5/23(土) 14:00 コカ・コーラウエストレッドスパークス(A)(さわやかスポーツ広場)

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キューデンヴォルテクス(A) コカ・コーラウエスト
レッドスパークス(A)
7   71

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス(A) 前半 1 1 0 0 7 7
後半 0 0 0 0 0
コカ・コーラウエスト
レッドスパークス(A)
前半 5 3 0 0 31 71
後半 6 5 0 0 40



5/23(土) 12:10 コカ・コーラウエストレッドスパークス(B)(さわやかスポーツ広場)

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キューデンヴォルテクス(B) コカ・コーラウエスト
レッドスパークス(B)
0   104

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス(B) 前半 0 0 0 0 0 0
後半 0 0 0 0 0
コカ・コーラウエスト
レッドスパークス(B)
前半 6 5 0 0 40 104
後半 10 7 0 0 64



出場選手

キューデンヴォルテクス(A)

1 中村 嘉宏 9 松尾 匡祐 → 村上 龍寛 (後半0分)
2 佐藤 孝樹 → ジョシュ マンレー (後半0分) 10 ティム アトキンソン
3 田尻 亮 → 小野田 寛文 (後半21分) 11 前田 健介
4 吉上 耕平 12 大坪 弘明
5 浦 真人 13 山口 雄一 → 今村 圭吾 (後半0分)
6 松本 允 → 河原崎 峻 (後半10分) 14 吉永 将宏
7 トム マクベリー 15 黒木 孝太 → 齊藤 玄樹 (後半20分)
8 川嵜 拓生    

キューデンヴォルテクス(B)

1 有馬 昌宏 9 安部 和輝
2 濱田 修一 → 仲西 良太 (後半0分) 10 久木元 孝成 → 島 拓也 (後半7分)
3 池田 圭治 11 山田 和弘
4 山元 宗一郎 → 川嵜 耕大 (後半29分) 12 本多 祐三
5 川嵜 耕大 → 浦川 伸太郎 (後半0分) 13 森田 啓介 → 山元 宗一郎 (後半35分)
6 大山 貴弘 14 久保 章太
7 吉浦 利浩 15 吉田 克也
8 長野 成信    

レポート

歴史的大敗

 5月23日(土)、さわやかスポーツ広場にて、「春の九州ダービー」コカ・コーラウエストレッドスパークスとの試合が行われました。
 日差しは強く、初夏を感じさせる陽気の中、久しぶりの福岡での試合にファンの方々とともに心弾ませ、気合いも十分で挑んだはずの試合でした。

 1試合目はBチームの試合。
 試合開始から、敵陣に攻め入ることができないまま自陣でのプレーを強いられます。6分、マイボールスクラムからこぼしたボールを拾われ先制トライを奪われると、自陣でのプレーから抜け出せないまま15分、17分にも立て続けに追加のトライを許してしまいます。反撃に出たいヴォルテクスですが、前半はキックオフ、キック以外で敵陣に攻め込むことができたのはたったの1回。40分間のほとんどを自陣でのディフェンスに割く結果で、失点は40点。0対40という一方的な試合展開で前半を折り返します。





 ハーフタイムにトンプソンHCは、「前半40分は個人個人の勝手なプレー、且つ、受身の試合になっている。このままだと100点ゲームになる。15人が一つになれば必ず後半に良い流れがくる。後半の最初の15分が勝負だ!もっと前に出よう!」とメンバーに声をかけました。




 気持ちを切り替えて挑んだ後半ですが、7分にトライを奪われると、その後も次々にコカ・コーラの意図するアタックを受け続け、悪い流れを払拭することはできないまま、大量得点を許し続けます。反撃することすらできず、もう歯止めのきかない状況で、終わってみれば0対104という虚しい結果でノーサイドを迎えました。





 2試合目は、Aチームの試合です。
 Bチームの大敗を受け、「Aチームは出だしから攻めていこう!」と全員の気持ちを一つにして試合に臨みました。開始からその気持ちが全面に出たナイスディフェンスを何度も繰り広げます。しかし、15分、コカ・コーラの連続攻撃から相手14番に裏へ蹴られ、インゴールに転がったボールをそのまま押さえられトライを許します。このトライがヴォルテクスの集中力を切れさせたのか、19分、23分にもトライを奪われ、0対19となります。





 嫌な雰囲気が漂うグラウンド。しかし、25分、ヴォルテクスに絶好のチャンスが。敵陣でのラインアウトからの2次攻撃でラックを形成。そこからSH松尾選手、SOアトキンソン選手へとボールを繋ぎ、アトキンソン選手が前に空いたスペースを突いてトライを奪います。ここから反撃かと思われましたが、自らのミスが重なった上、さらに2つのトライをコカ・コーラに許し、7対31で前半を終了します。





 この日ヴォルテクスは、受身のままの試合を繰り広げてしまいます。後半になってもコカ・コーラに自由自在なプレーを持続させてしまい、得点はどんどん広がっていきます。何をもって反撃するのか、何をもって守り続けるのか…。Bチームに負けず劣らずの悔しいノーサイドの笛が鳴り響き、7対71という結果に終わりました。





 A・B両チームともに歴史的大敗を喫したヴォルテクス。自ら招いた結果ではありますが、試合を終えた今、この結果に対して言葉にしようがないというのが本音なのかもしれません。
 ただ一つ言えることは、やるべきことが山のようにあるということ。ここからひたすら目標に向かって前に進み続けるしかありません。九州魂を持っているメンバーだからこそ、ここで諦めるようなチームではないと確信しています。
 この結果が春シーズンで良かったと、トップリーグを終えた時に振り返られるよう、残る春季オープン戦を戦い抜きます。

 最後になりましたが、会場にお越しいただき温かいご声援をいただきましたファンの皆さまをはじめ、会場設営・運営等にご尽力いただきましたコカ・コーラウエストレッドスパークスの選手・関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。


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