9月25日(土)16:00 三菱重工長崎戦(九州電力香椎競技場) 試合結果一覧へ



キューデンヴォルテクス 三菱重工長崎
87   17

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 8 7 0 0 54 87
後半 5 4 0 0 33
三菱重工長崎 前半 0 0 1 0 3 17
後半 2 2 0 0 14




出場選手

1 川嵜耕大 9 村上龍寛 → 安部和輝(後半13分)
2 佐藤孝樹 10 齊藤玄樹
3 田尻亮 → 小柳和幸(後半23分) 11 末藤雅宣
4 吉上耕平 12 島拓也 → 大坪 弘明(後半32分)
5 ルーク・ドハティ 13 吉田克也
6 河原崎峻 14 早田健二
7 川嵜拓生 15 吉永将宏
8 トム・マクベリー    

前半得点経過  前半Kick off : 三菱重工長崎

前半 チーム 選手 種類 得点
5分 九州電力 吉上耕平 T 5-0
5分 九州電力 齊藤玄樹 G 7-0
12分 九州電力 齊藤玄樹 T 12-0
12分 九州電力 齊藤玄樹 G 14-0
16分 三菱重工長崎 PG 14-3
21分 九州電力 吉永将宏 T 19-3
21分 九州電力 齊藤玄樹 G 21-3
24分 九州電力 河原崎峻 T 26-3
24分 九州電力 齊藤玄樹 G 28-3
31分 九州電力 齊藤玄樹 T 33-3
31分 九州電力 齊藤玄樹 33-3
35分 九州電力 吉永将宏 T 38-3
35分 九州電力 吉田克也 G 40-3
38分 九州電力 齊藤玄樹 T 45-3
38分 九州電力 吉田克也 G 47-3
40分 九州電力 早田健二 T 52-3
40分 九州電力 齊藤玄樹 G 54-3

後半得点経過 後半Kick off : 九州電力キューデンヴォルテクス

後半 チーム 選手 種類 得点
2分 九州電力 川嵜拓生 T 59-3
2分 九州電力 齊藤玄樹 G 61-3
5分 三菱重工長崎 T 61-8
5分 三菱重工長崎 G 61-10
13分 三菱重工長崎 T 61-15
13分 三菱重工長崎 G 61-17
22分 九州電力 トム・マクベリー T 66-17
22分 九州電力 齊藤玄樹 66-17
32分 九州電力 齊藤玄樹 T 71-17
32分 九州電力 齊藤玄樹 G 73-17
39分 九州電力 末藤雅宣 T 78-17
39分 九州電力 齊藤玄樹 G 80-17
41分 九州電力 早田健二 T 85-17
41分 九州電力 齊藤玄樹 G 87-17

試合の流れ

これまでの成果と、これからの課題がうきぼりになった一戦

9月25日(土)、香椎競技場にてトップキュウシュウAリーグ第3節戦三菱重工長崎戦が行われました。
開幕戦からの3試合の中でもディフェンスの時間が最も長かった本試合では、練習を重ねてきたディフェンスシステムをフィールドの上で実践する場となりました。
確実なタックルで相手の攻撃を封鎖するなど練習の成果が確実に見える一方、コミュニケーションの有無が試合の流れを左右し、ディフェンス面での今後の課題も明らかになるなど、収穫の多い一戦となりました。

前半開始後、チームとして活発で正確なコミュニケーションの継続をひとつの課題として臨んだ本戦でしたが、立ち上がりは相手に合わせてしまい、ヴォルテクスらしいプレーができず積極的なコミュニケーションも図られないまま時間が過ぎていきます。




試合が動いたのは開始5分、中央ラインアウトからのボールをSH村上選手、No.8マクベリー選手とつなぎCTB島選手がドライブしてゲイン、再びSH村上選手からラックサイドへ走り込んだLO吉上選手にパスが通り先制トライを奪います。ここから徐々に声が出始めたヴォルテクスは続く12分、敵陣ゴール前左スクラムからSH村上選手、SO齊藤選手とつないでトライ。しかし16分には自陣ゴールライン前でのペナルティキックを与えてしまい、3点を失います。




ペナルティキックで一度は流れを止められたものの、ヴォルテクスがボールを支配するゲーム展開が続き、21分には三菱のタッチキックをWTB早田選手がキャッチ、クイックスローでFB吉永選手へとつなぎ、吉永選手が敵陣22mライン付近からスピードのあるステップをみせ右隅にトライ。齊藤選手が難しい角度からのゴールキックを確実に決めます。続く24分には中央付近でターンオーバーし左へ展開、HO佐藤選手からFL河原崎選手へとつなぎ、CTB吉田選手がタックルを受けながらもゲイン、ラックからの連続攻撃を最後はFL河原崎選手がトライ。



徐々に勢いのついたヴォルテクスは一人一人が果敢に攻め、31分にはSO齊藤選手がキックしたボールを敵陣5mライン付近でWTB早田選手がキャッチしモールとなり、SH村上選手からブラインドサイドへ走り込んだSO齊藤選手へとつなぎトライ。続く35分にはWTB末藤選手がキックし走り込んで自らキャッチし、FB吉永選手へとつないでトライ。齊藤選手にかわり吉田選手がゴールキックを決めます。38分にはSO齊藤選手がトライ。40分にはWTB末藤選手の独走でのビッグゲインからチャンスを広げ、WTB早田選手がトライを決め、54-3で前半を終えます。




ハーフタイムにはトンプソンHCから「ボールを持ったらまず一人一人が仕掛けるという意識をキープして」とアドバイスがされ、後半スタート。

後半開始後、激しいブレイクダウンが繰り返される中、ラックからSH村上選手が突破しSO齊藤選手がビッグゲイン、CTB島選手、PR田尻選手、FL川嵜拓生選手とつなぎBK、FWが一体となったパスワークでトライを決めます。しかし三菱も後半から勢いを見せ、5分には三菱にインターセプトをされ、トライを許し、ゴールキックも決められます。このトライ後、ヴォルテクスは徐々にディフェンスをする時間が増え、続く13分には三菱のラインアウトから中央でラックが形成、右へ展開され2本目のトライを奪われます。




その後、ヴォルテクスも活発なコミュニケーションによりディフェンスを強化し、22分には中央右ラインアウトからオープンサイドへ展開、No.8マクベリー選手が相手につかまれながらも力強い走りを見せトライ。SH安部選手の投入により攻撃のリズムが上がり、ヴォルテクスは徐々にペースを取り戻し、32分にはNo.8マクベリー選手が相手のボールを奪いターンオーバーに成功、CTB吉田選手、SH安部選手とつなぎ、SO齊藤選手が独走トライを決めます。続く39分には連続攻撃からつないでWTB末藤選手がトライ。最後はSO齊藤選手が突破しWTB早田選手がトライを決め、試合終了となりました。




試合後、トンプソンHCから「ディフェンスの弱いポイントが明確になったのでこれから力をつけていこう」、齊藤ゲームキャプテンからは「自分たちのミスからやられている。これから一戦一戦しっかり戦っていく中で修正していこう」と話がされました。




会場で応援していただいたファンの皆さま、ありがとうございました! 次戦は10月2日(土)14:00からNTTドコモレッドハリケーンズとのオープン戦を九州電力香椎競技場にて行います。変わらぬご声援をよろしくお願いします!


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