11月5日(土) JR九州サンダース戦 九州電力香椎競技場(福岡) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス JR九州サンダース
61   5

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 6 5 0 0 40 61
後半 3 3 0 0 21
JR九州サンダース 前半 0 0 0 0 0 5
後半 1 0 0 0 5



九州電力キューデンヴォルテクス出場選手
1 中村 嘉宏
2 佐藤 孝樹 → 仲西 良太(後半0分)
3 池田 圭治 → 小野田 寛文(後半8分)
4 吉上 耕平 → 浦川 伸太郎(後半25分)
5 クリス・ジャック → トム・マクベリー(後半20分)
6 平田 一真
7 浦 真人
8 河原崎 峻
9 小森 光太郎 → 松尾 匡祐(後半33分)
10 齊藤 玄樹 → 本多 祐三(後半0分)
11 吉田 克也
12 島 拓也
13 ガレス・ホルゲート
14 末藤 雅宣 → 末次 弘明(後半37分)
15 クリス・レイサム

前半得点経過  前半Kick off :JR九州サンダース
前半 チーム 選手 種類 得点
4分 九州電力キューデンヴォルテクス クリス・レイサム 5-0
4分 九州電力キューデンヴォルテクス 齊藤 玄樹 G× 5-0
7分 九州電力キューデンヴォルテクス ガレス・ホルゲート 10-0
7分 九州電力キューデンヴォルテクス 齊藤 玄樹 12-0
14分 九州電力キューデンヴォルテクス 齊藤 玄樹 17-0
14分 九州電力キューデンヴォルテクス 齊藤 玄樹 19-0
27分 九州電力キューデンヴォルテクス クリス・レイサム 24-0
27分 九州電力キューデンヴォルテクス 齊藤 玄樹 26-0
30分 九州電力キューデンヴォルテクス 吉上 耕平 31-0
30分 九州電力キューデンヴォルテクス 齊藤 玄樹 33-0
39分 九州電力キューデンヴォルテクス クリス・レイサム 38-0
39分 九州電力キューデンヴォルテクス 齊藤 玄樹 40-0

後半得点経過  後半Kick off : 九州電力キューデンヴォルテクス
前半 チーム 選手 種類 得点
6分 JR九州サンダース - 40-5
6分 JR九州サンダース - G× 40-5
24分 九州電力キューデンヴォルテクス 吉田 克也 45-5
24分 九州電力キューデンヴォルテクス クリス・レイサム 47-5
39分 九州電力キューデンヴォルテクス 平田 一真 52-5
39分 九州電力キューデンヴォルテクス クリス・レイサム 54-5
43分 九州電力キューデンヴォルテクス トム・マクベリー 59-5
43分 九州電力キューデンヴォルテクス クリス・レイサム 61-5

「本気でトップリーグに行く気はあるのか」試合後、平田監督から選手たちに投げかけられた言葉。トップキュウシュウAリーグ最終戦は点差的には危なげない勝利を収めたものの、着実に進んできたかに見えたその足元が揺らぎ、チームとしての未熟さを露呈した苦しい一戦となりました。
調子よく終えた前半からは想像できないほど、ひとつずつ歯車が狂っていき、修正がきかなくなっていった後半。チームは再び原点に戻り、トップチャレンジまでの残りの日々を勝利への確実な日々へとすべく、ここから再出発することを誓いました。

前半、勢いとスピードに乗ったアタックで序盤から仕掛け、4分には敵陣22mから連続攻撃、SO齊藤選手、FBレイサム選手とつなぎ力強くゲイン、チームを勢いづける先制点を決めます。その後もキックオフボールをキャッチして展開し、左中間へCTBホルゲート選手がトライ。14分には敵陣ゴール前でのスクラムからCTB島選手が突破、SH小森選手からSO齊藤選手とつなぎそのまま中央へトライで追加点。
一週前に行われたマツダ戦において立ち上がりの悪さで前半を苦戦したヴォルテクスは、今試合では開始20分間を特に意識して取り組み、開始直後から積極的なコミュニケーションが15人の能力を効果的に引き出し、勢いのある好スタートを切ります。




27分には相手キックをNo.8河原崎選手がキャッチしカウンターを仕掛け、そこから展開しゴール前でのラックからFBレイサム選手が持ち出し押さえ込んで追加点。続く30分には敵陣10mでの相手キックをLO吉上選手がキャッチし40mを独走、そのまま中央にトライ。その後も安定感のあるプレーが続き、39分にはHO佐藤選手が自陣でラインブレイク、そこからSO齊藤選手のオフロードパスをFL平田選手、CTBホルゲート選手、FBレイサム選手とつなぎトライ。
前半終了間際には相手のキックパスから左端へ走り込まれますが、ぎりぎりのところでWTB末藤選手が鋭いタックルでタッチへと押し出し、無失点でハーフタイムを迎えます。



前半の勢いそのままに相手を圧倒するかと思われた後半、敵陣で展開していたところをパスカットされ、トライで失点。ここからヴォルテクスはペナルティが続き、徐々にテンポが崩れてミスが目立ち始めます。もどかしい時間が続く中でもなんとか敵陣に居座り、ゴールライン間際でのスクラムを押し込んでおさえたかに見えましたが、これもペナルティとなりキックで自陣に押し戻されます。





24分にはフェーズを重ねて徐々にゲイン、FBレイサム選手からLO吉上選手、WTB吉田選手とつないで後半1本目となるトライ。ここで一気に流れを掴みたいヴォルテクスでしたが、再びミスがミスをよび、修正がきかないまま泥沼に足を取られるようにリズムが崩れてゆきます。それでも39分には敵陣5mでのラインアウトのチャンスを獲得、ラインアウトモールをそのまま押し込んでトライ。終了間際には敵陣ゴールラインでのブレイクダウンからSH松尾選手、No.8マクベリー選手とつなぎトライ。ノーサイドとなりました。





試合後、勝利試合でありながらも悔しさに、自分たちの不甲斐なさに唇をかみしめる選手たち。「ファーストミーティングでトップリーグに絶対に行こう、途中で涙しても最後には絶対に笑おうと誓った、その気持ちを再び思いだし、ここで仕切りなおしてまた練習をしていこう」と平田監督から選手たちに話がされました。

トップキュウシュウリーグを通してご声援いただきましたファンのみなさま、本当にありがとうございました。
この時期に悔しさの残るゲームを経験したことをマイナスの経験ではなくさらに前進するためのエネルギーとすべく、ヴォルテクスはまた今日から練習を積み重ねてゆきます。これから続く決勝リーグ、そしてサテライトリーグとハードな試合が続きます。変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。




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