴォルテクス。前半終了間際、FW・BK一体となって敵陣ゴール前まで攻め込むと、bW小原選手がラックサイドをすり抜けトライ! ゴールも成功し14−42で前半を折り返します。
後半、神戸製鋼キックオフでスタート。前半の勢いのまま攻めたいヴォルテクスは後半3分、自陣からWTBホルゲート選手がディフェンスラインを突破すると、ラックから出たボールをもらったCTBスウィーニー選手がライン際を力強く激走。1人振り切り、2人振り切り、最後は左隅に飛び込みトライ! 19−42と追い上げます。 24分にはSO齊藤選手のキックパスを途中出場の吉上選手がキャッチしWTB吉永選手へ。ボールをもらった吉永選手は切れのあるステップでかわしながら右隅に飛び込みトライ。このトライで計4トライを奪い勝ち点「1」を獲得。 後半、ヴォルテクスは最後まで果敢に攻め幾度となくチャンスを作るものの差を詰めることが出来ず、逆に神戸製鋼のスピード感溢れるアタックに4トライを奪われ、終わってみれば24−70と神戸製鋼に差を見せつけられた試合となりました。
ディフェンスに課題を残したものの、神戸製鋼相手に4トライを奪いスコアラグビーに復調の兆しを見せたヴォルテクス。次節、静岡県のヤマハスタジアムにて現在5位のヤマハ発動機ジュビロに挑みます。 最後になりましたが、会場に足を運んでいただき、選手たちに熱い声援を送っていただいた皆さま、本当にありがとうございました。引き続きご声援の程、よろしくお願いいたします。