9/12(土) 17:00 近鉄ライナーズ戦(大阪長居スタジアム)

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キューデンヴォルテクス 近鉄ライナーズ
3   31

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 0 0 1 0 3 3
後半 0 0 0 0 0
近鉄ライナーズ 前半 2 2 0 0 14 31
後半 2 2 1 0 17



近鉄ライナーズ VS キューデンヴォルテクス

No. 氏名(身長/体重/年齢) ポジション No. 氏名(身長/体重/年齢)
1 石田大起 (173/95/33) フォワード 1 有馬昌宏 (180/107/25)
2 重枝孝二 (178/98/27) 2 佐藤孝樹 (170/97/25)
3 成昂徳 (178/115/26) 3 田尻亮 (184/104/31)
4 ルーク・トンプソン (195/108/28) 4 吉上耕平 (185/100/33)
5 ルア・ロコツイ (196/115/29) 5 浦川伸太郎 (188/103/23)
6 伊藤太進 (183/98/29) 6 松本允 (170/92/25)
7 田中正純 (183/98/31) 7 進藤猛 (185/101/28)
8 タウファ統悦 (183/108/28) 8 ルーク・ドハティ (196/108/27)
9 金○元(○は吉2つ) (171/78/25) ハーフバックス 9 村上龍寛 (166/70/32)
10 大西将太郎 (180/85/30) 10 ティム・アトキンソン (177/89/32)
11 田中優介(185/99/24) スリークォーター・バックス 11 前田健介 (173/82/33)
12 ジェフリー・イエロメ (180/99/27) 12 黒木孝太 (174/83/26)
13 吉川修司 (183/93/24) 13 山口雄一 (174/78/28)
14 坂本和城 (181/89/29) 14 吉永将宏 (170/77/28)
15 高忠伸 (174/84/28) フルバック 15 ナイジェル・スタニフォース (193/100/28)
16 吉田伸介 (174/98/24) リザーブ 16 ジョシュ・マンレー (181/105/28)
17 中村勇輔 (178/115/24) 17 小柳和幸 (175/109/26)
18 袋井隆史 (188/108/31) 18 川嵜拓生 (184/101/32)
19 佐藤幹夫 (181/97/29) 19 トム・マクベリー (187/105/29)
20 佐久間隆 (171/80/23) 20 松尾匡祐 (166/67/26)
21 劉治栄 (177/86/24) 21 ナイサン・グレイ (185/99/34)
22 タフィア・タウファ (183/98/27) 22 大坪弘明 (173/81/25)

九州電力キューデンヴォルテクス入替/交替

種類 時間 選手
入替 後半 11分 進藤猛→川嵜拓生
入替 後半 11分 ルーク・ドハティ→トム・マクベリー
入替 後半 11分 ティム・アトキンソン→ナイサン・グレイ
入替 後半 14分 ナイジェル・スタニフォース→大坪弘明
入替 後半 14分 佐藤孝樹→ジョシュ・マンレー
入替 後半 27分 田尻亮→小柳和幸
入替 後半27分 村上龍寛→松尾匡祐

近鉄ライナーズ入替/交替

種類 時間 選手
入替 後半 23分 田中優介→タフィア・タウファ
入替 後半 23分 ルア・ロコツイ →袋井隆史
入替 後半 23分 田中正純→佐藤幹夫
入替 後半 23分 吉川修司 →劉治栄
入替 後半31分 石田大起→中村勇輔
入替 後半 34分 金○元(○は吉2つ)→佐久間隆
入替 後半 34分 重枝孝二→吉田伸介

前半得点経過  前半Kick off : 九州電力キューデンヴォルテクス

前半 チーム 選手 種類 得点
2分 近鉄 金○元(○は吉2つ) T 5-0
3分 近鉄 高忠伸 G 7-0
7分 九州電力 ナイジェル・スタニフォース PGx 7-0
11分 九州電力 ナイジェル・スタニフォース PGx 7-0
21分 近鉄 田中優介 T 12-0
22分 近鉄 高忠伸 G 14-0
37分 九州電力 ナイジェル・スタニフォース PG 14-3
41分 近鉄 高忠伸 PGx 14-3

後半得点経過  後半Kick off : 近鉄ライナーズ

後半 チーム 選手 種類 得点
4分 近鉄 ジェフリー・イエロメ T 19-3
5分 近鉄 高忠伸 G 21-3
18分 近鉄 高忠伸 PG 24-3
25分 近鉄 金○元(○は吉2つ) T 29-3
26分 近鉄 高忠伸 G 31-3

