9/5(土) 19:00 福岡サニックスブルース戦(レベルファイブスタジアム)

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キューデンヴォルテクス 福岡サニックスブルース
15   25

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 1 0 1 0 8 15
後半 1 1 0 0 7
福岡サニックスブルース 前半 2 2 0 0 14 25
後半 1 0 2 0 11



福岡サニックスブルース VS キューデンヴォルテクス

No. 氏名(身長/体重/年齢) ポジション No. 氏名(身長/体重/年齢)
1 杉浦敬宏 (177/105/25) フォワード 1 有馬昌宏 (180/107/25)
2 加古川雅嗣 (170/99/30) 2 佐藤孝樹 (170/97/25)
3 申東○(○は冫に原) (181/103/22) 3 田尻亮 (184/104/31)
4 秋田太朗 (190/97/30) 4 吉上耕平 (185/100/33)
5 ジェイク・パリンガタイ (192/109/29) 5 浦川伸太郎 (188/103/23)
6 菅藤友 (179/93/30) 6 松本允 (170/92/25)
7 西浦啓三 (180/90/28) 7 進藤猛 (185/101/28)
8 西端要 (172/96/32) 8 川嵜拓生 (184/101/32)
9 天本俊輔 (173/75/27) ハーフバックス 9 村上龍寛 (166/70/32)
10 小野晃征 (171/83/22) 10 ティム・アトキンソン (177/89/31)
11 永留健吾 (177/75/27) スリークォーター・バックス 11 前田健介 (173/82/33)
12 濱里周作 (180/84/23) 12 ナイサン・グレイ (185/99/34)
13 ピラ・フィフィタ (186/105/34) 13 黒木孝太 (174/83/26)
14 タファイ・イオアサ (182/100/28) 14 吉永将宏 (170/77/28)
15 古賀龍二 (178/82/32) フルバック 15 ナイジェル・スタニフォース (193/100/28)
16 松園正隆 (172/102/35) リザーブ 16 ジョシュ・マンレー (181/105/28)
17 友利玲臣 (175/100/33) 17 小柳和幸 (175/109/26)
18 渡辺正善 (188/93/26) 18 川嵜耕大 (188/104/24)
19 ハレ・マキリ (190/105/31) 19 トム・マクベリー (187/105/29)
20 金川禎臣 (177/82/26) 20 松尾匡祐 (166/67/26)
21 永池真也 (173/77/27) 21 大坪弘明 (173/81/25)
22 藤原旭 (173/78/26) 22 吉田克也 (184/93/23)

九州電力キューデンヴォルテクス入替/交替

種類 時間 選手
入替 後半 15分 有馬昌宏→小柳和幸
入替 後半 18分 進藤猛 →トム・マクベリー
入替 後半 18分 ナイサン・グレイ→大坪弘明

福岡サニックスブルース入替/交替

種類 時間 選手
入替 後半 15分 杉浦敬宏→友利玲臣
入替 後半 15分 永留健吾→藤原旭
入替 後半 37分 小野晃征 →金川禎臣
入替 後半 37分 西端要→渡辺正善
入替 後半 38分 加古川雅嗣→松園正隆

前半得点経過  前半Kick off : 福岡サニックスブルース

前半 チーム 選手 種類 得点
4分 サニックス 小野晃征 PGx 0-0
6分 サニックス 永留健吾 T 5-0
7分 サニックス 小野晃征 G 7-0
11分 九州電力 ナイジェル・スタニフォース PGx 7-0
12分 九州電力 ティム・アトキンソン T 7-5
13分 九州電力 ナイジェル・スタニフォース Gx 7-5
16分 九州電力 ナイジェル・スタニフォース DGx 7-5
22分 サニックス 小野晃征 PGx 7-5
29分 サニックス 西端要 T 12-5
30分 サニックス 小野晃征 G 14-5
40分 九州電力 ナイジェル・スタニフォース PG 14-8

後半得点経過  後半Kick off : 九州電力キューデンヴォルテクス

後半 チーム 選手 種類 得点
13分 サニックス 加古川雅嗣 T 19-8
15分 サニックス 小野晃征 Gx 19-8
17分 サニックス 小野晃征 PG 22-8
21分 九州電力 トム・マクベリー T 22-13
22分 九州電力 ナイジェル・スタニフォース G 22-15
27分 サニックス 小野晃征 PG 25-15

レポート

九州ダービー制せず

 9月5日(土)19:00、レベルファイブスタジアムにて、ヴォルテクスにとって3年目のトップリーグが開幕しました。
 今年も、この日を待っていましたと言わんばかりのヴォルテクス大応援団がバックスタンドを埋めつくすというありがたく、そして素晴らしい舞台が整えられ、あとはヴォルテクスメンバーが力を発揮するのみとなりました。初戦の相手である福岡サニックスブルースに勝利すること、開幕戦での勝利、九州ダービーでの勝利が、どれだけ重要な意味を持つか、全員が勝利を信じ、この戦いに挑みました。



