1/4(日) 12:00 近鉄ライナーズ(レベルファイブスタジアム)

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キューデンヴォルテクス 近鉄ライナーズ
18   29

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 2 1 1 0 15 18
後半 0 0 1 0 3
近鉄ライナーズ 前半 2 0 0 0 10 29
後半 3 2 0 0 19



出場選手
1 中村 嘉宏 9 村上 龍寛
2 佐藤 孝樹 10 齊藤 玄樹
3 田尻  亮 11 黒木 孝太 → 山口 雄一(後半39分)
4 浦 真人 12 ナイサン グレイ
5 ルーク ドハティ → トム マクベリー(後半22分) 13 ティム アトキンソン
6 端迫 雅俊 14 吉永 将宏
7 吉上 耕平 15 今村 圭吾
8 川嵜 拓生    

レポート

力出し切れず、屈辱の1敗

 1月4日(日)、レベルファイブスタジアムにて、近鉄ライナーズとの試合が行われました。
2年目のシーズンも残り3試合。背水の陣に挑み続けるヴォルテクスにとって近鉄ライナーズ戦は負けられない一戦です。この試合で3勝目を飾り、ヴォルテクスの快進撃を披露できることを全員で信じ合い挑みました。

 近鉄のキックオフで始まった試合は、出だしから近鉄の大型プレーヤーを中心とした強固なアタックが続き、ヴォルテクスはディフェンス続きの苦しい状況が続きます。
 12分、近鉄にペナルティゴールのチャンスを与えてしまいますが、ゴール成功とならず、近鉄の先制点を免れます。
 その後の16分、今度はヴォルテクスがペナルティゴールのチャンスを得ると、SO齊藤選手が安定したゴールキックで成功させ、先制点を奪います。
 このペナルティゴールで波に乗ったヴォルテクスは、19分、相手がキックしたボールをCTBグレイ選手がキャッチすると、チップキックを蹴り込み転がったボールを自ら拾い、そのまま走り込んでゲインし続けます。最後は、オフロードパスで内側に走り込んできたCTBアトキンソン選手に繋いでトライを決めます。




 続く26分には、敵陣でのラインアウトをターンオーバーし、SO齊藤選手、CTBアトキンソン選手と繋いでラックでポイントを作ると、SH村上選手の素早い球出しで2次攻撃を仕掛け、SO齊藤選手、CTBグレイ選手、FB今村選手へ繋ぎ、今村選手が空いたスペースを突いてトライ。15対0とリードします。
 このまま勢いを持続させたいヴォルテクスでしたが、近鉄からの果敢な攻撃により、30分、連続攻撃からトライを奪われると、一気に流れは近鉄に移り、40分にも前半最後のワンプレーでトライを許します。ヴォルテクスは、15対10とその差を縮められ嫌な雰囲気が流れる中、前半を折り返してしまいます。




 後半、残り40分間ディフェンスで我慢し続け、先制点から良いリズムに乗っていこうと気持ち新たにグラウンドに現れたヴォルテクスメンバー。開始3分に敵陣でのペナルティからゴールを選択し、ペナルティゴールを成功させ18対10とします。
 “ここからだ!!”と誰もが快進撃に期待を寄せたことでしょう。しかし、8分、自陣ゴール前で犯したヴォルテクスの反則から、相手SH金選手にクイックスタートを切られ、そのままトライを奪われると、16分にはカウンターアタックでトライを奪われ18対22と逆転されてしまいます。




 21分にも追加のトライを許し、点差は一気に11点に。反撃に出たいヴォルテクスですが、良い形で敵陣に攻め込み近鉄ディフェンスを脅かすものの、ゴールまであと少しというところでミスが出てしまいます。前半からの激しいコンタクトによる疲れも出始め、最後まで追加点をあげることができないまま、18対29で無情にも屈辱の敗北を喫しました。






 試合終了後の記者会見では、「負けられない一戦でしたので、残念です。自陣での戦いが長い上、反則も多く攻めきることができませんでした。」と神田監督が反省点を振り返ると、中村主将は、「不甲斐ない試合となり、申し訳ないと思っています。」と話しました。


 最後になりましたが、新年早々ヴォルテクスの勝利を願って会場にお越しくださいました多くのファンの皆さまをはじめ、OBを中心とする応援団の皆さま、ならびに、九電グループ関係者の皆さま、また九電商友会をはじめとするお取引関係各社の皆さま、いつもと変わらないご声援をありがとうございました。

 第12節は、1月11日(日)ヤマハスタジアム(静岡)にて行われます、ヤマハ発動機ジュビロ戦です。この試合に勝って残留に望みを繋げることができるよう引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。


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