レポート

精度上がらず、要所でのミスが響き開幕から2連敗

 9月12日(土)、17:00、大阪長居スタジアムにて、トップリーグ第2節、近鉄ライナーズ戦が行われました。
 昨シーズンの近鉄ライナーズ戦は、力及ばず、ヴォルテクスが敗北を喫しました。その悔しさをバネに挑んだ8月の夏季オープン戦は、ヴォルテクスが前半から得点を重ね勝利を手にし、トップリーグ開幕前に自信をつけることができ、この試合にも全身全霊で挑むだけの十分な覚悟が22人にはありました。




 試合当日は、この一週間、そして昨日までの晴天が嘘かのように、大阪は午後から強い雨が降り出しました。この雨をも味方につけ、序盤からリードを奪えるかどうかが大きな鍵。
 両チームともに初戦を落としているだけに、勝利をかけてこの試合に挑みました。


 ヴォルテクスのキックオフで開始された試合は、開始直後いきなりピンチを招きます。
 キックオフから相手に抜け出され、ゴール前まで攻め込まれると、ヴォルテクスが反則を犯してしまい、さらに相手にチャンスを与えてしまいます。2分、ゴール前スクラムからSH金選手に持ち込まれ、先制トライを許します。

 開始直後のトライに、嫌な予感が頭をよぎります。反撃に出たいヴォルテクスは、7分に、ペナルティゴールのチャンスを得ますが、ハーフウェイライン付近からの難しいキックは、外れてしまい、得点を奪うことができません。さらに11分、またも相手の反則より、ペナルティゴールを選択します。今度は敵陣22m付近で角度的にもゴール成功の可能性が高い位置。FBスタニフォース選手は、ゴールを決めようと慎重に狙いますが、1本目の失敗が響いたのか、ゴール失敗に終わります。




 その後ゴール前まで詰め寄り大きなチャンスを呼び込みますが、ノックオンのイージーミスでトライに繋げられず、ヴォルテクスは完全に流れを掴み損ねます。
 逆にそのまま流れを掴んだのが近鉄ライナーズ。21分、ラインアウトからの2次攻撃でトライを決められ、0対14とリードを広げられてしまいます。
 その後、雨の影響もあり、互いにミスが続き、追加点を奪えぬまま時間だけが過ぎて行きます。
 37分、ヴォルテクスは、本日3度目のペナルティゴールのチャンスを得ます。3度目の正直と言えるのか、今度は見事にゴール成功し、3点を返します。
 1トライを加え、点差を縮めたいヴォルテクスでしたが、相手の堅いディフェンスと、隙を突くアタックに阻まれ、そのまま前半を終了します。



 精度が今一歩上がらないヴォルテクス。ハーフタイムに前半の反省点を確認し合い、より精度を高め、キックオフの入りから集中しようと臨んだ後半でしたが、またも前半同様、開始直後にピンチを招きます。4分、自陣右ゴール前のスクラムから展開され、CTBの外国人選手に、強烈なスピードで縦に突っ込まれ、そのままトライを決められます。




 ヴォルテクスは、ひたすらチャンスを狙い、得点へ繋げようと必死の攻防で挑みます。幾度となく訪れるチャンスですが、敵陣ゴール前までボールを運ぶことができても、ミス、反則で自滅してしまうという展開に。
 神様から見放されたかのように、ミス、反則で自らの首を絞め、疲労だけが増していきます。
 18分には、ペナルティゴールを決められ、25分には、連続攻撃でヴォルテクスのディフェンスが振り回されてトライされるなど、最後まで近鉄ライナーズのリズムで展開された試合に。終わってみれば、3対31。天候も悪く、接戦を繰り広げられる要素が多かっただけに、予想以上の大差での敗北となりました。




 試合終了後、吉永副将は、「敵陣でミスをせず、継続するという気持ちを持って臨んだのですが…悔しいです」と言葉少なに話し、郷田監督は、「雨という天候も考慮し、前に出てプレッシャーをかけていこうとしたのですが、ミス、反則も多く、逆に近鉄ライナーズにしっかりとチャンス時に得点へと結ばれてしまいました。サントリー戦に向けて、修正し挑みたいです」と試合を振り返りました。

 最後になりましたが、アウェイでの試合、そして雨にも関わらず、会場に駆けつけてくださいましたファンの皆さまをはじめ、OBを中心とする応援団の皆さま、九電グループ会社の皆さま、また、関西電力関係者の皆さま、お取引先関係各社の皆さま、ご声援をありがとうございました。
 第3節は、秩父宮ラグビー場で行われますサントリーサンゴリアスとの試合です。強豪チームとの戦いが続きますが、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

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