6月4日(土)13:30 東芝ブレイブ・ルーパス 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス 東芝ブレイブ・ルーパス
5   40

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 1 0 0 0 5 5
後半 0 0 0 0 0
東芝ブレイブ・ルーパス 前半 1 0 0 0 5 40
後半 5 5 0 0 35






九州電力キューデンヴォルテクス出場選手
1 池田 圭治→ 中村 嘉宏(後半0分)
2 佐藤 孝樹 → 松永 辰哉(後半10分)
3 小野田 寛文→ 廣畑 光太朗(後半0分)
4 吉浦 利浩 → 吉上 耕平(後半10分)
5 浦 真人
6 松本 允
7 井上 敬浩
8 ジョシュ・マンレー → 大山 貴弘(後半0分)
9 小森 光太郎 → 松尾 匡祐(後半20分)
10 齊藤 玄樹 → 久木元 孝成(後半37分)
11 吉永 将宏 → 末藤 雅宣(後半10分)
12 大坪 弘明 → 早田 健二(後半10分)
13 黒木 孝太 → 大坪 弘明(後半29分)
14 吉田 克也
15 クリス・レイサム → 荒牧 佑輔(後半0分)


前半得点経過  前半Kick off : 東芝ブレイブ・ルーパス
前半 チーム 選手 種類 得点
5分 東芝 T 0-5
5分 東芝 Gx 0-5
23分 九州電力 吉田 克也 T 5-5
23分 九州電力 齊藤 玄樹 Gx 5-5

後半得点経過  後半Kick off : 九州電力キューデンヴォルテクス
後半 チーム 選手 種類 得点
3分 東芝 T 5-10
3分 東芝 G 5-12
24分 東芝 T 5-17
24分 東芝 G 5-19
31分 東芝 T 5-24
31分 東芝 G 5-26
34分 東芝 T 5-31
34分 東芝 G 5-33
38分 東芝 T 5-38
38分 東芝 G 5-40

攻めのディフェンスで守り抜きチャンスを掴んだ前半、
東芝の推進力あるアタックを前に課題が露呈した後半

6月4日、宮崎県総合運動公園ラグビー場にて東芝ブレイブ・ルーパスとの17回目の定期戦を行いました。本試合は東日本大震災並びに宮崎県にて発生した口蹄疫被害、また新燃岳噴火被害に対するチャリティーマッチとして開催されました。
現在宮崎県で合宿を行っているJAPANメンバーも集って募金活動やサイン会などが行われ、ヴォルテクスの試合出場メンバー以外の選手たちも募金活動に参加させていただきました。


試合前、両チームの選手、そして会場にお集まりの皆さんで東日本大震災の被災者の方々へ黙とうをささげました。



黙とうをささげる両チーム選手たち

会場の様子

天候にも恵まれ梅雨の合間の美しい青空の下、東芝のキックオフで試合は始まりました。序盤からキックオフボールをFL松本選手がキャッチしビッグゲインするなど、キレのある動きを見せるヴォルテクスの選手たちでしたが、開始5分には自陣ゴール前での敵ボールラインアウトからモールをそのまま押し込まれ先制トライを奪われます。
その後は自陣でのディフェンスが続くハードな時間が過ぎていきますが、安定したセットプレーとコミュニケーションのとれた攻めの守りで追加点を許さず、守りきります。
23分には自陣ゴール前でのスクラムから展開されていたところをSO齊藤選手がパスカットしWTB吉永選手がゲイン、そこからFW、BK一丸となって展開し、最後はSO齊藤選手が突破しWTB吉田選手が右隅に走り込んでトライ!その後も互角の戦いを見せ、しつこく、そして果敢なタックルで守り抜き、5−5で前半を終えます。






後半開始3分、ラインアウトでのペナルティから速攻を仕掛けられ、中央を突破されてトライを許します。6分には敵陣でブレイクダウンを重ねてつなぎ、FLマンレー選手からのパスを受けたWTB吉永選手がゴールラインを越える場面がありますが、これはスローフォワードとなりノーカウント。13分にもパスをつないで徐々に陣地を拡大し、ゴール前まで攻め込むものの、最後のパスがつながらずトライには至りません。
そして中盤以降は前半安定感を見せていたセットプレーが徐々に乱れ、東芝にゲームを支配されていきます。24分にはモールを押し込まれてトライで失点。31分には自陣ゴール前ラインアウトからモールを押し込まれてトライ。34分には敵陣でのラインアウトをターンオーバーされ、スピードとパワーのある東芝のアタックを止められずトライ。続く38分にも自陣ゴール前でのラインアウトからのボールを展開されトライ。前半は善戦するものの、後半ラスト20分に力の差を見せつけられる結果となりました。






試合後、松本キャプテンから「後半はプレーの精度が落ちてしまった。本番までまだ時間があるから80分間同じプレーを持続できるように毎日練習積んでいこう」、平田監督からは「後半は点を取られたけど決して悪くなかった。前半できたからトレーニングを積めば必ず80分間できるようになる。80分間を通して前半のようなゲームをしていくことがこれからの課題」と話がされました。

その後は毎年恒例となっているアフターマッチファンクションが行われ、久しぶりの旧友との再会も果たしながら交流を楽しみました。



挨拶をするヴォルテクス荒牧部長

乾杯の挨拶をする宮崎県ラグビーフットボール協会後藤会長



最後に両チームのキャプテンが挨拶をし、互いに今シーズンの健闘を称え、エールを送り合って閉会となりました。
松本キャプテン「今日はありがとうございました。この試合を通して多くの課題を見つけることができ、いい経験になりました。同じ舞台に上がれるよう、本気でがんばっていきます」
東芝ブレイブ・ルーパス豊田キャプテン「キューデンヴォルテクスの皆さま、そして宮崎県ラグビーフットボール協会の皆さま、本当にありがとうございました。宮崎のファンの方々にいい試合をお見せすることができたのではないかと思います。今シーズン、お互い良い結果を出せるようにがんばっていきましょう」



エールを送る松本キャプテン

東芝・豊田キャプテン

17回目の定期戦を迎えるにあたり、遠路はるばる九州までお越しいただきました東芝ブレイブ・ルーパスの皆さま、そして宮崎県ラグビーフットボール協会の皆さま、そして会場にて声援をお送りいただきましたラグビーファンの皆さまに心から感謝の意を申し上げます。ありがとうございました。
春季オープン戦も3試合が終わり、早くも折り返し地点を迎えました。次戦は鳥栖のベストアメニティスタジアムにて明治大学と試合を行います。変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。



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