7トライ奪われ、まさかの大敗・・・。 9月22日(土)豊田スタジアム。外観・設備、どれを取っても圧倒されるくらいスケールの大きさを感じる素晴らしいスタジアムで行われた第4節。近鉄ライナーズのキックオフで試合が開始されました。
先制点を取って勢いに乗りたいヴォルテクスでしたが、やはりこの日も相手に主導権を握られます。前半9分、ヴォルテクス陣内、ゴール前ラインアウトから近鉄はモールを形成。ヴォルテクスは必死に食い止めますが、そのまま押し込まれトライを許します。ゴールも成功し0−7。 その後、20分にPGを決められ0−10と引き離されますが、ヴォルテクスもキックを有効に使い、徐々に近鉄陣内に攻め込みます。 トライこそ奪えなかったものの、25分・40分にSO齊藤選手がPGを決め、6−10で前半を折り返します。
後半に入り、FL吉上選手、bWルアマヌ選手、CTBスウィーニー選手を投入し、逆転へさぁここからというところでしたが、後半6分、タックルミスが続きトライを奪われてしまいます。ゴール成功、6−17。 これ以上離されたくないヴォルテクスでしたが、後半13分、キックチャージに行った吉上選手が勢い余って相手キッカーと接触。これが危険なプレーと見なされシンビン(10分間の退場)に。 14人で戦うことになったヴォルテクスは近鉄の猛攻を防ぎきれず、吉上選手のいない10分の間に2トライを許し、6−31と近鉄の背中がどんどん離れていきます。
ヴォルテクスも果敢にアタックを仕掛け、後半33分、敵陣ゴール前のモールから、入ったばかりの大山選手がトライを奪うものの、傾いた流れを引き戻すことが出来ず、終わってみれば計7トライを奪われ11−48の完敗。
ノーサイドのホイッスルが鳴り響くグラウンド。そこにはリーダーを中心に円陣を組み、この敗北を真摯に受け止め次節へと前を向く選手たちの姿が…。 大敗こそしましたが、今のヴォルテクスはこの敗北も糧として成長できるチームです。2週間で更なる進化を遂げ、次節、同じ昇格組のキヤノンイーグルスと対戦します。「絶対に負けられない!」それはキヤノンとて同じこと。意地と意地のぶつかり合いになることは必至。是非、会場に足を運んでいただき、ヴォルテクス選手を後押しする声援をよろしくお願いいたします。10月6日(土)盛岡南公園球技場(岩手県)にて12:00キックオフです。 最後になりましたが、豊田スタジアムに足を運んでいただき応援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。