6/12(土)14:00 福岡サニックスブルース 鹿児島県立鴨池陸上競技場
齊藤ゲームキャプテンから「80分間コミュニケーションを絶やさず、練習でやってきたことを出し切ろう」、監督からは「今日が春シーズンのラストゲーム。価値ある試合にできるかは出場する選手たちにかかっている。やってきたコアスキルを集中して確実にやろう。激しく、全部を出し切ろう!」と選手たちに伝えられました。
小雨が降り出し、時折方向の定まらない風が吹く中、キックオフ。開始直後の前半2分、キックしたボールをカウンターでつながれ、インゴール右隅へサニックスに先制トライを奪われます。続く5分、ヴォルテクスが反撃をします。敵陣22m付近でサニックス選手がキックしたところをFLマクベリー選手がチャージし、そのボールを拾い、同点となるトライを決めます。FBレイサム選手のゴールキックも決まり、7−5とします。その後、ヴォルテクスは果敢に攻め込むも、チャンスをものにできず時間が過ぎてゆきます。束の間雨が止んだ34分、自陣ゴール前のペナルティからクイックスタートをしたサニックス選手に持ち込まれてトライを奪われます。ゴールキックも決められ、7−12と逆転されたところで前半が終了します。
ハーフタイムにはトンプソンHCから「ディフェンスでコミュニケーションがとれていない。後半も40分我慢し続ければチャンスは必ずくるから、続けてやっていこう」とアドバイスがされました。
再び雨足が強くなった後半、途中から投入されたPR小柳選手、PR廣畑選手がスクラムのかなめとなりプレッシャーをかけるも、ヴォルテクスはペナルティを連続してとられペースを掴めず、自陣での苦しいプレイが続きます。後半28分、続く31分、パスをつながれサニックスに連続してトライを奪われます。さらに33分にはラインアウトのクイックスタートから、左に展開され、駄目押しのトライを奪われ、7-31で試合終了。後半ラスト10分に結果として現れたように、ディフェンスの甘さが今後の課題として残りました。
試合終了後、齊藤ゲームキャプテンから「80分を通してのひとりひとりのプレイの積み重ねで結果が決まる。楽しくラグビーできるためにも、勝てるようにこれからまた頑張ろう」、監督からは「今日敗れたということは、まだまだチームとして足りないということ。ひとりひとりがトップリーグ再昇格するために何ができるか考えよう」と締めくくられました。
最後になりましたが、九州ラグビーフットボール協会ならびに鹿児島県ラグビーフットボール協会の関係者のみなさま、そして雨の中会場に足を運んで下さったファンの方々に心から感謝を申し上げます。春シーズンを通しての温かいご声援、本当にありがとうございました。 8月に予定している夏合宿や夏季の練習試合も含め、今よりも強いヴォルテクスとなって皆さまの前に立つことができるように、チーム全員で精進してまいります。今後とも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします!