8/30(土) 16:00 三菱重工長崎(九州電力香椎競技場)

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キューデンヴォルテクス 三菱重工長崎
31   7

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 4 3 0 0 26 31
後半 1 0 0 0 5
三菱重工長崎 前半 0 0 0 0 0 7
後半 1 1 0 0 7



出場選手
1 有馬 昌宏 9 安部 和輝
2 濱田 修一 → 田中 宗法(後半0分) 10 瓜生 丈治
3 小柳 和幸 11 山田 和弘
4 山元 宗一郎 12 大坪 弘明
5 吉浦 利浩 → 川嵜 耕大(前半38分) 13 吉岡 泰一 → 森田 啓介(後半0分)
6 河原崎 峻 14 久保 章太
7 進藤 猛 15 吉田 克也 → 本多 祐三(後半30分)
8 端迫 雅俊    

レポート

勝利するも、噛み合わない歯車に落胆のヴォルテクス

 8月30日(土)、香椎グラウンドにて、三菱重工長崎ラグビー部との試合が行われました。

 トップリーグ開幕を目前とし、チーム内のメンバー争いが激化。トップリーグの舞台に立つために、Aチームに負けないゲーム内容・パフォーマンスが必須となるBチームメンバー。トップリーグ開幕前の力の見せ所となる三菱重工長崎戦に、モチベーション高く挑みました。


 試合開始9分、敵陣に攻め込んだヴォルテクスは、相手の反則によりチャンスを得ます。ゴール前5mラインアウトからモールを押し込みNO.8端迫選手が先制トライを奪います。
  これを機に波に乗りたいヴォルテクスですが、随所にナイスパス、ナイスキックが出るものの、あと一歩のところでミスにより自滅してしまいます。20分近く攻防を繰り返した30分に、ようやくヴォルテクスに勢いが出始めます。敵陣に攻め込み、2次攻撃でCTB吉岡選手が右サイドラインぎりぎりを突破し、トライを決め12対0とします。
  続く38分には、連続攻撃後、ラックからSO瓜生選手、WTB山田選手、FB吉田選手、WTB久保選手と右に展開し、久保選手がそのままゴール右隅にトライを奪います。
  前半終了間際の40分にも追加トライを決め、26対0と完封して前半を折り返します。




 ハーフタイム中、トンプソンHCは、「自分たちで自分の首を絞めている。3次、4次攻撃に繋ぐためにアタック時の仕事量を増やそう!ボールを持っていない時も、全員で動こう!!」と力を出し切れていないメンバーに向けて檄をとばしました。

 前半の残り10分間の勢いを持続し、スタートからヴォルテクスのリズムで挑もうと決意し臨んだ後半、12分に右22mラインアウトからSH安部選手、FL河原崎選手、SO瓜生選手、WTB久保選手がトライを決め追加点を奪い、31−0と大きくリードします。
  しかし、その後はミスが連発し、歯車が噛み合いません。チャンスを自ら尽く潰し、敵陣へ攻め込むも追加点を奪うことができないまま、30分に相手SHに独走トライを奪われてしまいます。




 結局、試合終了までヴォルテクスの展開ラグビーを披露することなく、31−7で勝利するものの、反省点、悔いの多く残る不甲斐ない試合内容に、試合メンバー含め全員が落胆の表情でグラウンドを後にしました。

 最後になりましたが、香椎グラウンドにお越しくださいましたファンの皆さま、また、長崎からお越しいただきました三菱重工長崎ラグビー部関係者の皆さまに感謝申し上げます。
  9月1日から気持ち新たに、トップリーグ開幕戦のコカ・コーラウエストレッドスパークス戦、その翌日に行われる中国電力戦で必ずや皆さまのご期待を裏切らないようヴォルテクスの力を出し切り、感動できる試合を行いますので、引き続きご声援をよろしくお願いいたします。

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