9/7(日) 12:00 中国電力(九州電力香椎競技場)

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キューデンヴォルテクス 中国電力
52   14

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 5 4 0 0 33 52
後半 3 2 0 0 19
中国電力 前半 2 2 0 0 14 14
後半 0 0 0 0 0



出場選手
1 田中 宗法 9 安部 和輝
2 大山 貴弘 → 平野  勉(後半25分) 10 久木元 孝成
3 小野田 寛文 11 森田 啓介
4 川嵜 耕大 → 吉浦 利浩(後半0分) 12 本多 祐三
5 山元 宗一郎 13 吉岡 泰一 → 大坪 弘明(後半23分)
6 河原崎 峻 14 山田 和弘
7 進藤  猛 15 ピーター・ミラー → 吉田 克也(後半0分)
8 端迫 雅俊 → 有馬 昌宏(後半20分)    

レポート

80分間の集中力で見事に勝利!

 9月7日(日)、香椎グラウンドにて、中国電力ラグビー部との練習試合が行われました。

 前日に行われたトップリーグ開幕戦で接戦を逃し、悔しい思いを感じつつも、この中国電力戦で最高の試合を見せることで切り替え、チームの雰囲気、状況ともに良い流れに持っていきたいヴォルテクスメンバー。その思いが全てぶつけられた試合となりました。





 試合開始早々の2分に、早速ヴォルテクスが見せてくれます。敵陣に攻め込んだ22m付近のラックからSO久木元選手、FBミラー選手へ繋ぐと、相手ディフェンスを3、4人抜き去りゴール中央に先制トライを決めます。
  しかし7分、自陣22m中国電力のラインアウトから展開され、トライを奪われてしまい、7対7の同点となってしまいます。
  このトライで火がついたヴォルテクス。ここから流れを掴み、12分にラインアウトからの2次攻撃で、ラックからSH安部選手、SO久木元選手、CTB本多選手へボールが渡ると、巧みなステップで相手を交わし、トライを決めます。さらに17分、20分にも追加トライを奪い、26対7と大きくリードします。




 勢いが止まらないヴォルテクスは、37分にも敵陣に連続攻撃で攻め込み、ラックからCTB吉岡選手、CTB本多選手へ繋ぎ、本多選手は本日2本目のトライを決めます。
  その後、39分にも敵陣ゴール前10mまで攻め込み大チャンスを得ますが、中国電力にターンオーバーされると、チャンスが一転ピンチに。そのままパスを繋がれてトライを許してしまい、前半を33対14とリードして、後半に臨みます。




 ハーフタイムにトンプソンHCは、「前半はとても良かった。先週の三菱重工長崎戦では、前半が良くても後半が悪かった。それを踏まえて、今日の試合は後半40分間も前半と同じパフォーマンスを持続しよう!さらに細かく言えば、もっと精度を上げられる部分がある。きっちり修正して、後半も勝負し、追加点が奪えなかったり、負けたりしないようにしよう!」とメンバーに話をし、選手の気を引き締めていました。




 残り40分が更なる真剣勝負だと円陣を組み、気合いを入れて挑んだ後半戦。
  試合が動いたのは5分。ハーフウェイライン付近のキックチャージでこぼれ落ちたボールを、WTB山田選手が拾い上げ、そのまま50mの独走トライ!40対14とさらにリードを広げます。
  その後もアタックし続けるヴォルテクスですが、両チームともに激しい攻防が続き、なかなか追加点を奪えません。
  このまま後半1トライに止まり、ハーフタイムに言われたことを実現できぬままノーサイドを迎えるのかと思われましたが、33分、ゴール前10mで相手の反則によりスクラムを選択。スクラムからメンバー交代によりNO.8に移った進藤選手がサイドアタックでトライを奪います。




 39分にも、FL河原崎選手がボールを受け勢いよく飛び出し、ディフェンスラインを突破すると、LO吉浦選手がサポートにまわりパスを受け、そのまま走りこんでトライを決めます。
  終わってみれば、52対14と後半は中国電力を完封して見事勝利をあげました。80分間通して集中し、一歩も引かずに攻め続けて挑んだ結果でした。


 最後になりましたが、前日の開幕戦に引き続き、香椎グラウンドにお越しくださいましたファンの皆さま、また、広島からお越しいただきました中国電力ラグビー部関係者の皆さまに御礼申し上げます。
  9月は、トップリーグ、サテライトリーグ(Bチーム)と、試合が続きます。引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします。


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