 サニックスのキックオフで開始された試合は、出だしから互いのキックによる陣地争いとなり、いかに敵陣でのチャンスを生かすかが注目されます。
 試合が動いたのは、6分。自陣でのマイボールスクラムをターンオーバーされてしまいます。一気にピンチが訪れ、そのままサニックスボールとなり、右に展開され、先制トライを許します。




 しかし、その直後の11分。敵陣でのサニックスの反則により、ペナルティゴールのチャンスを得ます。FBスタニフォースのゴールキックは、惜しくもゴールポストに当たって跳ね返り、そのボールを拾ったサニックスが攻撃に転じます。 しかし、相手キックが思うように飛ばず、タッチを切り、再びヴォルテクスにチャンスが訪れます。12分、ラインアウトから連続攻撃でじりじりとゴールラインまで攻め入ると、ラックからSH村上選手、SOアトキンソン選手へと繋ぎ、そのままトライを奪います。ゴールキックはまたもポストに当たり外れてしまいますが、5対7と点差を縮めます。
 ここから勢いに乗りたいヴォルテクスでしたが、21分、SOアトキンソン選手がシンビンとなり、14人でのプレーを強いられると、逆に流れを掴んだサニックスにトライを許してしまいます 。


 なかなか追加点を奪えないヴォルテクス。敵陣に攻め込んでも、自らのミス、反則でチャンスを生かすことができません。39分に、ペナルティゴールで3点を返しますが、8対14とリードされたまま、後半へ望みを繋げます。

 後半に挑むにあたり、前半自らの力が発揮できずに自滅しているということを再認識し、より良い連携、より強い気持ちを持って挑もうと15人は再びフィールドに立ちます。
 後半開始から両チームともに一歩も譲るまいと拮抗する場面が見られ、5分過ぎたあたりから、ヴォルテクスが何度かチャンスを掴み、ゴールラインを脅かしますが、トライを取り切れず、追加点を逃します。

 流れに乗れないヴォルテクスに追い打ちをかけるように、13分、サニックスに連続攻撃で自陣に攻め込まれると、ゴール前ラックの内から走り込まれ、そのままトライを奪われます。さらに、17分には、ペナルティゴールを決められ、8対22となり、嫌な雰囲気が漂います。




 ヴォルテクスは、流れを変えようとメンバー交替に出ます。この交替がヴォルテクスに大きな好機を与えます。21分、ハーフウェイ付近でのターンオーバーから、左に展開し、FBスタニフォースがキックでゴール前にボールを転がします。相手が拾い上げ走り出したところをSOアトキンソン選手が激しいタックルでボールを奪い返し、SH村上選手から先ほど交替したばかりのNo.8マクベリー選手へと繋ぎます。マクベリー選手が走り込んでトライを奪い、15対22とその差を1トライ1ゴールで追いつく7点差まで縮めます。



 同点、さらには逆転のチャンスが見えたヴォルテクス。この時点では、十分に逆転するだけの時間の余裕がありました。果敢に攻め込むヴォルテクスでしたが、前半でもチャンスを潰し続けたミスや反則が続き、自らを苦しめます。無情にも時間だけが過ぎ、刻々とノーサイドの時間が迫ってきます。27分、追加点を奪えない焦りからか、自陣で反則を犯してしまい、サニックスに3点の追加点を与えてしまいます。
 最後までヴォルテクスはチャンスを生かしきれぬまま、最後のワンプレーもミスで終えるという悔しいノーサイド。終わってみれば、15対25と九州ダービーを制することはできなかった上、勝ち点を1点も奪えぬまま、厳しい結果で幕を閉じました。




 試合終了後、ゲームキャプテンの吉永副将は、「ヴォルテクスのやりたかったことができず、プレッシャーに負けてしまいました。」と悔しさをにじませながら話しました。

 郷田監督は、「初戦ということで、必ず勝ちたいという思いで臨んだのですが、相手の前に出るディフェンスでミス、反則が続き、敗れてしまいました。」と冷静に試合を振り返りました。

 最後になりましたが、勝利を願い、勝利を信じ、大きなご声援を送ってくださいました多くのファンの皆さまをはじめ、OBを中心とする応援団の皆さま、九電グループ関係者の皆さま、また、九電商友会をはじめとするお取引先関係各社の皆さま、熱い熱いご声援をありがとうございました。
 ここから2試合アウェイでの試合が続きます。第2節は、9月12日(土)大阪長居スタジアムにて行われます、近鉄ライナーズ戦です。引き続き、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

 サニックス戦の模様は、9月12日(土)午前10時30分からFBS福岡放送にて放送されます。
 是非、ご覧ください!


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