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10月11日(日)クボタスピアーズ戦
10/11(日) 14:00 クボタスピアーズ戦(千葉県船橋市)
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キューデンヴォルテクス
クボタスピアーズ
19
17
チーム名
T
G
PG
DG
小計
合計
キューデンヴォルテクス
前半
1
0
0
0
5
19
後半
2
2
0
0
14
クボタスピアーズ
前半
2
0
0
0
10
17
後半
1
1
0
0
7
1
池田 圭治 → 有馬 昌宏(後半28分)
9
安部 和輝 → 松尾 匡祐(後半11分)
2
仲西 良太 → 濱田 修一(後半26分)
10
本多 祐三
3
小野田 寛文
11
末次 弘明
4
山下 和人 → 吉浦 利浩(後半18分)
12
三輪 幸輔 → 大坪 弘明(後半26分)
5
山元 宗一郎 → 浦 真人(後半11分)
13
森田 啓介 → 島 拓也(後半11分)
6
河原崎 峻
14
山田 和弘
7
川嵜 耕大
15
吉田 克也
8
浦川 伸太郎
10月11日(日)、クボタスピアーズグラウンドにて、サテライトリーグ第1戦、クボタスピアーズとの試合が行われました。
今シーズン、Bチームは不甲斐ない試合を続け、50点以上奪われるという完敗を喫するなど、何度も何度も悔しく、虚しく、情けないというような苦しい思いを繰り返してきました。
正直なところ、トップリーガーとしての自信を失いかける寸前まできています。
昨年のサテライトリーグの試合でクボタスピアーズに完敗しているだけに、自らの自信を取り戻したいと、この負の連鎖を断ち切りたいと、80分間、前に出続けることを意識し、並々ならぬ闘志を剥き出しにして試合に臨みました。
キックオフは、ヴォルテクス。出だしから気迫溢れるプレーを続出し、トライまでは繋げられないものの、何度かゴール前まで攻め込み、良い流れを呼び込みます。
その流れを追い風にし、17分、チャンスが訪れます。敵陣からの相手ロングキックを自陣10m付近でFB吉田選手がキャッチします。吉田選手から、SO本多選手、WTB山田選手へとボールを繋ぐと、山田選手がディフェンスラインを突破。相手に倒されながらもボールをFL河原崎選手へ繋ぎ、そのままトライを奪います。先制トライを決め、良いスタートを切ります。その後もチャンスを狙い、攻め込むヴォルテクスですが、クボタスピアーズの固いディフェンスに阻まれます。
26分、今度はクボタスピアーズがチャンスを掴みます。自陣ゴール前での相手ラインアウトからクボタの大型FW陣にモールを押し込まれた後、BKに展開されると、ディフェンスが間に合わず、相手WTBの選手にトライを許します。5対5の同点となり、試合は振り出しに戻されます。
このままクボタの勢いに飲み込まれるわけにいかないヴォルテクスは、このトライを皮切りに猛攻へと転じます。
29分、30分と良い形でクボタ陣内に攻め込みますが、チャンスを自らのミス、反則で潰してしまい、追加点へと繋げることができません。一方、クボタもリードを奪おうと必死に攻め込んできます。個々の能力では上回っているクボタメンバーに対し、ヴォルテクスメンバーは、15人でコミュニケーションをとりながら、低いタックルを繰り返してピンチを凌ぎます。
トライを奪いたい気持ちとは裏腹に、36分、ドロップアウトから奥に蹴り込み、ラックからFL河原崎選手、SO本多選手と繋いだ次の瞬間。本多選手のチップキックがチャージされ、そのまま独走トライを決められます。
ミスからのトライに加え、追いかける立場となってしまい、痛手を負いながらも、激しいプレーで臨み続け、5対10と1トライ差のまま前半を折り返します。
トンプソンHCはハーフタイム中に、「前半、とても良いディフェンスをしている。タックル後のプレー、ボールを持っている人へのサポートをもっと意識して臨もう!40分良いゲームをしたことに満足せず、残り40分戦い抜こう!今日は、絶対勝って帰ろう!!」と選手を鼓舞しました。
後半に挑むヴォルテクスメンバーからは、今までないほどの気合いを感じられます。
クボタキックオフで開始された後半、開始直後の3分に、ヴォルテクスがゴール前まで攻め込みますが、ラインアウトでターンオーバーされ一気に自陣まで持ち込まれます。
互いに譲らない一進一退の攻防が続く中、後半はクボタの流れで試合を展開され、我慢の時間帯を強いられます。
今までであれば、劣勢の状況に、疲れから集中力を切らしてしまうシーンが多かったものの、この日のヴォルテクスは、何が何でも守り切ろう、チャンスがあれば果敢に攻め込もうと、メンバー交替があっても、グラウンドに立つ15人全員の強い気持ちが統一されていました。
33分、クボタに惜しくも追加のトライを許してしまいます。5対17とリードを広げられ、嫌な予感が漂います。
さらに、クボタの大型FW陣に、スクラムで押され始め、チャンスも全てターンオーバーされるという事態になり、このまま終わってしまう可能性も十分にありました。
しかし、15人の気持ちは決して諦めていませんでした。
40分、相手ボールをターンオーバーし展開すると、FB吉田選手が1対1で相手を外して抜き去りトライを奪います。さらには、ロスタイムに入った42分。敵陣での相手ペナルティからクイックスタート。SH松尾選手、SO本多選手と繋いだ直後、FL河原崎選手が本多選手の横に空いたスペースを狙って勢いよく走り込み、そこを繋いで同点となるトライをゴール中央に決めます。ゴールキックを決めれば、逆転。FB吉田選手が慎重にボールを蹴り、ゴール成功!19対17で見事、劇的逆転勝利を収めました。
拮抗した試合で、時には劣勢に立ちながらも、80分、死に物狂いで戦い抜いた末の大きな勝利です。ノーサイドの笛とともに、選手は飛び上がって喜びました。大袈裟と言われるかもしれませんが、それだけ、苦しみ、自信をなくし、暗闇でもがいていたからこその喜びです。キューデンヴォルテクスにとっては是が非でも手にしたかった勝利。このことは、チームの勢いをさらにつけ、Aチームにも良い影響を与えてくれるでしょう。
試合後、郷田監督は、「よく頑張った!この感覚を忘れずに、次のNEC戦に向けて頑張ろう!!」と称えました。
また、ゲームキャプテンの河原崎選手は、「これで満足してはいけない!まだまだ!次も勝たなきゃ意味がない!また、頑張ろう!」とメンバーに呼びかけました。
最後になりましたが、クボタスピアーズグラウンドにお越しくださいましたファンの皆さまをはじめ、会場設営・準備等にご尽力いただきましたクボタスピアーズ選手、関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。
サテライトリーグ第2戦は、10月25日(日)、NEC我孫子グラウンド(千葉県我孫子市)にて行われますNECグリーンロケッツとの一戦です。引き続き、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
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