9/21(日) 14:00 クボタスピアーズ(クボタスピアーズホームグラウンド)
9月21日(日)、クボタスピアーズホームグラウンド(千葉県)にて、クボタスピアーズとのサテライトリーグ戦が行われました。
トップリーグは第3節を終え、連敗からは逃れられていないものの、サントリー戦での貴重な勝ち点、東芝ブレイブルーパス戦での固いディフェンスで確かな手ごたえを感じているヴォルテクス。これから残り10試合を戦っていく上で、誰がトップリーグに出てもおかしくないチーム力の底上げが重要視されてくる中、Bチームによるサテライトリーグでの活躍が求められます。強豪クボタスピアーズとの戦いで、Aチーム昇格への意気込みと実力が問われました。
神田監督は、ハーフタイムに「後半からもう一回立て直して、自分達のやるべきことを行動で示そう!ファーストタックル、ファーストアタックからしっかりやろう!」と選手に発破をかけました。
後半は雨足がさらに強くなり、時には雷がなるほどの悪天候に。ヴォルテクスは、どのような状況でも自分たちのプレーを率先して実行しようと意思統一をして臨みました。 開始からクボタの果敢な攻撃がヴォルテクスのディフェンスラインを脅かしますが、激しいプレッシャーとナイスデイフェンスでピンチを逃れます。 しかし、5分、ふと気が抜けてしまったのか、クボタに自陣まで攻め込まれると、ボールを自由自在に繋がれ、ゴール中央にトライを奪われます。5対40。 このままトライを奪われ続けるのではないかという不安が頭を過ぎりますが、ヴォルテクスメンバーは、必死のディフェンスでゴールラインを守り抜き、追加点を与えません。 20分、堅い守りからのチャンスがヴォルテクスに巡ってくると、クボタの連続ペナルティでじりじりとゴールラインに攻め込み、最後は、ラックから右に展開し、WTB前田選手がゴール右隅に本日2本目のトライを決めます。 その後、両チームともに一進一退の攻防を繰り返しますが、雨の影響で思うような展開を繰り広げることができず、互いに追加点を得ることができません。ヴォルテクスメンバーの反撃の思いも空しく、前半の失点が響いて10対40でクボタスピアーズ敗北を喫しました。
試合終了後にトンプソンHCは、「後半は内容的にも良かった。しかし、後半が良くても結果は出せない。前半から後半のようなプレーをし続けていくことが重要だ。」と選手に向けて話をし、今後の課題を明確にしました。
最後になりましたが、激しい雨にも関わらず会場にお越しくださいましたファンの皆さま、また、試合運営を円滑に実施していただきましたクボタスピアーズ関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。 サテライトリーグ次節は、10月4日(土)、香椎グラウンドにて行われます三菱重工相模原ダイナボアーズとの一戦です。引き続き、ご声援よろしくお願いいたします。