今年を締めくくる最後の試合の相手として迎えたのは、サントリーサンゴリアス。強いチームを相手に、自分たちのスコアラグビーがどこまで通用するのか試すにはまたとない機会です。 「トップチャレンジまであとわずか。いい試合をしよう」と松本キャプテンから声がかけられ、サントリーのキックオフで試合はスタートしました。前半開始5分、続いて13分とラックから展開され失点するも、19分には敵陣ゴールライン近くでのラインアウトを獲得し、モールを押し込んでトライを決めます。 前半はボールのよく動く展開の速いラグビーが繰り広げられ、ヴォルテクスも相手に引けを取らないアタックを見せるものの、スコアにおいては差をつけられハーフタイムを迎えます。 後半開始直後、キックオフボールをSO齊藤選手からオフロードパスでFL松本選手につないで走り込んでトライ。勢いのあるスタートを切ります。その後もスコアラグビーの真髄ともいえる果敢なアタックをみせ、後半においては12―12と善戦しますが、前半の失点を取り戻せずノーサイド。 勝利には手が届かなかったものの、今試合の80分間はチームの成長を感じられた貴重な一戦となりました!