5/15(土) 13:00 東芝ブレイブルーパス戦 東芝府中グラウンド(東京)
開始1分、右ゴール前5m付近でラインアウトからモールを押し込まれ、早々に先制トライを奪われます。その後、自陣でのプレーが続く苦しい状況の中、マイボールのラインアウトをターンオーバーされ追加点を許します。続く30分にもターンオーバーから東芝の速攻によりトライが決まり、ヴォルテクスも気迫あふれるプレーでコンタクトでは負けていないものの、ミスからの失点によりリードを許してしまいます。39分にはゴール前ラインアウトからモールで押し込まれ、ヴォルテクスのコラプシングとなり認定トライ。0-28で前半が終了しました。
ハーフタイム、トンプソンHCからFWメンバーに「ブレイクダウン、ラインアウトはできている。スクラムもだんだんよくなっている。しかし簡単なターンオーバーで2トライを奪われている。集中力を欠いたタイミング、足が止まった時にやられているので集中力を切らさないで」とアドバイス。佐藤ゲームキャプテンから「きつい時にがんばっていこう!」と気合が入れられ、後半がスタート。
後半開始後、互いに堅いディフェンスで一歩も譲らず、白熱した攻防が繰り返されます。得点が動いたのは11分、ハーフ付近から東芝がターンオーバーし、BKへとつなぎトライ。続く15分には右10mラインアウトから順目の攻撃でそのままトライを奪われます。東芝の選手たちの大きな身体から繰り出されるパワーあるプレーに、ヴォルテクスも激しいコンタクトプレーで必死に食い下がるものの、35分には右22mラインアウトモールから左へ展開、折り返しでパスをつながれトライ、39分にも追加点を許し、0−54でノーサイド。
試合後、全力を出しきったものの点数として差をつけられ、悔しい表情のみえる選手たちに「激しさ、コミュニケーションは最後までよかった。ひとつのミスから簡単にトライをとられていることが今後の課題。次に繋げていこう」と監督から言葉がかけられました。また、「練習でのミスが試合にでている。練習から精度にこだわっていこう」と佐藤ゲームキャプテンがまとめ、今後の練習に向け一層気合いが入った様子の選手たちでした。
試合後、毎年恒例となっているアフターマッチファンクションを今年は東芝ブレイブルーパス主催で開催していただき、「両チームの今後の活躍を願って」乾杯が行われたのち、歓談の時間となりました。
偶然にもチームファッションがかぶってしまい、ほとんどおそろいの恰好をした両チームの選手・スタッフが交流をしたのち、各チームを代表して東芝・廣瀬主将の「来年度はトップリーグで共に戦えることを楽しみにしています、お互い頑張りましょう」との言葉に、今回ゲームキャプテンを務めたヴォルテクス佐藤選手が「来年はトップリーグでプレーできるようにがんばります!」と決意表明を行いました。
最後になりましたが、東芝ブレイブルーパスの選手・スタッフの方々、準備にあたって下さった関係者の皆様に心から御礼申し上げます。 これから続く春季オープン戦でも、毎試合成長するヴォルテクスをファンの皆さまにお見せできるようチーム全員で精進してまいりますので、応援をよろしくお願いいたします!