1月15日(土)12:00 ホンダヒート(秩父宮ラグビー場) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス ホンダヒート
19   34

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 1 1 1 0 10 19
後半 0 0 3 0 9
ホンダヒート 前半 3 3 0 0 21 34
後半 1 1 2 0 13




出場選手

No. 氏名(身長/体重/年齢) ポジション No. 氏名(身長/体重/年齢)
1 小柳和幸(175/109/27) FW 1 大橋幸平(176/110/29)
2 佐藤孝樹(170/97/26) 2 田中貴士(175/109/26)
3 田尻亮(184/104/33) 3 藤田望(191/118/26)
4 吉上耕平(185/100/35) 4 塚本篤志(189/107/24)
5 浦真人(190/107/27) 5 リチャード・スタンフォード(196/110/24)
6 川嵜拓生(184/101/33) 6 中田晃司(185/100/23)
7 端迫雅俊(183/101/30) 7 林徹(180/90/26)
8 ルーク・ドハティ(196/108/28) 8 川添学(180/100/28)
9 村上龍寛(166/70/34) HB 9 梁永勲(176/82/30)
10 齊藤玄樹(170/76/27) 10 古屋孝広(172/84/26)
11 末藤雅宣(183/90/26) TB 11 谷口雄基(180/85/25)
12 島拓也(182/97/24) 12 ロイド・ヨハンソン(181/106/25)
13 黒木孝太(174/83/27) 13 松井陽介(183/90/30)
14 早田健二(176/82/23) 14 木村允彦(166/83/27)
15 クリス・レイサム(192/100/35) FB 15 上田泰平(180/89/28)
16 仲西良太(173/108/24) Re. 16 天野豪紀(174/109/23)
17 川嵜耕大(188/104/25) 17 小田正浩(187/113/24)
18 進藤猛(185/101/29) 18 鎌田祐太郎(187/100/23)
19 河原崎峻(179/90/27) 19 長島渉(180/90/27)
20 松尾匡祐(166/67/28) 20 吉村昭祐(165/70/29)
21 ティム・アトキンソン(177/89/33) 21 タプオシ・ポンギ(187/112/29)
22 今村圭吾(179/90/30) 22 鎌田哲郎(184/87/24)

九州電力キューデンヴォルテクス入替/交替
種類 時間 背番号
入替 後半 0分 8 → 19
入替 後半 0分 12 → 21
交替 後半 16分 7 → 18
入替 後半 31分 13 → 22
入替 後半 31分 3 → 17

ホンダヒート入替/交替
種類 時間 背番号
入替 後半 13分 5 → 19
入替 後半 13分 10 → 21
入替 後半 13分 2 → 16
入替 後半 31分 11 → 22
入替 後半 37分 3 → 17
入替 後半 37分 8 → 18

前半得点経過  前半Kick off : 九州電力キューデンヴォルテクス
前半 チーム 選手 種類 得点
9分 ホンダ 上田泰平 T 0-5
11分 ホンダ 古屋孝広 G 0-7
15分 九州電力 齊藤玄樹 PG 3-7
21分 ホンダ 木村允彦 T 3-12
21分 ホンダ 古屋孝広 G 3-14
25分 ホンダ 木村允彦 T 3-19
26分 ホンダ 古屋孝広 G 3-21
32分 ホンダ 古屋孝広 PGx 3-21
34分 九州電力 齊藤玄樹 T 8-21
34分 九州電力 齊藤玄樹 G 10-21

後半得点経過  後半Kick off : ホンダヒート
後半 チーム 選手 種類 得点
9分 九州電力 齊藤玄樹 PG 13-21
11分 ホンダ 谷口雄基 T 13-26
13分 ホンダ 古屋孝広 G 13-28
16分 九州電力 齊藤玄樹 PG 16-28
20分 九州電力 齊藤玄樹 PG 19-28
23分 ホンダ ロイド・ヨハンソン PG 19-31
31分 ホンダ ロイド・ヨハンソン PG 19-34
33分 ホンダ ロイド・ヨハンソン DGx 19-34

チーム力を結集して挑むも攻めきれず、ヴォルテクスらしさを発揮できないまま惨敗

いよいよ始まったヴォルテクスのトップチャレンジマッチは、秩父宮ラグビー場からスタートしました。たくさんのファンの方々が応援に足を運んでくださった中で迎えた第1節は、接点での激しさを見せるホンダヒートを前に攻めきることができず、悔しさともどかしさの残る苦しい一戦となりました。

