悔しさの残るNTTコミュニケーションズシャイニングアークスとの試合から一週間、ヴォルテクスはまさに目の色を変えて、練習に取り組んできました。開幕を前によい流れをつくるためにも結果を残すことが求められた本戦、ヴォルテクスの底力が爆発しました!
ハーフタイムには、トンプソンHCから「前半のがんばりは最高だった。今週取り組んできた激しい練習の成果がでている」、平田FWアシスタントコーチからは「後半からリザーブ選手を入れていく。全員で勝とう!」と声がかけられ、後半スタート。
ヴォルテクスペースで試合が進む中、6分には敵陣22m付近でのラックからSO本多選手、FL端迫選手とつなげトライ。HOマンレー選手がゴールキックを決めます。この後、自陣ゴールライン前まで攻め込まれ、ヴォルテクスはコミュニケーションのとれたディフェンスで必死の守りをみせていましたが、32分、自陣22m付近スクラムからサイドアタックをされ、ゴール前ラックから持ち出されトライされます。しかし、ヴォルテクスも最後まで安定したボールキャリーで粘りをみせ、39分には左ゴール前ラックからSH松尾選手、PR川嵜選手とつなげトライ、終了間際には左ラインアウトからの連続攻撃でゴール前中央ラックとなり、LO山下選手が持ち出しトライを決め、試合終了となりました。
試合終了後、郷田監督から「一人一人、前に出ようという気持ちが出たいい試合だった。次につなげていこう」、中村キャプテンからは「次の試合、今日よりいい試合をしていこう。自分たちに厳しく、来週からまたやっていこう」と話がされ、締めくくられました。
9月4日にはいよいよトップキュウシュウリーグ開幕戦となるJR九州サンダースとの試合が行われます。今シーズンのドラマの序章となるはじまりの一戦、ぜひ会場にて選手たちを後押しする力強い声援をよろしくお願いします。レベルファイブスタジアムにて17:00キックオフです!