出場選手
前半得点経過
後半得点経過
「課題」・「手応え」それぞれを感じた80分間! 6月16日(土)東芝府中グラウンドにて第18回九州電力・東芝定期戦が開催されました。春シーズン、フィジカル面を強化してきたヴォルテクス。トップチームとの力の差を推し量るには絶好の機会、と意気込み試合に臨みました。
霧雨のような雨が降る中、ヴォルテクスのキックオフで試合が開始。 開始から東芝のテンポの速い攻撃に攻め込まれますが、体を張ったディフェンスでピンチをしのぎます。なんとか先制点が欲しいヴォルテクスは前半8分、ラインアウトのオーバーボールをFL平田選手がキャッチ、東芝のディフェンスをかわしながらそのまま40mを走りきり右隅にトライ! 難しい角度のゴールキックを齊藤選手が見事に決め、7−0と先制します。このまま黙っていない東芝は前半17分、ゴール前のラックから強力FWで徹底してラックサイドを攻撃。ヴォルテクスFWも必死で体を張ってタックルにいきますが、東芝FWを止めることができず、トライを許します。ゴール失敗、7−5。 東芝は前半35分にも、ゴール前スクラムからSHが持ち出しそのままトライ。ゴールも成功し、7−12。 前半終了間際、ヴォルテクスはゴール前ラインアウトからモールで攻め込みますが、東芝の堅守に阻まれ、トライを奪うことができず、そのままハーフタイムに。
東芝のキックオフで後半が開始。早い時間帯でトライを返したいヴォルテクスでしたが、開始早々、キックオフボールのこぼれ球を東芝に拾われ一気に攻め込まれると、ディフェンスラインを揃える間も無く、展開され、簡単にトライを許してしまいます。ゴール失敗、7−17。
しかし、ここでずるずる引きずらないのが今年のヴォルテクス。連続攻撃で攻め込むと、東芝が思わず犯したペナルティに、FL平田選手がすかさず反応、ペナルティから速攻を仕掛け、本日2本目のトライ。ゴールも成功し、14−17とその差は3点差。 この勢いのまま逆転したいヴォルテクスは後半10分、先週リコー戦で活躍したNo.8ルアマヌ選手・CTBスウィーニー選手を投入。 すると後半19分、CTBスウィーニー選手がパワーとスピードで東芝ディフェンスラインの裏に出ると、絶妙のタイミングで走りこんできたWTB吉永選手につないで、トライ! スウィーニー選手がゴールを成功させ、21−17と逆転!
その後、一進一退の攻防が続きますが、徐々にヴォルテクスが攻め込まれるシーンが目立ち始めます。後半38分、ヴォルテクスは自陣のゴール前ラインアウトで痛恨のミス。こぼれ球を拾われ、ゴール中央にトライを許し、21−24と再度追う展開に。 残り2分、15人全員で果敢に攻めますが、肝心なところでミスを連発し、逆に終了間際にトライを奪われ万事休す。21−31と、あと一歩及ばす悔しい敗戦となりました。
最後になりましたが、東芝ブレイブルーパスの選手・スタッフの方々、準備にあたってくださった関係者の皆さまに心から御礼申し上げます。
今週末6月23日(土)は春シーズンの最終戦「NTTドコモレッドハリケーンズ戦」がホーム香椎競技場で行われます。是非、会場に足を運んでいただき、応援をよろしくお願いいたします。