ヴォルテクスのキックオフで始まった前半、開始直後から激しい接点での争いが繰り広げられます。なかなか流れを掴めないまま時間が流れていた開始7分、ラインアウトからの展開にゴールラインを脅かされるも、相手のパスミスで何とか窮地を脱します。しかし、胸をなで下ろしたのもつかの間、ハーフウェイ上での右ラインアウトボールを展開され、一度はFBレイサム選手のビッグタックルでターンオーバーするも、ディフェンスでプレッシャーをかけられ、自陣22m付近での左ラインアウトからBKに展開され12番が突破、右隅を走り抜けて痛恨の先制トライを奪われます。




何とか失点を取り戻したいヴォルテクスは続く15分、PGのチャンスを獲得し、今試合でゲームキャプテンも務めるSO齊藤選手が確実にキックを決め3点を奪います。その後は攻め込むチャンスをうかがいながらチャレンジするも、ホンダのアグレッシブなディフェンスを前にゲインすることができません。21分にはホンダボールのラインアウトからBKに展開され、最後は右隅に走り込まれトライを許します。




続く25分にはキックチェイスで突破され、そのまま右隅にトライが決まり再び失点。この時点で3−21と差をつけられます。相手のリズムでボールを展開され、25分余りで3トライを許してしまうという苦しい試合展開の中、スタンドからは選手たちを後押しするように「キューデン!キューデン!」のコールが鳴り響きます。




チャンスが訪れたのは34分、敵陣22m付近でのラインアウトからSH村上選手がブラインドサイドを突破し、タックルを受けながらもSO齊藤選手にパスをつなぎ、齊藤選手がスピードに乗ったまま飛び込みトライ、ゴールキックも決めます。そこからはヴォルテクスがボールをキープする時間が続き、激しいブレイクダウンを重ねながら少しでもゲインしようと挑むも、あと一歩のところで得点にはつながらず、10−21で前半が終了します。




ハーフタイムにはトンプソンHCから「タックルミスが多く、受け身のディフェンスになっていた。もっとディフェンスでもプレッシャーをかけていこう」とアドバイスがされ、後半スタート。

後半開始後、前半からのいい流れを活かしたいヴォルテクスは前に出るディフェンスで序盤から相手にプレッシャーをかけ、開始9分にはPGのチャンスを獲得し3点を追加します。しかし、11分には自陣22mラインアウトから展開していたところをブレイクダウンでターンオーバーされ、オープンサイドへ展開、左隅へのトライを奪われます。




続く16分にはヴォルテクスが再びPGを獲得しさらに3点を追加。続く20分にもスクラムでの反則からPGとなり加点し徐々に点差を縮め、残り20分、点差は9点まで追い上げます。ここから勢いに乗りたいヴォルテクスでしたが、ホンダのパワーのあるアタックに徐々に自陣でのディフェンスの時間が多くなっていきます。




23分にはPGのチャンスを与えてしまい、失点。運動量の多いディフェンスに徐々に体力を奪われていく中でも必死に食らいつき、最後まで体力と気力を振り絞るように闘い続けますがホンダの鉄壁のディフェンスに阻まれ、時間だけが過ぎてゆき、ついにノーサイド。80分の激しい試合展開を表すように泥だらけのジャージに身を包んだ選手たちは、悔しげな表情を隠しきれないままグラウンドを後にしました。




試合終了後、トンプソンHCからは「今日は残念な結果となったが、もっといいプレーができると自分たちでも思っているはず。トップチャレンジはまだ終わっていない、次回の練習までに自分自身が何をすべきか考えてきて」と選手たちに声が掛けられました。

試合後の記者会見に出席した郷田監督は、「タックル、そしてブレイクダウンでゲームを支配されたのが敗因。残りの2戦に向けて準備したい」と次戦への決意を述べました。また、ゲームキャプテンを務めた齊藤玄樹選手は、「接点で勝てず、ゲインできなかった。そして1対1の局面で負けてしまった。残念だが、あと2試合あるので全力で次に備えたい」と語りました。




最後になりましたが、遠路はるばる、応援ツアー等を含め、九州のみならず全国各地から会場にお越しいただき、最後までご声援を送り続けてくださったファンの皆さまをはじめ、OBを中心とする応援団の皆さま、東京支社関係者の皆さま、本当にありがとうございました。苦しいスタートを切ることとなったヴォルテクスのトップチャレンジマッチですが、ここで立ち止まっている時間はありません! 今後は勝ちたいという気持ちと、トップリーグ昇格への執念がさらに激しくぶつかり合う試合が予想されます。22日のキヤノンイーグルス戦、29日のNTTドコモレッドハリケーンズ戦に望みをつなぐヴォルテクス、次戦はいよいよホームのレベルファイブスタジアムでの試合となります。皆さまの熱いご声援をよろしくお願いいたします!


このページの先頭へ