前半はヴォルテクスペースで試合が進むものの点を取り切れず、 後半はじりじりと失点が続き、初戦から厳しいスタートに 前半はヴォルテクスのキックオフでスタート。開始直後からボールをキープして徐々に陣地を獲得し、5分にはCTBスウィーニー選手が突破しLO浦選手がゴールラインを飛び越えますが、これはノックオンを取られノーカウントに。しかしその後もFWがセットプレーで安定した強さを見せ、9分には敵陣スクラムでの相手のペナルティからCTBスウィーニー選手が落ち着いてPGを決め、待望の先制点を奪います。
ヴォルテクスはクボタスピアーズのパワーのあるアタックに対しても統制のとれたディフェンスで守りきりますが、16分に自陣で相手にペナルティを与えてしまいPGを決められ3-3と同点に。21分には再びPGのチャンスを得ますが、惜しくも外れ得点にはつながりません。 互いに一歩も引かない一進一退の攻防が続いた28分、ゴール前でのクボタボールラインアウトから粘り強く展開され、右端にトライを許し失点。GKも決まり3-10とリードを許します。
早い時間帯に取り返したいヴォルテクスは34分、ゴールライン前でのスクラムをそのまま押し込み、No.8進藤選手が飛び込んでトライ! 10-10と追いつきます。その後もボールをキープして攻め続け、WTB早田選手が右隅に飛び込む場面があるものの、これはタッチの判定となり幻のトライに。追加点を決められないままハーフタイムに突入します。
ヴォルテクスは後半もスタメン15人のメンバーでスタート。前半の流れを継続し先制点を奪いたいところでしたが、開始早々ゴール前ラインアウトのチャンスを与えてしまい、そこから右へ左へと展開され、右隅にトライを奪われ失点。
後半早々、先制点を取り勢いづくクボタを前に、風下の中、自陣でのディフェンスが続く苦しい展開に。15分にはPGを決められ8点差、じりじりと離されます。 ここでCTBベン・ジェイコブス選手、FL平田一真選手が投入され、何とか流れを変えようとチャンスをうかがいますが、18分にはキックパスで右隅へのトライを許し痛い失点、10-25と差を広げられます。後半に入ってなかなか自陣を脱することができず、27分にはPGで再び失点。 28分にはキックオフボールから展開してWTB末藤選手が突破、WTB早田選手につなぎ右隅にトライで取り返しますが、最後までペースを取り戻せないまま時間は流れ、ノーサイドとなりました。
会場まで駆けつけていただき、ご声援いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。 初戦を黒星、勝ち点ゼロからスタートする厳しい幕開けとなったヴォルテクスのチャレンジマッチですが、気持ちを切り替えて、今週末に控える豊田自動織機シャトルズ戦、そして来週末のキヤノンイーグルス戦に向けて準備を進めていきます。 まだまだ戦いははじまったばかりです。今週末の豊田自動織機戦はホーム・レベルファイブスタジアムでの試合となります。チームを後押しするみなさまのご声援をよろしくお願いいたします!