5/29(土)13:00 コカ・コーラウエストレッドスパークス さわやかスポーツ広場
黄色ジャージのヴォルテクスと黒いジャージに身を包んだコカ・コーラウエストレッドスパークス。風の強かったこの日、ヴォルテクスにとっては強い向かい風が吹く中、試合がスタートしました。
前半開始4分、右ゴール前スクラムからラックが形成され、コーラに先制トライを許します。続く7分、ヴォルテクスSH村上選手からのオフロードパスを受けたFL進藤選手がトライ、ゴールキックも決まり7-7の同点とします。12分には左ゴール前ラインアウトから持ち込んでコーラがトライ、次ぐ20分にはヴォルテクスが右ゴール前ラインアウトモールからBKが展開し、レイサム選手からの絶妙なパスを受けたWTB早田選手がトライを奪います。その後、24分にコーラ、30分にはヴォルテクスSH村上選手がトライし、取られては取り返す展開に。前半終了間際、左ゴール前フリーキックから展開されコーラにトライを許し、19-28でハーフタイムを迎えます。
ハーフタイムにはナイサンBKコーチから「チャンスもあったけどパス、プレイの精度が高くなかったことがもったいない。後半もチャンスがあったら積極的にいこう」、永田FWコーチからは「もっと体を使って激しく当たって。コミュニケーションをとって全体がまとまって挑もう」とアドバイスがされました。
後半は風上となり風向きも追い風となったヴォルテクスでしたが、チャンスの場面でも得点につなげられません。開始10分、左中央ラインアウトから展開されトライ、続く22分にはゴール前ペナルティから持ち込まれ、トライを奪われます。33分にはゴール前からラックを展開され再びトライ。その後も自陣での苦しいプレイが続き、試合終了間際には中央でのターンオーバーから駄目押しのトライを許し、19-54でノーサイドとなりました。
試合終了後、監督から「プレイも意識もまだまだ練習が足りないことが明らかになった。次のサニックス戦に向けて基本からしっかりやっていこう」と言葉がかけられ、浦ゲームキャプテンが「この結果を受け止めて今後につなげよう」とまとめました。
本試合がヴォルテクスでの初試合となったレイサム選手、試合終了後のインタビューでは「スコアを見ると悔しい。1対1のタックルで負けていたのが点数に表れている。しかし前半は向かい風の中良いプレイができていたと思う。日本に来て初めての試合をできたことには満足している」と感想を語ってくれました。
当日、会場にお越しいただきましたファンの方々、ならびにコカ・コーラレッドスパークスの選手・関係者の皆さま、ありがとうございました。次戦は6月12日(土)鹿児島県立鴨池陸上競技場にて福岡サニックスブルースとの九州ダービー戦を行います。変わらぬご声援をよろしくお願いいたします!