9/6(土) 19:00 コカ・コーラウエストレッドスパークス(レベルファイブスタジアム)

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キューデンヴォルテクス コカ・コーラウエスト
レッドスパークス
10   16

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 0 0 0 0 0 10
後半 1 1 1 0 10
コカ・コーラウエスト
レッドスパークス
前半 0 0 0 0 0 16
後半 2 0 2 0 16



出場選手
1 中村 嘉宏 9 村上 龍寛
2 谷口 大督 10 齊藤 玄樹
3 田尻 亮 11 今村 圭吾 → 前田 健介(後半35分)
4 吉上 耕平 12 ナイサン グレイ
5 ルーク ドハティ → 浦 真人(後半20分) 13 山口 雄一 → ピーター・ミラー(後半20分)
6 松本 允 → 山本 英児(後半29分) 14 吉永 将宏
7 トム マクベリー 15 黒木 孝太
8 川嵜 拓生    

レポート

接戦の末、惜しくも敗れ黒星スタート

 9月6日(土)、レベルファイブスタジアムにて、待ちに待ったトップリーグが開幕となりました。会場には、約6600人の観客が集まり、キューデンヴォルテクスの大応援団が今シーズンも健在。最高の舞台で、香椎ダービー、コカ・コーラウエストレッドスパークスとの試合が行われました。





 公式戦では初のナイター試合となるヴォルテクス。この開幕戦に勝利し、幸先の良いスタートを切ろうと全員が一致団結し、試合に挑みます。
  前半はヴォルテクスとレッドスパークスの激しい攻防が繰り広げられます。互いに幾度となくチャンスが巡ってきますが、ミスで得点をあげられず、時間だけが過ぎていきます。

 前半19分、黒木選手のナイスタックルにより初得点のチャンスを得ます。相手の反則により、ペナルティゴールを狙いますが、難しい位置ということもあり、SO齊藤選手のキックは惜しくも外れてしまいます。
  25分、今度はヴォルテクスの反則により、レッドスパークスにペナルティゴールのチャンスを与えてしまいます。しかし、ゴールは決まらず、0対0。
  何とか先制して前半に少しでもリードしておきたいヴォルテクス。29分、ラックから右に展開し、HO谷口選手からSO齊藤選手にボールを繋いで、抜け出すと、そのままゴールラインまで走り込み、齊藤選手が右サイドにトライ!会場では歓喜のどよめきが響き渡りますが、スローフォワードの判定により幻のトライとなってしまいます。
  前半40分間、ヴォルテクスの方が優位に立ち、敵陣でのプレーが多く見られましたが、その後もトライを奪うことはできず、両チームともに無得点で前半を折り返します。

 後半も出だしからヴォルテクスの勢いを持続させ、先制トライを奪いにいきます。
  試合が動いたのは、開始直後の1分。敵陣に攻め込んだヴォルテクスは、LOドハティ選手がポイントを作り、ラックからSH村上選手、SO齊藤選手と繋ぎ、齊藤選手がタックルされながらもWTB今村選手にオフロードパスを通すと、そのまま先制トライを奪います。
  7対0とし、追加点を奪ってリードを広げたいヴォルテクスでしたが、前半の激しい攻防戦が響き、疲れが見え始めます。




 14分、最大のピンチを迎えます。自陣ゴール前5m付近で何度もラックを連取され、じりじりとゴールラインに迫られると、ヴォルテクスフィフティーンは必死のディフェンスで守り抜こうとしますが、あと一歩の所で止められず、トライを奪われて7対5となります。続く、3分後の17分にも追加トライを奪われ、レッドスパークスに逆転されてしまいます。




 流れは、レッドスパークスへ移る中、20分に敵陣でレッドスパークスの反則によりペナルティゴールを狙います。ゴール正面ではあるものの、およそ40mもある距離。それをキッカーの齊藤選手が見事に決め、10対10の振り出しに戻します。
  27分、ヴォルテクスに絶好のチャンスが巡ってきますが、ミスでトライを奪えず、32分には、自陣ゴール前で反則の繰り返しによるチームシンビンを受けCTBグレイ選手が10分間の退場。その反則によるペナルティゴールを決められ、13対10と再び逆転されます。




 ノーサイドまで14人でディフェンスし続け、レッドスパークスのアタックを止め続けますが、40分にも反則を犯し止めのペナルティゴールを決められ、16対10でノーサイドを迎えました。
  必勝を誓い挑んだ開幕戦、残念ながら、香椎ダービーを制すことができず、惜しくも敗北を喫しました。


 試合終了後、中村主将は、「九州(香椎)ダービーで大事な試合だったが、負けてしまいました。残り12試合で勝ち点を積み上げ、順位を上げていきたいです。」と悔しさと疲れの入り混じった表情で言葉を噛みしめるように話しました。

 神田監督は、「13分の1の試合が終わり、次の試合に向けて切り替えないといけません。これから良い試合ができるように残りの試合の準備をしていきたいです。選手は、良い試合をしました。勝敗の分け目は、肝心なところでのミスです。修正し、次の試合に臨みます。」と試合を振り返りました。


 最後になりましたが、会場にお越しくださいました大変多くのファンの皆さまをはじめ、OBを中心とする応援団の皆さま、九電グループ関係者の皆さま、また、九電商友会をはじめとするお取引先関係各社の皆さま、熱いご声援をありがとうございました。残り12試合、ご期待に添える試合を展開できるように頑張りますので、今後ともご声援のほど、よろしくお願いいたします。

 第2節は、9月14日(日)月寒屋外競技場にて行われます、サントリーサンゴリアス戦です。引き続き、熱いご声援をお願いいたします。


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