6月18日(土)14:00 コカ・コーラウエストレッドスパークス 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス コカ・コーラウエスト
レッドスパークス
24   14

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 2 1 0 0 12 24
後半 2 1 0 0 12
コカ・コーラウエスト
レッドスパークス
前半 2 2 0 0 14 14
後半 0 0 0 0 0



九州電力キューデンヴォルテクス出場選手
1 池田 圭治 → 中村 嘉宏(後半0分)
2 ジョシュ・マンレー → 佐藤孝樹(後半0分)
3 小野田 寛文
4 吉浦 利浩 → 吉上 耕平(後半0分)
5 浦 真人 → 吉浦 利浩(後半29分)
6 松本 允
7 吉上 耕平 → ジョシュ・マンレー(後半0分)
8 端迫 雅俊
9 小森 光太郎
10 齊藤 玄樹 → 久木元 孝成(後半37分)
11 吉田 克也
12 大坪 弘明 → 島 拓也(後半20分)
13 黒木 孝太 → ベン・ジェイコブス(後半0分)
14 吉永 将宏
15 クリス・レイサム

前半得点経過  前半Kick off : コカ・コーラウエストレッドスパークス
前半 チーム 選手 種類 得点
8分 コカ・コーラウエスト T 0-5
8分 コカ・コーラウエスト G 0-7
12分 九州電力 小野田 寛文 T 5-7
12分 九州電力 齊藤 玄樹 Gx 5-7
22分 コカ・コーラウエスト T 5-12
22分 コカ・コーラウエスト G 5-14
26分 九州電力 吉田 克也 T 10-14
26分 九州電力 齊藤 玄樹 G 12-14

後半得点経過  後半Kick off : 九州電力キューデンヴォルテクス
後半 チーム 選手 種類 得点
31分 九州電力 ベン・ジェイコブス T 17-14
31分 九州電力 クリス・レイサム Gx 17-14
35分 九州電力 佐藤 孝樹 T 22-14
35分 九州電力 クリス・レイサム G 24-14

春シーズン最終戦、コカ・コーラウエストに勝利し夏へ向けて大きな一歩を前進!

6月18日(土)、大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場にてコカ・コーラウエストレッドスパークスとの九州ダービーが行われました。
試合が進むごとに雨足が強まる厳しいコンディションの中、セットプレーの精度においては課題が残ったものの、FBレイサム選手のキックでゲームの流れをつかみ、FL吉上選手のキックチャージでトライへのチャンスを作り出すなど、見どころの多い80分間となりました!
試合前には、メンバー外の選手たちで東日本大震災復興支援のための募金活動をさせていただきました。



プライドをかけた対決は、コカ・コーラウエストのキックオフでスタートしました。序盤、ペナルティやノックオンで流れを掴めず、自陣でのディフェンスが続く中、相手ボールラインアウトからBKに展開され、ディフェンスラインの一瞬の隙を突かれて中央へのトライで先制点を奪われます。
早い時間帯に取り返しておきたいヴォルテクス、12分にはペナルティから敵陣ゴールライン前5mでのマイボールラインアウトのチャンスを獲得。そこからFW陣がモールを押し込みPR小野田選手が飛び込んでトライ!
その後さらに雨足が強まり、キックの蹴り合いで陣地の奪い合いが続いていた中盤22分、自陣ゴールライン前5mでの相手ボールラインアウトからブレイクダウンの攻防で一度はターンオーバーするも、ミスでスクラムに。そこからオープンサイドへ展開され、ディフェンスラインの裏に蹴り込まれたボールを押さえ込まれ再びトライで失点。




しかしヴォルテクスも集中力を欠くことなくチャンスをうかがい続け、26分にはFBレイサム選手がハイパントキックで仕掛け、自らジャンピングキャッチしてゲインし、ブレイクダウンを重ねて展開していたところでペナルティを獲得。敵陣ゴール前でのラインアウトのチャンスからBKに展開していたところで一度はボールを奪われるものの、FL吉上選手の身を挺したキックチャージで取り返し、SO齊藤選手のパスがWTB吉田選手につながりトライ!ゴールキックも決まり、12−14と追い上げます。
その後スピードあるコーラのアタックに突破される場面が何度かありますが、FBレイサム選手が冴えわたるディフェンス力で圧倒的存在感を示し、なんとか守り切ります。
終盤には右隅に走り込んだWTB吉田選手がディフェンスラインを突破する場面が2度ほどありますが、2度ともスローフォワードを取られ得点にはつながらず、2点を追いかけるかたちでハーフタイムに突入します。





ハーフタイムには、平田監督から「春からきついことにも取り組んできた。春シーズンは残り40分だけ、勝って終えよう!もっと楽しんで、勝負してこい」と選手たちに声がかけられます。
後半、ヴォルテクスは序盤からアグレッシブに前に出てプレッシャーをかけ、相手のミスを誘い徐々にボールを支配し、後半から出場したCTBジェイコブス選手が推進力のあるアタックでチームを勢いづけます。
12分には敵陣ゴール前のマイボールラインアウトからモールとなり、SH小森選手がブラインドサイドから突破、LO浦選手につなぐもタッチラインに押し出されトライにはならず。その後何度もゴールラインを脅かすものの、ミスやペナルティなどでチャンスを得点につなげることができず、もどかしい時間が続きます。





試合が動いたのは30分過ぎ、相手ボールラインアウトのこぼれ球をFL松本選手がキャッチ、そこから右へ左へとつなぎながらブレイクダウンを重ねて徐々にゲイン、最後はSO齊藤選手からのキックパスをCTB島選手からCTBジェイコブス選手につないでそのままトライ!
続く35分には敵陣でのラインアウトから展開し、CTBジェイコブス選手、SO齊藤選手とつなぎながらゲインラインを突破、トライまであと数十センチまで詰め寄り、最後はHO佐藤選手が飛び込んでダメ押しのトライを決め、ノーサイドとなりました。





試合後、平田監督から「ミスも多く課題も残ったが、今は勝ったことを素直に喜び、勝てたことに自信を持とう。来週からのオフでは気持ちのスイッチは切らずに、身体をしっかり休めて」と接戦を制し、晴れ晴れとした表情を浮かべる選手たちに激励の言葉がかけられました。

そしてこの試合では、圧倒的なディフェンス力でチームの守護神となり、チームを勝利に導いたFBレイサム選手がマン・オブ・ザ・本気に選ばれ、本気バッジが渡されました。
レイサム選手「春シーズンを通して、結果を出すことができた。個人個人がプレーにおいて自信を持てたこと、そして強い相手に対してもトライをとれるようになったことがチームとして一番成長できたところ。安定したセットプレーからの一次攻撃、そして1対1のディフェンスなどは今後改善していきたい」と語ってくれました。

また、春シーズンを通して日々のハードな練習にも前向きに、そして懸命に取り組み、成長著しかった選手として、PR池田選手、HOマンレー選手、PR小野田選手、LO浦選手、WTB吉永選手の5名が選ばれ、監督から本気バッジが手渡されました!

激しい雨の降りしきる中、会場で試合を盛り上げるご声援をいただきましたファンの皆さま、そして試合開催にあたりご尽力いただきました大分県ラグビーフットボール協会の方々に心から感謝申し上げます、ありがとうございました。
春シーズン最後のターゲットとしていた、コカ・コーラウエストレッドスパークスとの接戦を制し、夏に向けての大きな一歩を踏み出したヴォルテクスです。今後とも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします!


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