歯車が噛み合わず完敗・・・ 10月6日(土)12:00 盛岡南公園球技場。同じトップリーグ昇格組として絶対に負けられないキヤノンイーグルス戦。ヴォルテクスのキックオフで試合が開始されました。
風下に立ったヴォルテクス、序盤は有効なキックでエリアを獲得し、チャンスを窺います。試合が動いたのは前半23分。ヴォルテクスが犯したペナルティに、キヤノンはPGを選択。これを決められ0−3。この試合も先制点を許します。 ヴォルテクスも27分、PGを狙いますが、惜しくも外れ追いつくことが出来ません。 0−3のまま前半を折り返すかと思われた39分、ヴォルテクスはゴール前まで攻め込まれると、ラックサイドを執拗に攻めてくるキヤノンFWを止めることが出来ず、前半終了間際にトライを許します。ゴールも決められ0−10。 後半、なんとか先にトライを獲りたいヴォルテクスは風上というアドバンテージを利用して、キックで敵陣奥深くまで攻め込むと、13分、後半から替わったCTBスウィーニー選手がキヤノンディフェンスラインを突破、そこに走り込んできたCTB黒木選手に繋いでトライ! ゴールは惜しくも外れたものの、このトライで反撃ムードに。5−10。 勢いに乗りたいヴォルテクスはキックで敵陣まで攻め込みチャンスは作るものの、セットプレーが安定せず、なかなかトライを奪えません。 攻撃の歯車が噛み合わないヴォルテクスは徐々にディフェンスラインにも綻びが出始めます。後半19分・30分にトライを奪われると試合終了間際にもダメ押しのトライを奪われ、終わってみれば5−34と完敗。同じ昇格組のキヤノン相手にボーナスポイントも獲れず屈辱の敗戦となりました。 サントリー戦・トヨタ自動車戦と強豪相手に善戦し、勢いに乗るかと思われた矢先の近鉄戦・キヤノン戦での敗戦。この流れを引きずるわけにはいかないヴォルテクスは立て直しを図り、次節、現在2位(4勝1分)と好調の神戸製鋼コベルコスティーラーズに挑みます!
最後になりましたが、会場に足を運んでいただき、選手たちに熱い声援を送っていただいた皆さま、本当にありがとうございました。引き続きご声援の程、よろしくお願いいたします。